江、なんだかとんでもない方向に……もう思い出せない、そんな我が子よりも、姉への嫉妬心の方が深いのが……完子かわいそうに……
夫婦仲が良い、良い夫と巡り合えたのが救いだと思いました。
最後の「狂い」ぞくぞくしました。
作者からの返信
江も狂ってしまいました。
ずっとずっと茶々の「下」にいて、やっと「上」になったと思ったら、実は仮想・茶々として扱われていたというオチが。
そして完子については、実は江はあまり思い入れはありません。
でなければ大坂に置いて来ないという設定です。
そんな完子さんですが、茶々さまのファインプレイで九条家に嫁入りできたのは、かなりラッキィの部類です。
さて、江の狂気は何を招くのか……。
ありがとうございました。
あちゃー。
秀忠さん。寝言とはいえ、奥さん以外の名前を出したらまずいですよ。
それが妻の姉ともなれば家庭内争議まったなし。
秀忠は損な時代の方ですね。
本人の資質はともかく、父を含め周囲が戦国の遺風を残すヤバイのしかいない。
見比べられたらそりゃねえ。
作者からの返信
ご指摘ありがとうございます。
修正しました^^;
山岡荘八「徳川家康」で、長丸時代に大坂で茶々と会っていたというエピソードがあって、そこから妄想したんです。
茶々ラブの秀忠が、その茶々の妹を娶っていたら、と。
そんなわけでついつい寝言で、呟いちゃいました。
家康から実務を引き継いでいるので、その辺の驕りという油断が寝言に出ちゃいました^^;
秀忠は、この時代に戦国を生き抜いた男を、しかも長命の男が父であるのが不幸でした。
しかもその父と戦場を駆けた男たちもいるし。
……たしかに損してると思います^^;
ありがとうございました。
秀忠と江。この二人は2000年の大河ドラマ『葵徳川三代』で主演した西田敏行さんと岩下志麻さんがすぐに思い出されます。今回のエピソードでも二人がやり取りしている様が思い浮かんだほど(^_^;)
さて、江の行動がこの後にどう影響するのか?目が離せませんね🤔
作者からの返信
「葵徳川三代」、懐かしいです。
秀忠にスポットを当てていた印象です。
ちなみに拙作の秀忠は、原哲夫先生が描いた「影武者徳川家康」と「SAKON」をイメージして書いています^^;
徳川秀忠を悪人に描いて、凄かったなぁという記憶がありまして……^^;
さて、江の心に嫉妬という思いが宿りました。
これが豊臣家にどういう影響を与えるのか。
お楽しみいただければ幸いです。
ありがとうございました。
拝読致しました。
おおっ、秀忠さんにオーバーワークの気配が見られてしまい、心中をお察ししてしまう(^^;)
そぉかあ、寝言まで取られちゃうかぁ、天下人も大変です。
ともあれ、これにて一番オソロシイ「注目」を得てしまいました。
それもこれも、茶々さんの美貌に端を発しているのですか。
江さんだからピーピング半蔵さんを直接的には使えないでしょうが……くノ一とか出てきてしまったりして?(^^;)
姉妹の確執まで出てきてしまうとなると、情念同士のぶつかり合いというのが恐ろしくなりそうな予感ですね(;´∀`)
作者からの返信
家康はもう年齢が年齢だし、実務的なことは秀忠に棚卸ししていると思うんですよ。
で、疲れてスヤスヤとした秀忠さんに、江は「何もしないの?」とお怒りです^^;
秀忠は人質時代に茶々に会っているという話を、昔、山岡荘八「徳川家康」で読んだことがあって、そこから、茶々ラブになっていたらと想像したんです。
半蔵さんを使うのは、将軍か大御所じゃないと無理そうなんで、江は江なりに、「支配」への道を進めます。
そして茶々に、どう落とし前(?)をつけるのか。
ありがとうございました。
発作的で外に現れる狂気はもちろん怖い。理性的で裡に秘めた狂気はもっと怖い。ぞくぞくします。
作者からの返信
恐縮です。
山岡荘八「徳川家康」で、人質時代の秀忠が、茶々とエンカウントするお話があって、そこから恋慕を……という想像してみました。
で、そうすると、江としては、自分は何だったのかという深みに嵌まってしまうだろうなぁ、と^^;
ありがとうございました。
江が狂ったって、怖い。
彼女ひとりしか愛さなかったと史実ではありましたけど、そこに、絶世の美女茶々がからまって、嫉妬は姉妹でも恐ろしいですね。
作者からの返信
家光より忠長を偏愛していたという俗説から思いついた展開です。
下の子が好きってことは、自分もまた、姉に対して劣等感を抱いていたのでは……と。
ましてや相手は長身の美女で、天下人の側室。
一方で、自分は田舎大名の二代目の妻。
……これで嫉妬していたら、キツいだろうなぁ、と。
ありがとうございました。
いっそみんな狂ってしまえーヽ(゚∀゚)ノ
『輿乗の敵』から感じる爽やかさもいいですが、こういう昼メロ的な愛憎ドロドロもいいですね。好き( ゚∀゚)=3
そういえば、何年か前に、どこかで「大坂攻めについて家康は乗り気ではなく、極力落としどころを探していた。やる気なのは秀忠の方だった」という説を見たことがありまして(みなもと太郎スレだったかなあ……)。以来僕の中ではそれが定説(というより願望w)になってるんですが、このお話では秀忠がどう描かれるのか楽しみです。
作者からの返信
仮にも横溝賞に応募する以上、ドロドロして狂っていないと(謎の使命感^^;
「輿乗の敵」はホント、青春時代劇を目指したんで、今回は「たたりじゃ~」的なモノを目指してます(笑)
みなもと太郎スレ、そんなのがあったんですね。
秀忠の方が乗り気っていうの、わかる気がします。
ちなみに私は「影武者徳川家康」とか「SAKON」の秀忠をイメージして書いています。
悪人だけど、どこかひ弱で、情けない秀忠……そういう秀忠を目指してます(笑)
ありがとうございました。
編集済
ええっ?! まさかのことに江まで狂うのですか。(@_@。
初代家康と三代家光との穴埋めのように見られがちな秀忠ですが、戦を知らないとか凡庸とか言われる悩みがあったことが推察されますし、五つ六つ年上の女房に頭が上がらないこともなんとなく……。
その妻・江にふっと嫉妬の魔がさしてなにをやらかしてくれるのか、急展開に次ぐ急展開に目が離せません。
作者からの返信
江は、俗説ですが、家光ではなく忠長を偏愛していたといわれています。
そこから、兄弟の「下の子」に対するコンプレックスがあるんじゃないかな……という想像です^^;
秀忠はたぶん、平時の将軍としてはそこそこだったんでしょうけど、戦時の将軍としてはまだまだだったんじゃないでしょうか。
戦いの経験があまり無いのに、関ヶ原では真田という戦巧者と戦わされるし、「そりゃないよ」と思っていたのかも。
江は江で、信長の妹の娘という誇りがあるから、秀忠のことをあまりよく思っていなかったかも。
織田家より下の徳川家の子だし、格がちがうとか感じていたのでは。
そして江は、妬み深いことでも有名なので(真実は知りませんが)、そんな彼女が茶々に対して嫉妬していたら……と想像してみました。
……完子としては、たまったものじゃないでしょう^^;
ありがとうございました。
江姫様、女ですねえ
作者からの返信
江さまって妬み深いというイメージがありまして……^^;
それが、自分の姉で、しかも美しさを自分も認める女に嫉妬したら……と想像したのです。
ありがとうございました。