「七」を含む小説

七月七日は七夕の日。笹ノ葉村に住む水野沙彩（みずのさあや）は、毎年七月七日に行われる七夕祭りの今年の巫女として選ばれた。沙彩の役目はお祭りで巫女の舞を披露すること。踊りや運動が苦…

学園青春コメディ 春――東城（とうじょう）高校二年生の男子生徒、退屈なことが苦手で刺激的なことが好きな遠山凪（とおやま・なぎ）は、春の嵐の日に教室で桜の嵐（桜の嵐とは、春の嵐の…

気付いたら『私』は夢中になっていた本の登場人物になっていた。 序盤で、物語から消えてしまう哀れな脇役、善良だが愚かな伯爵夫人セレスに。彼女は十七歳という若さで、夫の浮気相手に毒殺…

　どうも。こちらは、同題異話主催者のわたくし、夢月七海が、参加作品を読んで、その感想を書く場所です。 　タイトルには意味深に、「三丁目」とありますが、私が主催する同題異話は三回目…

都内第一の名門大学を卒業した僕・佐野ましろ。 だが、4年生の夏になっても就職先は見つからず……。 未来への不安と焦燥感に苛まわているある日、 僕の前にちょっぴり不思議な少女が現…

　自信をなくした高校生男子が名探偵志望の先輩（男）と組み、幾多の事件を解決して行く連作ミステリ。 　七日市学園は多様な才能の持ち主を求める私立高として知られる。異才が集う場である…

　この世は常に視えぬ脅威に晒され続けている。 　人にあだなす怪異、あやかし、邪神の復活を目論む異能者達──それらと日夜戦い続ける者達がいた。 　皇紀二六六七年、日本皇国。大學の神…

古く昔から悪妖や怨霊を討伐してきた祓い屋。昔は沢山の祓い屋が居たものの時が経つにつれ妖を見えるもの、術を扱えないもの、など様々な理由で衰退化し祓い屋の数は減っていた。しかしそんな…

敏腕会長によって集められた６人。 学校の七不思議の１つである 《奈落の底につき落とす幽霊》の正体を暴くように命じられて――？ 噂話をもとに真実にたどり着こうとするが 会長の…

二千字〜七千字程度の、さっくり読める短編を集めました。お暇つぶしのお供などにどうぞ。

女髪結が厳しく規制されている江戸時代。女髪結のお新は新吉原の見世「白木屋」の新造（若い遊女）である花駒と、彼女とよい仲の、白木屋で働く才三郎を騙し、花駒を家に連れ去る。困った白木…

　かつてあった人間の繁栄は、魔物によって破壊された。第二次世界大戦以来の人間対魔物。その戦いは、およそ七時間で、決着がついた。勝利したのは魔物だった。人間の意志が曲げられ、人間の…

その日、少年は運命と出会った──。 【ワタシはお前と共に歩もう】 少年・辰真（たつま）は眠りについていた妖魔・ライと対等な契約を交わし、相棒関係になった。その事はすぐに問題視…

　七日以内に死ぬ人間の、死んだときの姿が視えてしまう男子大学生・守部 結人（もりべ ゆうと）は、ある日飛び込み自殺を図ろうとしていた見ず知らずの女子大生・橘 逢生（たちばな あい…

※隔日か二日おきくらいで更新できるよう、努力します。 ※引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。 これは、どこにでもあるごく普通の小学校から始まるお話。 時は20XX年、夏休…

レ・ユエ・ユアンの舞台より三〇〇年前、法王歴七〇四年。 〝永妃〟と呼ばれるティ・ルフ王国の女王・ルネアは、褐色の人々を奴隷として売り払う商人たちを成敗して回り、民から人気を集めて…

攻撃魔法を一切使えない「最弱」の魔術士、ユズィク。しかし、彼の向かう先では血煙が舞い、去った後には首のない死体だけが残る。二つ名は“緑玉”。“緑玉の断頭台”。

レン：この物語の主人公。妖が見える。 綾：あやかし古書店の店主。 七緒：あやかし古書店のベテランバイト。

10歳のエドワードの趣味はダンジョン探索。 特にお金を稼ぎたいという目的な訳ではなく、冒険者として有名になりたい訳でもない純粋な趣味。 一応、みんなと楽しそうなダンジョンを共有し…

夏休み前日、俺は女子小学生に捕獲された。 自由研究として大人の観察日記をつけ、その馬鹿さ具合を大人に客観視させることが彼女の目的らしい。大人を舐めているとしか思えない凶行である。…