概要
我らはそれほどに愛されていた。
魔王を討った勇者の息子は、ある夜、父に連れられて城の外に出る。
第五回こむら川朗読小説大賞参加作です。
お題:「男性の一人称」
第五回こむら川朗読小説大賞参加作です。
お題:「男性の一人称」
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!魔王亡き後の平和なはずの世界
かつて勇者として魔王を倒し、人の王となった男が、息子を連れて出たとある夜のお話。
王から息子への語りかけの形式で綴られた、魔王討伐後の世界を描いた異世界ファンタジーです。
もうとにかく不穏!
平和な世界のはずなのに、のっけからヤバげな空気感がもりもり滲み出ているのがもうすごい。
こちら(読み手)がまだ幼いであろう子供の立場であることもあり、大変そわそわハラハラしながら読みました。この緊迫感!
物語の内容に関しては、ネタバレになりそうでちょっと触れづらい……。
のですけれど、とりあえずタグでチラ見えしている部分はオーケーと思って触れるのであれば、「崇拝」感がとても好き。
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