概要
「何周目だっけ?」「……」「装備重いし帰ろう?」「……」(首を振る)
隆盛を極めた魔導文明の破滅から百年、人々は魔導文明の残骸をダンジョンと呼び、そこから資源を回収してくる者を冒険者と呼んだ。
自らの危険と引き換えにダンジョンへ潜り、湧き出す魔物を打ち倒し、財宝を得る冒険者は、成功すれば巨万の富と栄誉、更には強大な力を得るが、失敗すればケガでは済まないハイリスクハイリターンな職業である。
このお話は何故か未探索のダンジョンで目覚めた名無しの鎧騎士が、少女冒険者アリシアを心のままに助けた結果、あっと言う間に後輩冒険者に仕立て上げられてしまう物語。
名無しの鎧騎士は様々な呪いを受けている為、喋れない上に鎧を脱げず、しかも記憶喪失。他にも大小の問題が山積み。呪いを解きたい鎧騎士改め後輩冒険者は、依頼やダンジョンをハック&スラッシュし、強い装備を集めながら呪い
自らの危険と引き換えにダンジョンへ潜り、湧き出す魔物を打ち倒し、財宝を得る冒険者は、成功すれば巨万の富と栄誉、更には強大な力を得るが、失敗すればケガでは済まないハイリスクハイリターンな職業である。
このお話は何故か未探索のダンジョンで目覚めた名無しの鎧騎士が、少女冒険者アリシアを心のままに助けた結果、あっと言う間に後輩冒険者に仕立て上げられてしまう物語。
名無しの鎧騎士は様々な呪いを受けている為、喋れない上に鎧を脱げず、しかも記憶喪失。他にも大小の問題が山積み。呪いを解きたい鎧騎士改め後輩冒険者は、依頼やダンジョンをハック&スラッシュし、強い装備を集めながら呪い
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!奮闘する主人公の鎧騎士と、その相棒となる陽気な少女冒険者・アリシア
何とも勢いのある書き出しに、一気に物語の世界に引き込まれました。失った記憶を取り戻そうと奮闘する主人公の鎧騎士と、その相棒となる陽気な少女冒険者・アリシアの掛け合いが微笑ましいですね。
ダンジョンでの戦闘シーンは臨場感たっぷりで、スリリングな展開に目が離せませんでした。特に、鎧騎士が呪いによって体が勝手に動いてしまうのは面白い設定だと感じました。
アリシア視点の章では、彼女の明るくて前向きな性格がよく表れていて、読んでいてこちらまで元気になれる気がしました。鎧騎士への好意や信頼も伝わってきて、ほっこりしました。
ただ、装備を求めてダンジョンに何度も潜ったり、魔力酔いを起こしてし…続きを読む