「小説らしい小説」を含む小説

第10話まで短編物語を掲載。 少しだけ長編小説を書くためのリハビリを兼ねて。 表には出てこない英雄を語る。

その者、いつこの世に出で、知られたか、誰も存ぜぬ。しかしその姿を見初めし者、皆一様に「ヤバい」と表す。ヤバき者はヤバかった。そのヤバさは諸所に名を広げ、ヤバき者のヤバさは口にする…

高校一年生になった少女・紫冬菜は、従兄の住んでいるお茶の水近辺に一人で引っ越してきた。 会いたかった従兄・小岩井湊は探偵をやっているものの収入は不安定、友人の塩屋翔真が経営するT…

纏わりつく空気に、世界と自分の境界が分からなくなっていく、沈みがちな夜の部屋。 そんなときは、少しだけ風を感じてみよう。 ＊＊＊ いただいたお題「洗濯機×曖昧」から着想を得…

初めまして、天川裕司です。 ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。 また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。…

一人の主人公がありきたりな生活の中で思うことを切り取った作品。あなたが共感できることも見つかるかもしれない。

一九九〇年代に勃発した紛争に関する研究をしている恋人に甘えたくて、彼の苦手な数学の問題を出してしまう。答えられなければ、罰ゲームと称して、ぎゅっと抱きしめてもらえるからだ。 一度…

　夏が落ちて行く。太陽が落ちて行く様に。僕も落ちて行く。太陽が落ちて行く様に。 挑戦的な日本語　文法　インターネット小説の独自性　の追求だ！！！！！！！

古典の教師・鈴木 葵に向かって男子が冗談で質問した「結婚してるんですか？」に対して、彼女は思いもよらぬ理由を答える。生徒それぞれの心に残る、先生の『作り話』とは── ※第二回遼遠…

　小説家を夢見る気弱な女の子、加賀見ありさはよく夢の中でふしぎの国に迷いこむ。 　そんなある日の放課後、友人たちに自分の小説をバカにされたありさは教室を飛び出し、ひと気のない東棟…

　新しいパパを迎え、新しい姓の『梅田』……令和二年の三学期、つまり中学一年生の三学期から、僕は『梅田千佳』と名乗ることとなる。名は『千佳』で、一応は女の子で、まあ、俗にいうと『ボ…

時事ネタから季節ネタ、日常のアレコレを #140字小説 にして、書き続けます♪

四方を山と海に囲まれた陸の孤島のような今井町で、神社に供えられた生首が発見された。被害者の名は碇屋恭一、町の網元、碇屋家の嫡男だった。振袖村と呼ばれたこの地は平安の昔から東の庄屋…

タイトルとあらすじって超むずいじゃんです。助けてください。

自主企画「夏の揚げモノ小説祭り」 https://kakuyomu.jp/user_events/16818093081749695625 こちらに参加させて（揚げ物を）いただ…

人生はつまらない、なんて。 もしそう思うのなら、もう一度考え直してみなよ。 本当に、つまらない？ 示したくはないの、キミの存在を。人生を。

いや、ただの愚痴です。 ふと思ったこと等をつらつらと書いています。

　不思議な穴に入った僕と直道は、惑星トラニバのダンジョンの中にいた。そこで出会ったエルフのシオンさんから、このダンジョンでドラゴン・ロードが復活したのか調べるので手伝って欲しいと…

転校先で出会ったのは３人の気さくな友人たち 学生生活は楽しくなりそうだと思っていたのだけれど…… 「お前、気持ち悪いんだよ」 クラスメートのそのひとことが、僕の生活をお…