……これが純愛なんですかねぇ。
偉くなるってシンドイです。
作者からの返信
……純愛かもしれません。
なまじ、織田家や浅井家の血を引き継いだばっかりに、生まれた頃から気苦労が多かったのでしょう。
そしてそれを知る乳兄弟と愛し合うようになる……純愛かもしれません。
レビュー、ありがとうございます。
方丈記の出だしのフレーズを用いて来るとは思いませんでした。
しかし、おっしゃるとおり、三英傑の織り成す時の流れの中で、生きてきた人たちの話ですから、さもありなん、と感じました。
その流れの中でも純愛は、残るものがある……そうおっしゃっていただけて、嬉しい限りです。作者冥利に尽きます。
ありがとうございました!
こんばんは、御作を読みました。
信之「弟おおおおお!?」
また真田兄の貴重な寿命が削られているでゴザル。
大野さん、ひょっとしたら裏主人公だったのかも知れませんね。
こういうカタチであっても結ばれて幸せだったのかも。
面白かったです。
作者からの返信
信之さん、けっこう長生きしてるんですけどね……^^;
まあ信繁としては宇宙ならぬ戦国兄弟としてやってきた仲だから、「兄ちゃん、頼んだ!」ってところでしょう。
あと、それなりに計算して託しています^^;
大野さんはおっしゃるとおり、裏主人公だと思います。
茶々のためにひたすら耐えて、機会をとらえて茶々を解放して共に死ぬ。
それは悲しい最期であっても、共に在れたということで、幸せだったのかもしれません……。
ありがとうございました。
鳥肌が立ちました。
歴史で、茶々は悪女のように伝えられる事もありますが、母性や愛に嘘はなかった。
色々な人の命や思いを犠牲にして、徳川の世は300年続くのですね。深いお話でした。
作者からの返信
悪女……豊臣家を牛耳った、とされているのでしょう。
でも茶々は、事実上の豊臣家当主として、立派に務めを果たしていたました。
その結果、豊臣家を牛耳ったとされて、悪女呼ばわりは、ちょっとおかしいと思います^^;
あと、いざ戦いになると怯えて駄目だったと言われますが、二度の落城を経験した人が、今さら怯えるかと思いますし。
……そんなわけで、拙作の茶々は、ちょっとミステリアスですけど、ごくまっとうに考えて行動する女になりました。
そのため、子どもである秀頼のために死を選びました。
結果、徳川の天下は定まりました。
おっしゃるとおり、さまざまな人たちの行動や思い、命を食らって、徳川の時代――江戸時代は始まったのです……。
ありがとうございました。
拝読致しました。
修理さん、豊臣家の幕引きと言う大仕事をやり切りました(;ω;)ガンバッタ
誰よりも愛していたであろう茶々さんが他人の妻として在る傍に居続けるのは、そらもう大変だったでしょう。
茶々さんもそうですけれど。
しかし、茶々さん、死んでまで「秀頼の死亡証明」として存在しなければならないとは、最後までお仕事おつかれさまです(T人T)
来世にて救いのあらんことを...
作者からの返信
修理さん、彼もある意味、狂っていました。
茶々への愛に狂っていました。
だからこそ、秀吉の側室となったあとも、そばにありつづけたのでしょう。
茶々もまた、修理がそばにいるからこそ、やってこられたのかもしれません。
そして二人で共に死を。
その死によって、秀頼の死を証明するために。
これで「秀吉の子なんかどうでもいいや」とできないところが、茶々と治長の弱いところであり強いところです。
死に場所を得るために奮闘してきた二人。
あの世では何の気兼ねもなく、二人でいられますように。
そして来世も……。
ありがとうございました。
もともと死ぬ気であったのが、延び延びになっていたというのもあるでしょうが、淀君ももう疲れちゃったんでしょうね。
46歳だと、人間50年まであとわずか。
十分に生きたという実感がありそうです。
誤字報告です。
「信繁への動向」⇒「同行」
作者からの返信
誤字報告ありがとうございます。
修正いたしました。
茶々は気がついたら豊臣家の「正室」になっていて、嫡子を生んだものだから、その嫡子が大きくなるまではと、「事実上の当主」を務めることになったのでしょう。
で、大きくなってからも「大御所」扱いだし、実務面からも決定に携わっていて……これで並の大名だったらいいんですけど、この頃の豊臣家の舵取りとか、絶対に疲れると思います。
しかも拙作の設定だと、自殺願望持ちだし、何というかこの人も「忍耐」で生きてきた人でした。
おっしゃるとおり、46歳だと、伯父の信長の享年まであともうちょいですからね。
ありがとうございました。
茶々様の心が、江姫にもいつか通じるといいですね🥲
作者からの返信
茶々さま、長姉として、妹の――特に御台所となった江のことを気にかけていたと思います。
その羨みも妬みも知っていて、守ろうとしたのでしょう……。
ありがとうございました。