「もこ」を含む小説

ある姉弟の祝福と惜別の物語。

魔王を討った勇者の息子は、ある夜、父に連れられて城の外に出る。 第五回こむら川朗読小説大賞参加作です。 お題：「男性の一人称」

ﾀｲﾄﾙはｲﾀﾘｱ語です。 僕には好きな人がいる。 片想い歴は五年。 高校時代からの片想い。 同性というこもあって 尚更伝えられずにいる。

あさりうどんと腹の中の海とあさりの話。 「第五回こむら川朗読小説大賞」参加作品です。

夏の夜、高校生2人から「人を殺した」と通報があった。しかし彼らは互いに「自分が殺した、悪いのは自分だ」と言い張る。二人ともがそんなことを言うのはありえないのだと、彼らの話の真実を…

【魔法使いの新スポーツ・バトル――「カラフル・スター」……そのルール】 １、参加者は魔法使い限定。 ２、『筆ペン＝杖』を使用し、道具の『色』を吸収することで、筆ペンの色を上書…

幽霊をネットオークションに出品している学生の身に起こった話 ※この物語は、日本国の法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。

勇者クレラスは魔王に敗れた。そして、食われてしまった……。ところが、魔王のう〇ことして甦る。しかも、魔王の持つ強大な力の全てを搾り取りその身に宿していた。ここに最強う〇こ誕生す！…

ネブラスカの田舎町で、ぼくは毎年春にこの町へとやってくるジェシーを待っている。根無し草のジェシーは、ぼくがいっとう憧れる大人だった。第五回こむら川朗読小説大賞参加作品。

　題名は「エル・アリストクラタ」と読みます（※スペイン語で「貴族」の意）。 　とある「今日から私は」というお題の短編コンテスト応募用に書いたものにして、〝エルピラ・サイクル（作…

ある日の深夜０時のバイト帰り、突然、龍にさらわれた。 目が覚めるとごつごつとした洞窟の中だった。気づくと真っ裸で、そこにひげを生やしたイケメンの男が入ってきた。 「私たちはひとつ…

第五回こむら川朗読小説大賞参加作品です。 ワンルームで半泣きの兄貴、呆れているおれ、昨日出来上がったらしい死体。外にいるだろうセミは痛いくらいの日差しで元気をなくしているらしく、…

知人から嫁取りを勧められて否応なく写真花嫁を取ることになった僕の話。 SNSで三題噺のお題を募集しました。【手紙】【ホノルル】【愛】 第五回こむら川朗読小説大賞参加作品。お題【…

第五回こむら川朗読小説大賞参加作です。 夏の午後、サークル室で行き遭った後輩に奇声を投げつけられた挙句、雑談に付き合わされる話です。

　十四歳、中学二年の夏休み。 　俺の姉と、その姉が初めて我が家に連れ込んだ〝彼女〟。 　激しく愛し合う女ふたりは、どうしてか俺を挟んで睦み合うのだった。 【お題】男性視点・一人…

とあるオトコノコのお話。 ※以下、二つの自主企画に寄せて。 『第五回こむら川朗読小説大賞』 《テーマ：「男性の一人称小説」》 （https://kakuyomu.jp/use…

六年に及ぶ外惑星勢力と地球の戦争は終結し、徴兵されていた俺は地球に帰還した。 故郷の駅に俺を迎えに来たのは、幼馴染みのシュウ。 彼は言う。「お前が無事に帰ってきてくれて、ほんとう…