概要
自分の生き方
古く昔から悪妖や怨霊を討伐してきた祓い屋。昔は沢山の祓い屋が居たものの時が経つにつれ妖を見えるもの、術を扱えないもの、など様々な理由で衰退化し祓い屋の数は減っていた。しかしそんな中でも衰えることを知らない一族が居た。それは名家とされ水龍の加護を持っているとされた“水竜家”という一族なのだ。水竜家には現当主の他、当主の妻、その二人の四人の兄弟と末の娘の七人呑が本家の血筋を正しく引いている者である。しかし現当主、兄弟達は女子では祓い屋になれぬという考えを持ちその兄妹達の母もまたそう考え全てを当主へと託した。その結果、末の娘と兄達への対応の差が酷かったとか。そして兄達もまた妹であるはずの娘を虐げ下に見ていたとか。しかしそんな末の娘にはちょっとした秘密がある、兄達に劣らず、いやそれ以上の力を持っているという秘密を。これはそんな子のお話。
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