古本屋は本当に宝の洞窟だった。
古本屋を巡って繰り広げられる物語は、予想以上のものでした。
読んでいると宝の洞窟が、本当にぴったりの表現だな、と思います。

約1000文字の短い物語の中に、たくさんの人間ドラマが描かれていて、
賢い主人公の閃きにも注目です。
そして最後には、えっ？と驚く結末が待っています。

ぜひ読んでみてください、オススメです！

古本屋。
それは人によっては欲しい本が安く手に入る場所。
その見方を少し変えた『私』が始めた行動。
それはやがて大きな波のように主人公の周辺の環境を変えていきます。
人間の欲と業を垣間見ながら、一つの終わりを見届けた主人公に知らされる驚愕の事実とは。
その真実、ぜひご自身でご確認くださいませ！