カクヨム甲子園開催記念!暁 なつめ先生インタビュー!

https://cdn-ak2.f.st-hatena.com/images/fotolife/k/kadokawa-toko/20170710/20170710154124.jpg



 カクヨム運営です。

 今回は、”文学はキミの友達。「カクヨム甲子園」”の募集開始を記念して、 最終選考委員を務めてくださる暁 なつめ先生(小説家/代表作:『この素晴らしい世界に祝福を!』)にインタビューをさせていただきました! 参加する高校生に向けたメッセージもいただきましたので、最後までお見逃しなく!

暁 なつめ
福井県越前市出身。 2013年に角川スニーカー文庫より「この素晴らしい世界に祝福を!」で書籍化デビュー。 「けものみち」(角川コミックス・エース)ではコミック原作も手がけている。

この素晴らしい世界に祝福を!     あぁ、駄女神さま (角川スニーカー文庫)

この素晴らしい世界に祝福を! あぁ、駄女神さま (角川スニーカー文庫)

▲カクヨムで試し読みが可能です!


Q1. 早速ですが、初めて読んだ小説を教えてください。また、影響を受けた作品があれば、そちらも教えてください。

A. 初めて読んだ小説は水野良先生のロードス島戦記です。この本のおかげでファンタジー小説にハマり、自分の書くジャンルが構築されたと思います。

新装版 ロードス島戦記    灰色の魔女 (角川スニーカー文庫)

新装版 ロードス島戦記 灰色の魔女 (角川スニーカー文庫)


Q2. では、初めて、小説を書いてみようと思ったのはいつ頃ですか?

A. 小説を書こうと思ったのはこのすばが書籍化する数年前でしょうか。 それまではロクに文章を書いた事もなく、作家を目指そうとも思いませんでした。


Q3. 最初の作品を完成させる際に、楽しかった点、苦労した点があれば教えてください。

A. 苦労した点は、まず一番最初の書き出しです。そしてキャラクター作りでしょうか。 楽しかったのは物語が佳境に入り、盛り上がるシーンを書いている時です。そして、書き上げた時の達成感が最高でした。


Q4. 作家活動を本気でやってみよう!とスイッチが入った瞬間はありましたか?

A. 初めて書いた小説が、某出版社新人賞の一次審査を通った時、誰かに読んでもらえた事を認識して嬉しくなりました。 それから、誰かに読んでもらえる事の楽しさを知り、のめり込んでいったのを覚えています。


Q5. ご自身の高校時代の様子をおしえてください。

A. 自分の高校は男子高でした。そのため、甘酸っぱい青春を送った記憶がありません。 それなりに楽しい高校生活でしたが、それでも、どうして自分は共学に行かなかったんだと後悔した覚えがあります。


Q6. この夏、創作活動に取り組む高校生に向けて、エールをお願いします。

A. 自分は子供の頃から文章を書く事に苦手意識を持っていました。 作文も嫌いで高校時代もそれは変わらなかったと思います。 そんな自分でも、今はこうして作家になる事ができました。 高校生の頃から創作活動が好きな人達は、自分よりもたくさんの可能性があると思います。 自分には無理だ、できっこないと諦めず、まずはやってみる事から始めてはいかがでしょうか。 皆様の書き上げた作品を、楽しみにお待ちしております!


暁先生、ありがとうございました!

カクヨム甲子園の応募〆切は9月10日!時間はたっぷりありますので是非チャレンジしてください。 たくさんのご応募お待ちしております。

▶ロングストーリー部門の応募作品はコチラ

▶ショートストーリー部門の応募作品はコチラ