概要
金欠イケメン公爵、裏の顔が見える異能の青年、飼主が欲しい猫が悪魔に挑む
記者志望のブラッドは霊感が強い上、人の裏の顔が見える異能のせいで失業中で宿なし。ある日「住み込み」という条件につられ通称クラレンス・ホール(公家屋敷)という貴族の邸宅の求人に応募した。雇い主はラルフ・ローレンスという美青年。彼は公爵家の令息であり心霊現象を体験する目的で公家屋敷を買い、屋敷についてきた猫ドリアン卿と共に住んでいるが霊感がないため心霊現象を体験できず、霊と話せる人物を探していた。一方、心霊現象のため一年に三回も飼い主が変わるという不遇の猫ドリアン卿はラルフが四人目であり、安定した飼い主を探していた。
単に心霊現象を体験するはずだった二人だが、屋敷に囚われている地縛霊カーラの依頼で、魔導書と地獄への鍵を見つけ、屋敷に棲む悪魔エリザベスと悪魔崇拝の邪教集団の復活を阻止することにす
単に心霊現象を体験するはずだった二人だが、屋敷に囚われている地縛霊カーラの依頼で、魔導書と地獄への鍵を見つけ、屋敷に棲む悪魔エリザベスと悪魔崇拝の邪教集団の復活を阻止することにす
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- ★★★ Excellent!!!数が全て伏線! ホラーテイスト推理小説!
建物のどこかに隠された「秘密の部屋」や「魔法のアイテム」を探索するといった、ギミック要素が大好きな読者様は、間違い無く心奪われる作品です!
探偵役と助手役「2人」で謎解きをするタイプの「バディミステリー」は、この著者様が最も得意とする分野で、他の著作においてもその類い希な手腕に感嘆がこぼれます。
バディものの魅力の一つと言えば、探偵役と助手役の会話劇です。コメディとシリアスの具合が実に絶妙で、会話の応酬のテンポが心地よいのが特徴! もしも私がヒロインの「アイビー」だったら、この2人のやりとりをながめながら、紅茶を二杯三杯、なんどもおかわりしちゃうでしょう。それくらいずっと眺めていたい。
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