同題異話三丁目・番外地
夢月七海
四月号編
同題異話・四月号 真新しい靴がステップ
現在、二〇二四年度の同題異話・四月号、タイトルは「真新し靴がステップ」を開催中です。
詳しい参加条件と内容は以下にあります。
→https://kakuyomu.jp/user_events/16818093074764349741
はい、唐突ですが、自主企画「同題異話」への参加作品を読んだ感想を書く場を設けさせていただきました。
同題異話は、二〇一八年度、二〇二一年度にも開催しましたが、今回のように感想を書くエッセイを開いたのは初めてです。さて、この決断が、吉と出るか、凶と出るのかは全く分かりませんが、皆さんと一緒に、最後まで走り抜けられたら、と思っています。
では、この場を借りて、今月のタイトル「真新しい靴がステップ」が決まるまでの話を。と言っても、大したことではないのですが、
同題異話は四月から三月までの一年間、一月毎に開催する企画なので、一番最初のタイトルはとても大事です。二〇一八年の四月は「春はまだ青いか」、二〇二一年の四月は「初めましての距離」と、何かしらのスタートを予感させるタイトルだったので、今回もこれを意識しました。
スタートと言えば、という連想ゲームで色々考えていった候補の中に、「新しい」がありました。ストレートな物言いですが、悪くはないんじゃないかなと。
「新しい○○」を何にするのか、「靴」に決まるまでの過程は覚えていないのですが、さほど無理なく出てきた気がします。「ステップ」という単語も、そこにつなげるように現れました。
ただ、「新しい靴」と「ステップ」をどうつなげるのかが問題です。まあ、普通に考えたら、「新しい靴でステップする」か「新しい靴のステップ」が出てきますが、タイトルだから、もうちょっと捻ったものにしたい。それに加えて、同題異話のタイトルを決める際の自分のルールが、足を引っ張りました。
それは、「一度使った助詞は使わない」と「頭文字は被らないようにする」でした。「で」や「を」は何か他のタイトルで使いそうな気がしたので、「が」を当てはめ、頭文字の「あ」も他のタイトルで使うのが決定していたので、「真」を泣く泣く付けました。
そうして完成したのが、「真新しい靴がステップ」というタイトルです。なかなか癖の強く、取り扱いにくいタイトルとなりました。
しかし、そんなタイトルでも参加してくれる方がいるのは嬉しい限りです。これから、その作品を読むのが楽しみになってきました。
では、四月中の自主企画、皆さまもどうぞ楽しんでいただければ幸いです。
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