29 冬の陣への応援コメント
拝読致しました。
あれ、真田さんて、豊臣の御一門なのでしたっけ。恥ずかしながら、知りませんでした(^_^;)
十万人の牢人、これが秀頼さんの受動的自殺のお伴と思うと、やるせないものがありますね。
いずれは宮本村の武蔵さんも加わるわけで。
籠城は、家康さんのご高齢を思えば必ずしも理がない訳ではないと思いますが、かなり兵糧が必要になりそう……。
お歳暮に鯛とゴマ油をカートン単位で贈るしかないですね(@_@;)
作者からの返信
いちおう、豊臣姓は賜ってますので、そういう意味では豊臣信繁ということになります。
あと、拙作ではある理由があって一門扱いになっています。
十万人の牢人の中には、一旗揚げようと思っている人たちも入れば、間者もおりますので、秀頼の心の中を知ったら、「?」と思うことでしょう。
武蔵……この頃だと、まだ名を上げようとしている頃かな。
でも、徳川方にいたという説もありますし、どうなんでしょう^^;
籠城策の狙いとして、家康の高齢……うーん、どうなんでしょう。
いちおう、秀忠がいるから、家康が鯛の天ぷらを決めてしまっても(笑)、戦闘続行になると思います^^;
ありがとうございました。
26 真田左衛門佐信繁への応援コメント
真田信繁まで参戦!
オールスター勢揃いですね。
誰もが家の存続のために命がけ。ほとんどそのために生きてるような時代の感覚は、我々の想像を超えてますね……。
作者からの返信
もうここまで来たら、大坂の陣を書こうと思い、そうしたらこの人は避けて通れない(笑)
まさにこの時代のオールスターみたいになってしまいました^^;
戦国という時代が終わろうとしているので、まさに最後の生き残りをかけた戦いといえます。
そういう状況では、何でもありになってしまい、だからこそ想像を超えたことが起こりえるのでしょう……。
ありがとうございました。
43 ゆくすえへの応援コメント
お疲れ様でした!
「秀頼は秀次の子」は正しい、という前提で読んでいましたので、あの大どんでん返しはそりゃもう衝撃でした。
確かに、「みんな、狂ってる」のに瑞龍院様の言うことを鵜呑みにしていい訳がないんだよなあ^^;
いやはや、四谷軒さんの掌の上できれいに転がされた感がありますね(笑)
そして、どこか「夢の跡」のような大団円が。「藤吉郎」はこれからどこに行くんでしょうか。シャムのアユタヤ?
【それ違う人や】
すごく面白かったです!!
作者からの返信
ありがとうございます。
当初のプロットは「秀次パパンと明かして終了」だったので、作者的にもどんでん返しでした(笑)
字数が足りなかっ……ゲフンゲフン、でもこのままだと、大坂の陣を書いた方がいいな、と思いまして、全てを元に(史実に?)戻す展開と相成りました^^;
瑞龍院も年齢が年齢なんで(長生きしましたが)、正気を保つことが難しかったのです……某キンカン頭のように。
またこのネタかよ、と思われないよう必死でした^^;
そしてラスト。
ホントはみんな狂ってると叫びながら千姫無双だったはずが(笑)、大団円です。
シャムのアユタヤ……世界の山ちゃん(笑)になれたらよかったですけど、ちょっと「藤吉郎」は権力闘争はもう無理でしょう。
でも南海を目指しているのは合ってます。
そういう裏設定で、「花の慶次」の琉球編みたいになって……あれ、これも権力闘争が(笑)
それでは、おかげさまで完結いたしました。
ありがとうございました!
43 ゆくすえへの応援コメント
それぞれがそれぞれの場所へと。そして藤吉郎じゃない藤吉郎が会いにきましたか。この藤吉郎はどこに行ったのでしょう?もしや海を越えて……??
そして定子さんは徳川の子に。こうして豊臣の子らはいなくなったのですね。完結お疲れさまでした!
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
はい、それぞれがそれぞれの場所へと収まりました^^;
アナザー藤吉郎、真の意味で自由になるみたいで、最後の挨拶に参りました。
島津の殿様の体面もありますし、国外ルートが濃厚です^^;
完子、歴史上は「豊臣完子」のままなんですけど、改めて江と縁組して、徳川の子となりました。
そして豊臣という桎梏は消えたのだと言えるのは、やはりこの人だな、というところで終幕でございます^^;
ありがとうございました。
43 ゆくすえへの応援コメント
完結お疲れさまでした。
一代で天下人にまで駆け登った藤吉郎。
しかし、その残した家の名は砂上の楼閣と消えました。
豊臣の子であった完子さんが九条になったことを良かったと思えたことは、救いかもしれませんね。
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
おかげさまで完結いたしました。
藤吉郎は稀代の英雄で、天下を取りました。
されどその天下は、特に一族は歴史の中に消え果ていき……まさに「つゆと消えにし」です。
その辺の虚しさも描ければなぁ、と思って書きました。
完子さんが九条家に嫁いだのは、茶々の政治力の表れといわれますが、何より豊臣の家から出してあげたかったんじゃないかと思います。
豊臣の子で、完子さんだけが普通と言うか、幸せな人生を生きているところから、そう思います。
ありがとうございました。
43 ゆくすえへの応援コメント
別の藤吉郎が現れたときはびっくりしました。
どちらの藤吉郎であれば、良かったのか、一概にはいえませんが。
完結本当に、おめでとうございます。新解釈による大作でしたね。堪能しました。
失礼かもしれませんが、文字校です。
「結局のところ、豊臣家は亡ほろんだがが。」
最後、だがが、になっておりました。
作者からの返信
校正ありがとうございます。
昨夜のうちにすぐに修正いたしました(締切だったので)。
ちょっと忙しかったので、すぐにリプライできずに申し訳ございません。
豊臣秀頼もまた、通り名を受け継いでいるので、やはり「藤吉郎」なんですよね。
そして、瑞龍院日秀からすると、豊臣秀吉は藤吉郎のままでいて欲しかったのかもしれません。
栄耀栄華を味わわせてくれたけど、息子たちを奪われてしまったから、天下人・藤吉郎はやっぱり厭だったのかもしれません。
おかげさまで完結いたしました。
ちょっとカクヨムコンテストには向かないタイプのネタなので、踏ん張って横溝賞に挑戦してみました^^;
お楽しみいただけたようで、何よりです。
ありがとうございました!
編集済
43 ゆくすえへの応援コメント
すばらしい大団円でございますね~。👏
奇想天外にしてリアリティあふれる長い歴史物語のさいごに「みんな夢雪割草が咲いたのね 三橋鷹女」の一句を捧げたくなりました。
どちらでもかまわないと完子は思う。
← この心境、いまの自分に重なります。
貴作においては何気ない台詞がよく効いていて、お若い作者さんなのに人生の達人めいた……という思いを一再ならずいたしました。
実りの季節にふさわしくずっしりと豊かな収穫、おめでとうございます。
作者からの返信
ありがとうございます。
この時代を生き抜いた豊臣の人たち、男も女も、なるべく意志を遂げさせてあげたいなと思いまして、こういうエンディングにしました。
「つゆと落ち つゆと消えにし……」の秀吉の辞世の歌で始まったこの物語に、かの女流歌人の名句をいただくとは、光栄です^^;
完子は、豊臣の子として生まれ、徳川の子となった数奇な運命の女性なので、いろいろと達観したのでしょう。
激動の時代の渦中を生き抜いたからこそ、「どちらでもかまわない」と思えた……というところです^^;
……まあ私もそれなりに年を喰ってきた、というところかもしれません(笑)
恐縮でございます^^;
何ごとも挑戦と思って、推理小説の大家・横溝正史の名を冠する賞に挑んでみました。
自分なりに工夫を凝らした作品ですので、お褒めいただき、たいへんうれしゅうございます。
ありがとうございました!
28 開戦への応援コメント
拝読致しました。
江さん、恐い(^^;)
しかし秀忠さん、天下そっちのけで奥さんのお姉さんを手に入れることに夢中て。
元・天下人を義兄にもち、現・天下人(体裁)を甥に持ち、現・天下人(実質)を父に持ち、さらには次代の天下人候補であられるというのに、奥様にすら見下されており読者にはさもありなんと思われる悲劇。
「狂」にすら至れないのは、一般人の証なのか(^^;)
ひとまず、敵も味方も皆「狂」に感染している中で、小市民(天下人候補ですが)が正気を保っていけるのかどうか……?
作者からの返信
江さん、ダークサイドに目覚めました(笑)
拙作における秀忠さんは、あまり苦労せずに将軍になったので(笑)、自分の「好き」を追い求める余裕があります……隠れて、ですが^^;
史実でも、側室を江さんから隠し通しているほど小心なところがあるので、その辺をふくらませて書いております。
そんなわけで、天下一の美女に惚れており、しかもそれを手に入れるチャンスが来たとなれば……ワクワクしてしまったのです。
……で、それを江さんに見つかって、ダウト(笑)
秀忠さん、たしかに狂ってはいませんが、狂った周りの者たちに右往左往させられるという……。
ある意味、狂うより酷い状況になっていますが、無事、大御所になれるのでしょうか^^;
ありがとうございました。
編集済
41 落人への応援コメント
秀頼を案内した信繁も共に生き延びたという設定が新鮮でした。
大坂城に生まれ育った秀頼は、戦どころか外の世界も知らなかったのですね。
巨大な籠から解き放たれる喜びを知り、策謀家・島津忠恒の政略の具につかわれそうになったら、幕府に隠れた薩摩の密貿易先の琉球やら明やら、あるいはもっと先のフィリピンやらに渡り、のびのびとひとりの男の人生を謳歌したかもしれませんね。
作者からの返信
薩摩には信繁の「墓」もあるみたいなので、同行させてみました。
島津忠恒は、御作でも描かれたとおり酷い奴なので(笑)、信繁と十勇士をつけておけば、ひとまず秀頼の身の安全を確保できると思いまして^^;
さて、大坂城という壮大な檻の中から、ついに秀頼は脱出しました。
やっぱりあの城にいたことが、秀頼にとって重荷だったと思うんです。
戦は良くないことですが、あの城から出ることができたことは、秀頼にとって良かったと思います。
そしておっしゃるとおり、島津忠恒が秀頼をたぶらかそうとしたら(笑)、南海へと旅立てばいいのです。
信繁や十勇士も、それを良しとするでしょう^^;
ありがとうございました。
31 休戦への応援コメント
和睦について、昼夜の砲撃に茶々様が怯えたからだ、と学んできました。
でも、茶々様のこれまでの人生を振り返れば、
「妾わらわがおびえた、とでもしておきなさい」
という言葉に、すごく真実味があると感じました。
歴史は、いろんな角度から見つめる必要がありますね。深いです。
作者からの返信
茶々が「戦いにおびえる女性」と描かれてきたのは、おそらく徳川幕府のイメージ戦略だと思います。
そういう人が豊臣家を牛耳っていたから大坂は負けた、としておけば、徳川の悪いイメージが軽減されると思ったのでしょう。
でも実際は、茶々は二度も落城を経験しているし、家が亡びるのは当たり前だと思っていたのでは。
そんなわけで、「怯えた、とでもしておきなさい」と言わせました。
お褒めいただき、恐縮です^^;
ありがとうございました。
41 落人への応援コメント
信繁さんはそう言うしかないでしょうけど、秀頼の責任は重いですよね。
誰もが自分の好きなように生きられるわけではない。
まあ、そのことは城暮らしの秀頼には想像もつかないんだろうな。
島津忠恒さんねえ。
某掲示板では戦国DQN四天王に数えられる逸材ですね。
秀頼をよく引き受けたなあ。
作者からの返信
信繁は信繁なりに、秀吉への忠義を果たしているつもりですからね。
まあ、秀頼なりに「やってしまった」と後悔しているから、許す方向で信繁は発言しています。
そうは言っても、後悔はつづくんだろうな、と思いながら。
おっしゃるとおり、お坊ちゃんの秀頼に、人の世の辛さとか宮仕えの切なさとかわからないだろうし。
島津忠恒。
おっしゃるとおり、アレなお方です(笑)
まあ、真田のことを日本一の兵って言ってたし、面白そうだから匿ってやるかと思ったのでしょう。
イザとなれば、消してしまえばいいわけだし……あ、やっぱり酷い^^;
ありがとうございました。
31 休戦への応援コメント
秀頼もお坊ちゃん育ちですもんね
実際の戦に接して初めて知る悲惨さ怖さにやっと自分の過ちに気づいたのかもしれないなと思いました
お茶々さんが対照的にキリッとしてますね
作者からの返信
おっしゃるとおり、お坊ちゃんです^^;
戦いの中でのし上がってきた豊臣家の子ですが、戦いの経験がまるでありません。
というか、おそらくまっとうな感覚の持ち主なんで、戦いの現実を知ると、おっしゃるとおり、やっぱりこんなのは良くないと感じたのでしょう。
一方で茶々さんは二度も落城経験があるので、実は落ち着いていたと思います。
あと、何だかんだ言って、豊臣家の事実上の当主はこの人だし、覚悟は決まっていたのでは……と。
ありがとうございました。
30 そしていくさは絵巻物のようにへの応援コメント
秀頼が豊臣を滅ぼしたいという気持ちとそんな豊臣の自分も血筋であるのに変わりはないというところが虚しさの原因のひとつでしょうか
秀吉は憎くても秀次は父親で被害者ですもんね
生きて豊臣も天下も手中にしようと思えなかったのが秀頼の弱さだったのかなぁ
作者からの返信
秀頼としては、「実の父」の秀次を使うだけ使って、ポイ捨てした秀吉が許せなかったようです。
そんなわけで、そこまでして残したかった豊臣家=秀吉の最高の作品を叩き壊すことにしました。
そしておっしゃるとおり、そんな風に粋がったところで、秀頼自身も豊臣の子であることに変わりはなく……。
ここで「じゃあ豊臣も天下も盗ってやるぜ!」という、乱世の梟雄みたいなことができるかというと、ちょっと無理でしょうね^^;
何だかんだ言って、秀頼はお坊ちゃんなんで……。
ありがとうございました。
40 落城への応援コメント
もともと死ぬ気であったのが、延び延びになっていたというのもあるでしょうが、淀君ももう疲れちゃったんでしょうね。
46歳だと、人間50年まであとわずか。
十分に生きたという実感がありそうです。
誤字報告です。
「信繁への動向」⇒「同行」
作者からの返信
誤字報告ありがとうございます。
修正いたしました。
茶々は気がついたら豊臣家の「正室」になっていて、嫡子を生んだものだから、その嫡子が大きくなるまではと、「事実上の当主」を務めることになったのでしょう。
で、大きくなってからも「大御所」扱いだし、実務面からも決定に携わっていて……これで並の大名だったらいいんですけど、この頃の豊臣家の舵取りとか、絶対に疲れると思います。
しかも拙作の設定だと、自殺願望持ちだし、何というかこの人も「忍耐」で生きてきた人でした。
おっしゃるとおり、46歳だと、伯父の信長の享年まであともうちょいですからね。
ありがとうございました。
27 手切れへの応援コメント
拝読致しました。
一心に想った相手……豊臣家から、事実上の三行半を突きつけられた片桐さん、切なさが半端ないですね(´Д⊂ヽ
転職はもはや難しいでしょうから、せめて、退職金だけでも払ってあげて〜(@_@;)
同僚を修羅場から逃がした修理さん、その胸中にある策はどのようなものか、気になります。
作者からの返信
相手との交渉役を担っていたら、その相手と通じている、味方しているとして、裏切者扱い……徳川家でもかつて石川数正って人がいたけれど、そんな感じですね^^;
諸葛孔明ぐらいでないと、外交交渉は内にも外にもうまくやれないのかという哀しさ。
しかも片桐且元は、みんな徳川になびいているのに、ひとり豊臣に残ったようなもんだし……。
ちなみに大野治長は、わざわざ人質を出して、片桐且元の退去を遂行させてます。
且元も意気に感じたのか、ちゃんと蔵米管理などの引き継ぎをしてから、退去しました。
私が治長を評価しているのは、そのあたりからです。
やっぱりこの人、いい人だったんじゃ……と^^;
ありがとうございました。
24 瑞龍院日秀(ずいりゅういんにっしゅう)への応援コメント
秀吉の妹朝日姫の事は知ってましたが、お姉さんの事はよく知りませんでした。弟に翻弄された人生だったのですね。歴史の陰で女性達が何を思っていたのか。それは諦めだったのか……。想像すればする程苦しくなってきます。
作者からの返信
朝日姫に日秀。
秀吉の姉妹に生まれたばっかりに、悲惨な目に遭った姉妹です。
日秀は秀吉のせいで息子を三人ともなくしたようなものですし。
ちなみ日秀は、大坂の陣のあとは、完子が時折訪れていたみたいで、そのおかげか、結構長生きしました。
ありがとうございました。
序章の終わりに相応しい、衝撃的な引きでした……! それに、やはり文章がすごく読みやすくて、すらすらと展開を終えるところも、さすが四谷軒さんのお話だなと舌を巻きました。
完子と、そして秀頼に、これから何が待ち受けているのか……どんなドラマが展開されていくのか、いっそう楽しみになりました!
作者からの返信
お褒めいただき恐縮です^^;
柄にもなくミステリを書いております。
満点海老天な感じ(笑)にしたいのですが、なかなかあの境地には……^^;
完子に秀頼。
豊臣の子として生まれ、育った子どもたち。
大坂の陣間近という状況で、彼女たちがどう動いていくのか――そのドラマをお楽しみいただければ幸いです^^;
ありがとうございました。
26 真田左衛門佐信繁への応援コメント
大野修理、真田に何を頼んだ???
何が望みなのでしょう???
作者からの返信
大野修理は、拙作ではまともな方の人間です。
現実を見据えることのできる男ですが、それを超えたところに、何を見ていたのか……。
ありがとうございました。
25 木下弥右衛門と竹阿弥への応援コメント
秀吉は、ほんとに、姉/妹には恨まれて当然の事をして来ていますね。
作者からの返信
姉の子は残らず死なすし、妹は離縁させて(夫は自殺させられたという説あり)家康に嫁がせる……滅茶苦茶ですよね。
きょうだいに生まれたばっかりに……。
ありがとうございました。
38 もう助からないへの応援コメント
こうなったら、全ては闇の中ですよね。
瑞龍院が復讐の完成のために嘘を吹き込んだ可能性だってあるし、夢と現実の区別がつかなくなっていたのかもしれない。
唯一、真実を語りえる茶々もひょっとすると記憶のない夜があるかもしれないし。
さて、残された時間はあとわずかですが、どういう幕引きになるのでしょうか?
作者からの返信
瑞龍院日秀は、おっしゃるとおり、嘘つきの可能性があります。
しかも、それが本当だと信じている節が。
でも、それが嘘だという証明も、誰もできません。
茶々は……どうなんでしょう。
何というか、昔読んだ本で、子の父を知るのは母――だから母がそうと言ったらそれまで、と書いてありました。
記憶のありなしはあるでしょうけど、生まれた子を見て、そうと判じたのかも。
豊臣家の闇も何もかも、燃えてなくなる時が近づいてきました。
闇の中から火の中へ消えていくのでしょうか……。
ありがとうございました。
26 真田左衛門佐信繁への応援コメント
こんばんは、御作を読みました。
秀頼&家康「「豊臣家は滅亡だ! イェーイ!」」
で、信繁さんが「アレ?」と呆れるかと思いきや、普通に大阪に招かれた?
彼の真意と大野さんとの交渉が気になります。面白かったです。
作者からの返信
秀頼&家康「「やったぜ、僕らの大勝利!! 豊臣家・ジ・エンド!!」」
信繁「そうだね、豊臣が勝つのは無理だね」
治長「せやな」
秀頼&家康「「へっ!?」」
……いや、まともな将領なら、勝てるとは思わないでしょう。
それなら、治長はともかく、何で信繁は大坂の陣に参戦したのか。
そのへんはのちほど^^;
ありがとうございました。
26 真田左衛門佐信繁への応援コメント
拝読致しました。
真田さん、満を持して、登場(^^)
でも、この様子では、首脳部で豊臣が勝つと信じている、あるいは勝たせたいと思う人はいかほどいたものか(・・;)
まず、豊臣と徳川の両者のトップが、いずれも豊臣の滅亡を望んでいる喜劇、ひとによっては悲劇。
諦観に包まれた秘書室長は……やっぱり推し活動に勤しむのかなあ(^_^;)
作者からの返信
まるで勝ち目なんてない戦いで、おそらく誰も「徳川を倒して、希望の未来へレディゴー!」なんて考えていなかったろうなぁ^^;
信繁の企図は、もうちょっとちがう路線だったと思いますので、その路線で彼を描いています。
……ただし、莫逆の友・大野治長の願いを聞き届けるのは別枠で。
さて秀頼は望んだ終末がやってきて、いかに思うのでしょうか。
家康は望むところで何もいうことはないでしょうが、秀忠や江がなぁ……^^;
信繁も認める、治長の目指すところとは、果たして何なのでしょう?
ありがとうございました。
38 もう助からないへの応援コメント
茶々に聞けばよかった? とは言え慕っていた乳母を口封じで殺した張本人(と思われていた)茶々に聞いて本当のことを答えるとも秀頼には思えなかったろうな。
それに、今、茶々が話したことに「嘘」がなくても、全く「事実」を話していない可能性も。
作者からの返信
おっしゃるとおりです。
茶々に聞けばよかったなんて、大坂夏の陣が佳境を迎え、もはや落城寸前だからこそ言えるセリフです。
もう後がない、もう助からないからこそ、「あれを試しておけば良かった……」という後悔であって、ふだんはそんなこと思っても聞けません。
茶々は茶々で、この人、腹の見えない人です。
従来の創作物では、おろおろしたり、怒りっぽいところがあったりと描かれたりしていますが、やっぱり「花の慶次」に出てきた、腹の見えない女・茶々がしっくりくると思います。
茶々はどう思っているのか。
ありがとうございました。
38 もう助からないへの応援コメント
おお、ここで再逆転とは!
これは面白いです!!
作者からの返信
いやいや、あの秀吉のことだから、自分の女を取られるのは嫌がるでしょ……と思ったのです。
だったらそれをお話に組み込んでやれ、というのが後半のプロットです^^;
ありがとうございました。
編集済
38 もう助からないへの応援コメント
なんと、あっちもこっちも壊れた心ばかり、それゆえの妄想だったとは!!
すばらしい設定を思いつかれましたね~、ミステリーとしても秀逸かと。
で、治長のやりたいこととは?
作者からの返信
最初は短編で考えていて、秀次の子だったから、豊臣家は滅ぼしてやる……でエンディングでした。
でも長編だとそこまでで十万字使っちゃうと間延びしてしまうので、だったらひっくり返してみようと思ったのです。
あの秀吉が自分の側室の横取りを認めるかというと、やっぱり認めないだろうな、と。
そして、大阪の陣の立役者、真田信繁の側室が秀次の娘であることを思い出して、この後半のお話を考えました。
さて、治長は何がやりたかったのでしょうか。
やっぱり彼も、狂っているのでしょうか?
ありがとうございました。
37 隆清院への応援コメント
信繁さんの妻の一人に秀次殿の娘がいましたね。しかし救った時は赤子でこんなに歳が離れていたとは……。
キャッチコピーは無事(?)千姫さまが回収してくれましたね。みんないい具合に狂っているなぁ。すっと冷めたあたりが非常にリアルに感じました。
作者からの返信
「真田丸」で、ナレーションではありますが、言及されていたことを思い出して、書いてみました^^;
でも冷静に考えてみると、25歳くらい離れています。
まあ、そういう時代だった、というのが史実なんでしょうけど^^;
キャッチコピー回収にお気づきいただき、ありがとうございます^^;
結局のところ、みんな、何らかの事情で狂っている、狂わされているお話でした。
政略結婚させられた千姫からすると、よけいに「そこまでするか」と冷めていったんでしょう。
そのあたりを「リアル」にお感じいただき、ありがとうございます。
ありがとうございました。
25 木下弥右衛門と竹阿弥への応援コメント
こんばんは、御作を読みました。
秀頼さん(T ^ T)
孫のニコライ一世が祖母のエカテリーナ二世が旦那をぶっ殺して王位を簒奪し、数百人の愛人がいたことを知って「王冠を被った娼婦やないかい」と嘆いた時のようなショックを受けてそうですね。
……秀吉亡き今、真実かどうかはわからないだろうけど、彼としては信じてしまうよなあ。
なんともハラハラします。面白かったです。
作者からの返信
ニコライ一世がエカテリーナ二世を……うん、そういうこと言いそうですね^^;
そして秀頼さん、まさかの木下弥右衛門と竹阿弥の話に――そんなこと言われたら、もう何も言えなくなってしまいます。
秀吉はもういないし、秀長もいない、朝日姫、大政所も……。
高台院に聞いても「知らない」って言われそうだから、秀頼はもう信じるしかありません。
ありがとうございました。
編集済
37 隆清院への応援コメント
ほう、秀吉が放った網がここまで複雑に絡んで獲物をキャッチするとは……。
それにしても、信繁の側室がそんなに若いとは思いがけないことでした。
上田から連れて行った幼馴染みと同じぐらいとばかり思っていました。
作者からの返信
秀頼の出生の秘密が、今ここで千姫にしたたかな衝撃を与えました。
こんなの知ってしまったら、さすがに「実家に帰ります」となってしまう千姫です。
信繁の側室――秀次の娘は、秀次事件当時、乳飲み子だったので、直《なほ》を生んだ慶長九年(1604年)で、ようやく十代になっていたのではないか、と言われています。
大河ドラマ「真田丸」でちらっと話題に出てきたのを覚えていて、出してみました^^;
ありがとうございました。
25 木下弥右衛門と竹阿弥への応援コメント
拝読致しました。
なんとなんと、そのような土着の風習が絡んで来るとはおもいませんでしたΣ(゚д゚lll)
かほどに子宝は重要と言うことですね……茶々さんにはいい迷惑でしょうが。
そして乳母さんの突然(?)の御乱心。
我が子を奪われたこと、内々に腹の底で怨念が熟成されていたと思うと切ないですね(TдT)
そして秀頼さんの御乱心、予想以上にちゃんと裏付けをとって、理性を弁えた御乱心であることに驚きました。
……あとは豊臣という家を終わらせると言う目標を持ってしまった豊臣家頭領、この後の動きはどうなるのか……
作者からの返信
位人臣を極めた豊臣家に、もしそのようなムラ社会のならわしが絡んでいたとしたら……と思ったのです。
生きるために、食うために必死な戦国時代、子どもは田畑を継ぐ相手、田畑を耕す貴重な労働力――そのために生まれたならわし、という設定です。
だからお前らもならわしに従うべきなのだ、と秀吉が考えていたたとしたら、救いがないですね……特に茶々さんが。
乳母は宴で酒が入っていたことと、長年のわが子への想いが積み重なったことにより激昂してしまいました。
ただし、その激昂は己が身を亡ぼすという結果に。
しかもその死は秀頼の乱心を招くという展開が待っているとは、つゆ知らぬことだったのでしょう。
秀頼は、実は計算してあのように振る舞っていました。
いくら出生の秘密をつかんだとはいえ、何の証拠も無しにはすまされないと思ったのでしょう。
そしてその叡智は今、豊臣家滅亡へと注がれて……その念願叶った時、秀頼は何を思うのか。
ありがとうございました。
35 終わりのはじまりへの応援コメント
家康も狂っているんですね。
正気だと生きていけない時代だったのかも。
お、信繁さん死んでない。
城に戻って何をするのでしょうか。
作者からの返信
家康から忍耐を取り上げたらどうなるか、という想像をしてみたら、マッドな家康が思い浮かんだのです。
忍耐があってこそああいう家康なので、それを外したら、三方ヶ原で特攻していた頃の家康が出て来るんじゃないかなぁ、と。
信繁、戦線離脱。
治長の待つ城に帰ります。
史実と異なることをして、狙いはなんなのか……。
ありがとうございました。
24 瑞龍院日秀(ずいりゅういんにっしゅう)への応援コメント
こんばんは、御作を読みました。
あれ、この合理性に振り切った性格――。
目的達成のためなら何を犠牲にしても構わない爆発力――。
秀頼さん、実父である秀次さんよりもむしろ秀吉さんに似てませんか(°°;)
情報元がお姉さんは想定外でした。面白かったです。
作者からの返信
何だかんだ言って、そういうところが豊臣の血なのかもしれません。
秀頼も戦国時代に生まれ、そして生きていれば、それなりの武将になれたのかも^^;
秀吉の姉は、息子たちを秀吉に殺されたようなものですし、しかも秀次の一族は族滅。
完子さんぐらいしか、訪ねてくれる者がいないという状況……秀吉のことを恨んでそうだなぁ、と思いまして。
ありがとうございました。
35 終わりのはじまりへの応援コメント
徳川に豊臣の意地を見せつける。
しかし、家康の思惑は別にあるから、この策の結果がどうなるのか、興味がつきません。
作者からの返信
信繁としては、家康の器に期待して、豊臣家助命を目論んでいました。
しかし、家康が妄執に憑りつかれていたため、その目論見は無理そうです。
であれば、信繁は――治長は、どうするのでしょうか……。
ありがとうございました。
編集済
35 終わりのはじまりへの応援コメント
あの当時としては超後期高齢者の家康VS男盛りの信繁では互角に戦えるはずがなく、周囲も引き剝がさざるを得なかったでしょうね。
一説によれば、当時の信繁は歯が抜けていて、すっかり老人めいて見えたそうですが、まあ、それはそれとして。
そして、修理のやりたいこととは?
作者からの返信
家康もわざわざ前線に出なくても良かったと思いますが、そうしないと諸大名が言うことを聞かないと判断したんでしょうね。
あとは、「師匠」の今川義元のように、陣頭に立つことを旨としていたのかもしれません。
信繁、歯が抜けていて、そういう容貌だったという説があるんですか。
でも、関ヶ原以来、紀州九度山で苦労していたみたいだし、さもありなんですね。
さて、修理は何を目指しているのでしょうか……。
ありがとうございました。
34 夏の陣、佳境への応援コメント
魔法が解けてしまったかのような秀頼公。でも本当のいくさとはこういうものです。さっさと牢人たちを解雇した茶々はさすがです。
それでも始まってしまった夏の陣。めっちゃ主人公している真田信繁に、なんか間違って家康討ってくれないかな〜とかって。
作者からの返信
いくさの申し子の秀吉の子……として、生まれた秀頼。
しかしモノホンのいくさにはついていけなかったようです。
悟空の息子の悟飯みたいにはいかなかった……^^;
茶々は見切りをつけて、和睦とその維持に向けて動いていたのですが……徳川はもう、やる気満々だったようで……。
そんなわけで赤い彗星(?)と化した信繁。
果たしてガンダム級に強い家康を落とせるのか。
ありがとうございました。
24 瑞龍院日秀(ずいりゅういんにっしゅう)への応援コメント
拝読致しました。
秀頼さん、頭が回る。
乱心も策の内、でしたか。
実権は与えられず、籠の鳥とばかりに世界から隔絶され、おそらく人は接するのに仮面を外さない。
そんな中であがく姿が涙ぐましい( ;∀;)
もう、「秀吉被害者の茶会」を開いて、鬱憤を晴らしまくるしかないですねΣ(゚Д゚)
作者からの返信
秀頼さん、この時代で最高の教育を受けているはずなので、頭は回ると思います。
そんな秀頼ですが、おそらく安全のためか、ソーシャルディスタンスが凄いことになっています。
それでも一手一手、打った布石が今、効いてきたようです。
「秀吉被害者の茶会」――利休居士が生きていれば、まず間違いなく茶堂を務めてくれることでしょう^^;
客は家康かもしれませんが……。
ありがとうございました。
編集済
34 夏の陣、佳境への応援コメント
五月がなぜ夏の陣なのか、納得しがたい思いでいましたが、俳句を始めてからすっと胸に馴染みました。
風薫る季節に大坂に立ち昇るすさまじい土煙。生まれてこの方戦をしたことがない秀頼は言ってみれば現代人がいきなり戦場に連れて行かれたようなもの、ものすごい恐怖だったでしょうね。
作者からの返信
子どもの頃は、春夏秋冬と季節を覚えていたので、「何で冬の陣が先で夏の陣が後なのか、順序が逆じゃないか、夏と言いつつ五月じゃないか」と、謎の怒りを覚えていました(笑)
しかしおっしゃるとおり、やっぱりこの戦いは「夏」の陣なんでしょうね。
激しい夏の盛りではないけれど、夏の盛りを予感させる何かを、戦国最後の大いくさを予感させる何かを、いくさにかかわる人たちみんなが感じていたのでしょう。
秀頼が出馬すれば、カンフル剤としては効果があったと思います。
でも、史実としても、秀頼が戦場に現れることはありませんでした。
つまりは、そういうことなのでしょう。
戦場には、行きたくなかった、と。
ありがとうございました。
23 徳川家康への応援コメント
こんばんは、御作を読みました。
私のイメージだと家康は、信長から秀吉へパスされた天下餅という重荷を最後の最後に背負わされて頭を抱えた男――という感じですが、こういう復讐心に燃える家康もぐっと来ますね。
これは開戦不可避だなあ。面白かったです。
作者からの返信
昔、やる夫スレで関ヶ原戦線異常なしみたいなタイトルのスレがあって、そこに出て来る家康がそんな感じでした(笑)
家康を演じるというかAAがカイジだったから、なおさら……^^;
そういう家康も好きですけど、容赦なく豊臣家をぶっ潰す家康も面白いなぁと思って、ターミネーター家康にしました^^;
ありがとうございました。
編集済
33 開戦、再びへの応援コメント
完子は秀吉の子ではなかったのですね。
次姉の初は、末っ子の江よりさらに地味な印象ですから、好色な秀吉の餌食にされたのは、三姉妹のうちで最も母親似の茶々だけだった……。
貴作では、表舞台の男たちを掌で転がす女という描き方がとても新鮮です。
作者からの返信
完子は秀吉の子ではありません、拙作においては^^;
常高院(初)は、京極家に嫁がせちゃったから、なおさら餌食にしづらかったでしょう。
江は小柄。でも、茶々は長身で、母親似の美女……秀吉としてはねらい目だったのかもしれません。
江は何か悪女になっちゃいました^^;
でも秀忠が小物のだから、転がしやすいのかもしれません(笑)
ありがとうございました。
22 殺生関白への応援コメント
さすが、ユニコーン…いや、天下御免の出世魚。その徹底的な性格は、先天的なものか、後天的なものか…こうなると、ねねさんとの関係も、はなから、計算だったのかと思えて来ます。。。物狂い発生装置だ!
怖すぎて、ひっと思いながらも、ひきこまれます
作者からの返信
こんなことやってもおかしくないというのが、この頃の秀吉です。
合理主義の怪物か、単なる狂人か。
ねねさんとは恋愛結婚だと思いますが、歳ふりて、変容したのでしょう。
ねねさんが子どもを作る相手でなくなったあたりから。
であれば、秀吉が、もう勝手にやっていいよなとばかりに、こんなことをしてしまったのかも。
光源氏だって、柏木と女三宮の……とか思ってそう。
ひきこまれますとの言葉、嬉しい限りです。
ありがとうございました。
12 江戸への応援コメント
江、なんだかとんでもない方向に……もう思い出せない、そんな我が子よりも、姉への嫉妬心の方が深いのが……完子かわいそうに……
夫婦仲が良い、良い夫と巡り合えたのが救いだと思いました。
最後の「狂い」ぞくぞくしました。
作者からの返信
江も狂ってしまいました。
ずっとずっと茶々の「下」にいて、やっと「上」になったと思ったら、実は仮想・茶々として扱われていたというオチが。
そして完子については、実は江はあまり思い入れはありません。
でなければ大坂に置いて来ないという設定です。
そんな完子さんですが、茶々さまのファインプレイで九条家に嫁入りできたのは、かなりラッキィの部類です。
さて、江の狂気は何を招くのか……。
ありがとうございました。
23 徳川家康への応援コメント
拝読致しました。
誰もいない遊園地の猿山、ひとりぽつんと座る子ザル。
そこに向けて進撃を開始する阿仁王の如き憤怒の相を浮かべる巨大信楽焼ゴーレム率いる狸軍団……みたいのを幻視してしまいました(^^;)
やあ、家康さん、激オコじゃないですか。
年をとって、我慢が利かなくなりましたかね?Σ(゚д゚lll)
この家康さん相手じゃあ、豊臣勢では役者が不足しておりますな...
作者からの返信
家康については、豊臣を亡ぼすことに傾注している、という設定です。
おっしゃるとおり、狸軍団というか、超タヌキ人みたいな家康です。
いっぽうの猿の若君は超サイヤ人になれるのでしょうか……^^;
家康という男は、忍耐を糧に生きて来たので、その忍耐をもうしなくてもよい、というのが見えてきたらどうなるだろうか……と想像して書いています。
対するや豊臣家、やはり紀州九度山からあのお方を召喚しないと……^^;
ありがとうございました。
編集済
32 夏の陣へへの応援コメント
約定違反? なにをいまさら……秀忠にすればそういう気持ちだったのでしょうね。
年上妻を疎んじ懸想相手の義姉に似た侍女を今宵の伽にする、どこまでも小器の秀忠云々より、秀頼の娘と信繁の娘、ふたりの少女の今後が気になります。
作者からの返信
国友鍛冶への発注、史実のようなので、徳川は本当に豊臣を亡ぼす気だったんだなぁと思います。
そもそも、家康じゃなくて現・将軍の秀忠が伏見にいたんじゃ喉元に匕首を突きつけられているみたいですし……。
そして秀忠は、おそらく江の監視を逃れて、のびのび(笑)していたと思います。
さて、秀頼の娘と信繁の娘、まるで姉妹のように仲良しですが、夏の陣でどうなってしまうのか……。
ありがとうございました。
11 四辻与津子(よつつじよつこ)への応援コメント
香炉峰下、新卜山居、草堂初成、偶題東壁
あちらこちらが、複雑に絡み合う、徳川と豊臣のお話し……四辻与津子、初めて知りましたが、なかなか凄みがありますね……
作者からの返信
何だかんだ言って、またクリアー少納言ネタです(笑)
クリアーなだけに、ホワイト白居易が大好きだったのでしょう^^;
この頃の徳川と豊臣は、滅茶苦茶複雑だったと思います。
そんな中、爆弾とも言える四辻与津子さん登場。
兄も兄だけど、妹の与津子も凄い人でした。
まあ、与津子の場合は帝の方に責任がありますが……^^;
ありがとうございました。
編集済
22 殺生関白への応援コメント
こんばんは、御作を読みました。
秀次さん、神話生物並にケタのはずれた秀吉さんの真意を知りました。
正気度チェックです。
そりゃ、発狂もしますわ。
クトルフ神話の大物達が「わしら自然に生きてるだけで、同類扱いはやめて欲しい」と訴える可能性すらありそう。
そりゃあ、知ってしまった秀頼さんにも正気度チェック入りますねTT
面白かったです。
作者からの返信
秀次さん、お前は力量が無いから遺伝子だけ出せという秀吉のアレな話に、SAN値直葬って奴です。
例の神話のお方たちが、人間って怖いねと言いそうな秀吉。
こうして秀次は秀吉から永遠にサヨナラする運命に。
……これはみんなお前のためだよと知らされた秀頼。
そんな秀頼のSAN値は……。
ありがとうございました。
31 休戦への応援コメント
一般的な淀とは趣が違いますね。
一方の秀頼は、自分が始めたことの割には腰砕け。
結局、誰の子であっても坊ちゃんなのか。
秀次の子だと明かしても家康は助命しないでしょうね。
完子さんの読みは甘い。
だったら恥をさらすなという修理の意見の方が納得できます。
作者からの返信
茶々さんは、二度の落城経験と、織田・浅井の家の者として育てられたことを考慮して、こういうキャラにしました。
秀頼は……秀頼なので^^;
結局、ああいう環境で育てられたら、誰だってスポイルされると思います。
秀次の子だと明かしたところで、猫だましのように、家康を一瞬止めることしかできないでしょう。
ダークサイド江は、姉の弱みを握ったと喜ぶだけだし。
だから、この休戦の流れでそんなこと言うのはやめなさいと、修理はお説教しました^^;
ありがとうございました。
30 そしていくさは絵巻物のようにへの応援コメント
秀頼の望んだことなのに心が浮き立たない。
やはり、迷いがあるのでしょうか。
完子さん。
実母と養母の間で辛いですね。
ただ、江戸に行っても……。
作者からの返信
秀頼は、滅びたいと思いつつも、いくさの現実を知らなかったので、今さらながら恐怖を味わっております。
根底に、迷いもあるのでしょう。
完子さんは頑張っているんですが、ダークサイドに堕ちた江を相手にしたところで、勝ち目はないと思います。
説得したところで、秀忠はともかく、家康を動かせるかというと……。
ありがとうございました。
31 休戦への応援コメント
淀君がかっこいい女として描かれていますね。
この続きは知っているんですが、もし秀吉の子ではないとしたら、次の展開がどうなるのか。それは楽しみです。
作者からの返信
茶々って、二度の落城も経験しているから、侍女たちの死は悲しいことですけど、それによって恐れをなして和睦に走るというのは、ちょっと「合わない」と思ったのです。
そして、拙作においては、大坂の陣は秀頼の暴走が原因となってますので、一歩引いた茶々として描いております。
その大坂の陣の結果は、知っている人が多いのですが、拙作では秀頼の出生の秘密が大きくからんでおります。
そのあたりから、いったいどのような展開が出て来るのか――。
お楽しいいただければ幸いです。
ありがとうございました。
編集済
22 殺生関白への応援コメント
拝読致しました。
徹底的なリアリスト、秀吉Σ(゚Д゚|||)
最後の頬ずりも、赤子を愛でるのではなく、自分の計画上の駒を愛でていると思えばホラー味すら感じさせます。
この片棒を担がせられる福島さんと三成さんも大変だあ。
武士とは人を捨てることと見つけたり。
五百年前の武士リーマン、モラルのハザードぷりが容赦ない。
……平和って、いいなあ。
作者からの返信
豊臣というしくみを残すためにここまで頑張ったんだぜ、という意味で、頬ずりしているのでしょう。
秀吉としては、自分の女(茶々)を犠牲にしているし、オレだって苦労しているんだと思っているのでしょう。
福島正則と石田三成は、この「秀吉の策」を知らないという設定なので、単純に秀次謀叛と思ってます。
「策」について知らされたら、さて何と思うことやら……。
コンプライアンスのある時代はまだ遠く……^^;
ありがとうございました。
編集済
30 そしていくさは絵巻物のようにへの応援コメント
おのれの出生に濃厚な疑いを抱いた秀頼の、いわば稚気あふれる思いつきから歴史が大きく動いたとは皮肉なものですね。
過去の歴史小説で描かれがちな茶々との母子密着ぶりが稀薄なことにも、貴作ならではのオリジナリティを感じます。
作者からの返信
史実は徳川の強引なやり方で火ぶたを切った大坂の陣。
拙作では、秀頼が豊臣家を滅ぼしたいがゆえに招いたことにしました。
本当に徳川が来るとは、実は思っていなかったかもしれません。
でも戦火が城に及んで、合戦を知らない秀頼は、何を思うのか……。
秀頼と茶々を密着させれば、茶々が秀頼の正常な判断を阻害した……と描けるから、そう描かれて来たのではないでしょうか。
でも実際は、茶々は二度の落城も経験しているし、織田・浅井の血を引いて、戦国武将の家の者として育てられているでしょうから、そんなに密着していないと思うんですよね。
茶々も女城主というか、そういう気風を受け継いでいるから、上に立っていろいろと考えて動いていた、という設定です。
だから恋愛も自由にしてますし(笑)
ありがとうございました。
26 真田左衛門佐信繁への応援コメント
大野治長と幸村は仲が良かったんですね
おもしろいこと…気になります
作者からの返信
大野治長と幸村は、秀吉の馬廻り衆の同僚だったので、だから幸村は大坂城に呼ばれた、という説があります。
こういう男同士の関係、私も面白いと思います^^;
ありがとうございました。
編集済
24 瑞龍院日秀(ずいりゅういんにっしゅう)への応援コメント
秀吉の姉、ともが!
まったくノーマークでしたが考えてみればきょうだいとはいえ秀吉には恨みしかないですよね
親族に容赦なさすぎたのが
その後の豊富の滅亡に繋がった可能性もあるとすれば皮肉というか悲しいですね
今までの四谷軒様の作品は爽快感がどことなくありましたが
今作はただならないものを感じます
四谷軒様の新たな代表作になりそうですね
作者からの返信
瑞龍院日秀は、誰からも注目を浴びていませんでしたが、秀次ら三兄弟を失ったことで、誰よりも被害をこうむっていた人です。
秀吉からすると、栄華を共にしてやったではないかと思っているんでしょうけど。
ちなみに秀吉は、実の妹も家康の後妻にしてしまうという、とんでもない人です。
母親も家康に送り付けていたし……人質にしてかまわないから、自分に臣従しろという、凄いことをやってました。
で、そういう一族の切り売りをした結果が滅亡という、因果応報な人です。
爽快感というお言葉、恐縮です。
今まで、といか、カクヨムに来たのは、角川つばさ文庫などの十代向けの小説で賞をもらえたらなぁという想いで書いてました(そうじゃない奴もありますが)。
今回は、思い切って、もっと振り切ったものを書いてみようと思ったのです。
実はホラーやミステリが好きなんで、そういう賞にも挑戦してみたかったんです^^;
ありがとうございました。
22 殺生関白への応援コメント
狂ってますね
権力というのはそこまでして他人に渡したくないものなのか
現代でも政治家が世襲なのを見れば変わってないなと…
秀次はメンタルがもっとふてぶてしければ
自分の子が跡を継いだら自分もWinWinと思えたかもしれないですね
作者からの返信
天下を安定させるためには仕方ないとか思ってそうです。
結局昔から今に至るまで、世襲の方が自他とも納得のいく「継続」だと思われているのでしょう。
実はここで秀次が、おれが秀頼の父親だと言い出す展開も考えました。
でもそうすると秀吉に抹殺されてしまって、結局同じ結果が待っているという……。
黙って耐えていても、やっぱりどこかでぶちまけてしまいそうだし。
ありがとうございました。
21 豊臣秀次への応援コメント
((;゚Д゚)ガクガクブルブル
茶々の相手は秀次だったのですね
秀吉が仕向けたこととはいえ…
茶々も秀次も秀頼も被害者ですね
以前何かで読んだかしたのですが
秀頼の父親が秀吉ではなく
やはり秀吉が命じて他の男と…
それも相手が分からないように複数と同時にみたいな話があるとか💦💦
作者からの返信
秀次を前後不覚にしてしまい、おそらく忍術か幻術で暗示をかけて……茶々の方は脅したんでしょうね、妹たちの命を取るとか言って。
秀吉ならやりかねないところが怖いと思います。
秀頼の父親について、そんな話があるんですか。
なかなか酷いですね。
その場合もやっぱり、妹たちの命を取ると脅したのかも。
ありがとうございました。
29 冬の陣への応援コメント
ついに冬の陣。
真田丸も、どうなるかを知っているだけに、籠城でよかったのか。
大砲の音に淀殿は怯え切ったようですよね。
秀頼、おとなしくなったはいいが、生きるのを諦めているようですね。
作者からの返信
ついに突入してしまいました、冬の陣。
真田丸の戦いは、冬の陣の中でも貴重な勝利でしたが、徳川もさるもの、砲撃戦にシフトするというやり方に出ました。
これ、この時点の家康でないと出来ない作戦だと思います。
合戦は首を取るものと思っている連中に、それをしないで砲撃戦にしろと言えるのは、大御所・家康だけでしょうし。
そして、その砲撃により淀殿は和睦に舵を切ったといわれていますから、家康の作戦勝ちでしょう。
拙作の秀頼は、望んだいくさがやって来たので、もうやることはないと思っています。
生きるのをあきらめているようですが、さて、大坂の陣が進行していく中、彼は何を思うのか……。
ありがとうございました。
21 豊臣秀次への応援コメント
拝読致しました。
欲しかったのは、豊臣と言う遺伝子と、秀吉の子と言う肩書と、豊臣家というシステムを回す歯車であった。
秀吉さんにとっての生涯の作品が豊臣家による支配であり、それを延命させるためならば、血族であろうが奥さんであろうが消費すると言う妄執。
さすがは天下人、歯車の狂い方も天下随一ですね(ฅдฅ。)ウヒョー
あとは、使い終わった種親と、その周辺を族滅するだけ?
なるほど、そんなことを実施していて、しかも自分がその渦中にあると知れば、乱心もしてしまいますね(_ _;)
作者からの返信
秀次事件のことを考えた時、あのような族滅に値する裏があったとしたら……と思ったのです。
これなら、秀吉が実行してもおかしくないし、へたすると賊滅してもおかしくない、と。
この頃の秀吉は、高台院とは離れ、秀長も死に、利休は殺してしまったし、ホント、ストッパーがいません。
老耄と周囲の状況が招いた、強烈な策。
しかしそこまでして生まれた秀頼ですが、知ってしまったおかげで、自我が保てなくなってしまうのです……。
ありがとうございました。
編集済
28 開戦への応援コメント
ふ、天下国家より義姉への邪恋とは、秀忠はやはり小者ですね~。
幸松丸、のちの保科正之の命運を握っている江には頭が上がりませんしね。
年寄りは頑固頑迷になり易いので、次代からすれば五月の蠅のように疎ましいですし、一方、創業者の家康からすれば、苦労知らずの二代目のすること成すことが幼稚に思われてならず、このあたり現代の世襲企業経営にも通じるような感じがいたします。
作者からの返信
「影武者徳川家康」に出てきた、表裏ある小者の秀忠が印象に残っていて……今回、その秀忠をイメージして書いてみました^^;
幸松丸=保科正之、さすが見抜かれましたね^^;
これが秀忠の急所ですね、江からすると……史実では、最後まで秘密にしていたようですし。
家康は家康で頑固、秀忠は秀忠で不安定。
お互いがお互いに、そう見えてしまうという設定です。
家康は、自分がここまで徳川を盛り上げて来たという意地がありますし、秀忠はそれを今維持しているのはこっちだという意地がある……たしかに、今の世襲企業にも言えるかもしれません^^;
ありがとうございました。
20 秀吉の策への応援コメント
こんばんは、四谷軒様。御作を読みました。
合理性の怪物というか、秀吉さんならやりかねないという恐怖感がありますね。
たしかに豊臣という家のために、考えそうなところあるし。
そして、それが秀頼さんに受け入れられないのもわかるなあ。面白かったです。
作者からの返信
秀吉という男は、勝つためには、正しさのためには、倫理などかなぐり捨てる節がありますから、こんな話を思いつきました。
豊臣という家、豊臣政権という仕組みがないと、この世はまた戦乱の世に戻ってしまうという思いもあって、こんなことをしたという設定です。
ただし、おっしゃるとおり、それが秀頼にとって受け入れられないという大問題があるわけですが……。
ありがとうございました。
09 高台院への応援コメント
ねねさま、なんとなく、徳川との合戦では、淀殿への仕返しで、徳川に自分が育てたに近い武将たちを、寝返らせたのかな? なんて、ふんわりした、後年のイメージでしたが、なかなか、まだ、重い扱いにふさわしい方ですね
作者からの返信
ねねさま、茶々への意趣返しも、あったかもしれませんね。
子飼いの武将たちも、それぞれの都合があって徳川に味方したんでしょうけど、ねねさまとしては、豊臣家がこのままじゃダメだと思って、子飼い武将たちを示唆したのかも。
拙作においては、主筋(織田家の血筋)の茶々に遠慮して、隠居したことになっていますので、実権はほぼありません。
ただ、やっぱり権威は相当なものだったと思いますので、このような描き方にいたしました^^;
ありがとうございました。
06 九条忠栄(くじょうただひで)の憂鬱への応援コメント
大阪城は、流石に差し出せない……たとえマトモであったとしても……。ねねさん、知らないのかな?ほんとに?と、思いつつ、猫…と、考える深いお話しでした。
作者からの返信
後世の視点からすると、大坂城を差し出すぐらいのことをしないと、徳川家康は許してくれないと思ってしまいます。
そして実際、家康は城を差し出せと大坂の陣前夜に豊臣家に言っているわけで……。
ねねさんは隠居してしまったので、つまり実権も返上してしまったので、ほとんど何も知りません。
だからこそ、家康も交渉相手は茶々を念頭にして、豊臣家と話をしていたそうですし。
さて、猫はどんな立ち位置なのでしょうか……。
ありがとうございました。
27 手切れへの応援コメント
戦国時代の時間の感覚は、後世のわたしたちからすると、ややもすると間遠な印象になりがちですが(少なくともわたしの感じ方では)還暦前後まで豊臣家ひと筋に尽くして来ていきなり放逐されるのですから、さぞや感慨深いものがありましょうね~。
作者からの返信
豊臣家が一番盛り上がる時期である賤ヶ岳で活躍し、そこから秀吉が天下を取って、そして死んで以降の、豊臣家の衰退も見て来た片桐且元。
(拙作ではいろいろと思惑があってのことですが)史実として、還暦近い年齢まで働いてきた且元に城を出ろという豊臣家。
これに家康が激怒して大坂の陣が始まるわけですが、やはり同じ年寄りである家康が怒るのも無理ないなと思います。
家康の「激怒」にはポーズの意味が大きいでしょうし、且元を追放するというのは好機だと思ったんでしょうけど^^;
ありがとうございました。
27 手切れへの応援コメント
もうこの時点で片桐且元ぐらいしか豊臣直臣といえる武将がいない大阪城。
でも所領の石高も低いし、厳しい立場ですね。
直臣だからこそ大阪城を出ろ。
且元の行動の謎を解く答えになりますね。
作者からの返信
片桐且元は近江以来で、浅井家の縁から豊臣家に仕えた人間です。
そして茶々が浅井家の血を引くことから、今の大坂城に仕えていたのでしょう。
その大坂城は、関ヶ原で豊臣家直轄領をだいぶ減らされています。
秀吉以来の黄金も、方広寺や諸寺復興に使われていて……おっしゃるとおり、財力という点でも、大名は従いたくないでしょう。
拙作の秀頼の目的はアレなんで、且元には逃げて欲しいと思ってます。
それプラス、治長には「やりたいこと」があるので、且元には城を出てもらったようです。
このことがどう響いていくのか……。
ありがとうございました。
26 真田左衛門佐信繁への応援コメント
ついに信繁さんの出廬ですか。
その時が近づいてますね。
戦うではなく、治長は何を頼んだのでしょうか?
作者からの返信
秀頼の目論見通り、いくさが迫っています。
そんなわけで治長は、馬廻り衆時代からの莫逆の友、信繁を訪れました。
戦いは戦いで、頼んではいるのでしょうが、治長はその戦いのゆくすえを見通しています。
その上で、何をやりたいのか。
それは信繁がいれば、かなうのか。
ありがとうございました。
26 真田左衛門佐信繁への応援コメント
真田信繁きた!!
豊臣の闇の深さは村の因習から始まっていたとは……。終わらせるつもりの秀頼と、まだやりたいことがある修理。信繁との会話がいいですね。
作者からの返信
めっちゃドロドロな空気の中に、颯爽と登場した信繁。
果たして彼は、「みんな狂ってる」世界で、狂わずにいられるのでしょうか……。
秀吉は村人Aの立場から国を盗った男。
だとしたら、そのムラの因習がしみついていたら……とおもったのです。
そしてついに大坂の陣へ。
秀頼は、望んだいくさが来た時、どうなるのか。
そして修理は、いったい、何をやりたいのか。
あと、修理と信繁は、拙作の中でも、屈指のベストカップルです(笑)
ありがとうございました。
26 真田左衛門佐信繁への応援コメント
「見せしめ」
「言いがかりでも通るという前例の証拠」
なるほど、こう考えると現在も方広寺の鐘が「そのまま」残っている理由が分かりますね。
作者からの返信
昔、子どもの頃に見た歴史漫画か、あるいは真田幸村の伝記漫画かに、方広寺の鍾銘が残っていて、その写真が口絵として載っていました。
今でも残っているんだ、と驚いた記憶があります。
じゃあ何で、残っているんだろうと考えて、思いついたネタです。
……幕末あたりから、「こんな言いがかりつけてるよ」と馬鹿にされていたかも^^;
ありがとうございました。
19 城塞への応援コメント
面白すぎて、昨日からこちらのお話のことをずっと考えておりました……! 乳母の死、猫の死、そして導き出される真実……推理の道筋がとても綺麗で、物語にのめり込みました。
茶々さま……口を封じたのでしょうか。あのときの沈黙の意味が分かった爽快感が、不気味なものに変わっていく描き方もお見事ですヾ(:3ノシヾ)ノシ 続きも、楽しく拝読します!
作者からの返信
恐縮です。
ミステリについては、下手の横好きなので、四苦八苦しながら書いておりました。
そのため、「面白すぎて」、「綺麗」とのお言葉、まことにありがたい限りです^^;
茶々さま……もしかして、ひぐらし目をしていたのかもしれません^^;
謎を解くことは、秘密を暴くことで、そのいい意味と悪い意味を醸し出せればなぁと思って、このあたりは書きました。
お褒めいただき恐縮です^^;
つづきもお楽しみいただければ幸いです♪
ありがとうございました!