「短編もの 万人向け」を含む小説

大正の頃から続く小さな古本屋。赤字続きで、その店はあと10分で店じまい。そのとき、駆け込んできた最後のお客は、女子中学生だった。はたして、彼女は何を買うのか。最後の１冊に選ばれた…

　森の中にポツンと小さなお店があった。 　その店の名は『螢書店』という本屋で、店の店主はなんと螢の妖怪だった。 　そこに訪れた少年 勝俊（かつとし）は、ある一冊の本を手に取り物語…

姪の千紗（ちさ）と一緒にとても大きい本屋にやって来た社会人の私。 千紗に本屋で一つだけ買ってあげる約束をする。子供には自分で本を選ばせろって言うもんね！ 千紗は一体どんな本を選ぶ…

とある星で古本屋を営むマージの元へ、宇宙船が落ちてくる。その中には、遠い昔に滅んだ地球からの探索者、キヨシが乗っていた。彼は本をあまり読んだことがないという。マージは本を勧め、キ…

1990年代、日本。 金のない私達学生にとって、古本屋は宝の洞窟だった。 これは貧乏学生と古本屋を巡る、醜い争いの物語。

オレは高校生の時に訪れた古書店で不思議な女性と出会う。 彼女との再会はそれから長い時を経た後だった。

子どものころ、お父さんとお母さんに教えてもらった、甘い、辛い、酸っぱい、苦い、美味しい、不味いといった色んな味覚。毎日3食しっかり食べて育ってきたから、忘れるはずないんだ。 だ…

【KAC20231】参加作品。 現代の本屋を舞台にした恋愛短編小説。 設定はシンプルに登場人物は2人だけで、手軽に読めるようになっています。

スランプに陥った美大生の私。 ある日、帰り道に通りかかった民家から、味噌汁の香りが漂ってきた。 すると、懐かしさとともに描きたい絵が思い浮かんでくる……。

友人・紺野の葬式のために大阪を訪れた誠一。十年ぶりに再会したいとこ・あやめと共に、彼は紺野からの遺言を開くが……。 ―――――― 【備考】 行間をあまりとっていないのは意…

毎週本屋を訪れている佐藤は、本屋の店員の幸子に好意を寄せていた。勇気を振り絞って自身の連絡先を書いた紙を渡す。果たして、幸子からの連絡はあるのだろうか。

僕は今日も眠りにつく。 あの不思議な本屋さんへと行く為に。 ツマラナイ毎日の繰り返しに疲れていた僕はいつだったからかあの場所へと行けるようになった。 現実なんてどうでもいい、だっ…

紙媒体がが大好きな私は、大型書店を物色する。 たっぷり見て回り、本を購入して店から出る時に気づく。どうやら本の発売とともにサイン会をするようだ。 失敗した。

腎臓1個いくら？の続きとなるノンフィクションを、ちゃんちゃん焼きくらいに炒めて隠して綴ります。 作者の偽名は「なぎさ」で固定ですが、それ以外は作者ですら把握しきれていない部分が…

きっと、どこにでもある、かけがえのない本屋さんの話。 ※カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ（KAC2023）の第1回目のお題「本屋」に挑戦するために書いた作品です。

大切なあなたにお礼の言葉を届けたくてある場所に訪れる。 その場所は隠れたように佇む本屋さん。 そこには、一人の老人が店を切り盛りしている……。

【KAC2023第１回『本屋』】参戦作品 　古本好きな主人公。 　その日は忘れられない日となった……。

時は2100年、世界人口は遂に100億人の大台を突破し、少子高齢化に伴う人間社会の生産力低下によって、食糧危機や貧困格差といった積年の問題は悪化の一途を辿っていた。 22世紀を…

KAC20231「本屋」参加作品です。 「あなたの人生、高値で買います。」 そんな本屋に迷い込んだ男は、自分の人生を売ることで大金を得る。 「自分の人生を売る」とは、いったい何…

本屋を営む親子の物語。