18 いちど、しちどへの応援コメント
刀の名前というと八犬伝の村雨丸はカッコいいな……と思ってましたが、一胴七度は怖すぎです!
しかし持ってると「俺は無敵だー!」と勘違いする奴出てきそうですね。
作者からの返信
八犬伝の村雨丸はかっこういいですね。
水気を帯びているから、という設定も切れ味があっていいと思います。
しかし一胴七度はちょっと……^^;
いわゆる中二病のようなネーミングです。
そういう、相手をビビらせるネーミングが流行っていたのでしょう、戦国時代ですし^^;
ありがとうございました。
26 真田左衛門佐信繁への応援コメント
信繁と治長は朋友だったのですね、これまでまったく存じませんでした。
治長はのっぺりした色事師のみにあらず、智謀の将の器だったのですね。
物語は新たな展開を見せ、いよいよ大坂の陣へとまっしぐらでしょうか。
作者からの返信
信繁と治長は、史実として知り合いだったらしく、その伝手で、城に来てもらったらしいのです。
治長は秘書官としては有能だったと思います。
書家であり、茶人でありますし。
これから描きます、片桐且元への対応とかも考えると、けっこうまともな人だったのでは。
さて、暴走する秀頼によって、ついに時代は大坂の陣に入ります。
秀頼はその暴走の「結果」を受け止められるのか。
その時、茶々は、治長は、信繁は……。
ありがとうございました。
05 豊臣秀頼の乱行への応援コメント
血統でつないでゆく世襲の怖さを、まざまざと肌で感じます……秀頼……なんだか、すべての悪い者が凝縮されたような……
作者からの返信
豊臣秀頼。
豊臣の子として生まれ、育ち、周りから期待されていた男。
そんな男が、なぜこんな「すべての悪い者が凝縮されたような」振る舞いをするのか。
確かに、世襲のデメリットというか怖さが出ていると思います。
……これから、秀頼のその言動の謎を探る話が始まります。
いったいなんで、こうなってしまったのか、を。
ありがとうございました。
25 木下弥右衛門と竹阿弥への応援コメント
なるほど、秀長の同父弟説(弥右衛門が亡くなる前に生まれた)を、こう回避して今回の設定に繋げましたか、面白いです。
作者からの返信
秀長の父がどっちなのかよくわからないのと、竹阿弥が秀吉に冷たかったというところから、この設定を思いつきました。
ムラ社会の因習みたいなのが、天下人の家に影響しているとしたら、恐ろしいなと思いまして。
ありがとうございました。
25 木下弥右衛門と竹阿弥への応援コメント
やはり、横溝正史か京極夏彦ばりの非常にどろどろとした家族の関係でしたが、明かされていない謎がまだ三つ。なぜ猫が乳母の手をなめていたのか? 乳母はいかなる手段で殺されたのか? 乳母を直接に手を掛けた犯人は誰なのか? 続きが楽しみです。🕵️
作者からの返信
この話を思いついた時、さすがにカクヨムコンには出せないなぁと感じ、横溝正史賞があって良かったと思いました^^;
滅茶苦茶ドロドロした一族であった木下家=豊臣家。
そうであってもおかしくないと思わせる、秀吉の存在感が凄いと感じます。
あと、乳母関連の謎は、次回触れさせていただきます^^;
ありがとうございました。
19 城塞への応援コメント
こんばんは、御作を読みました。
あー、うー、あー、本作だとまさかのそうだったのか(°°;)
秀頼さんとしては親父さんの真似というか、繋がりを大事にしているわけですね。
なお、やってることは無意味で立場も危うい殺人だ。
これはいけません……。面白かったです。
作者からの返信
秀次事件について考えていて、こういう理由があったとしたら、族滅したことも頷けると思ったのです。
痕跡すら残さず、抹消したのでは、と。
で、それに秀頼が気づいてしまったなら……と想像したのが、この作品になります。
そうですね、かなり無意味で、それでいて立場を危うくすることだと思います。
そして死んでしまった者は、もう帰って来ない……。
ありがとうございました。
25 木下弥右衛門と竹阿弥への応援コメント
秀吉と秀長の関係を上手く使いましたね。
先例があるなら抵抗感はより少なかったでしょう。
しかし、露見してしまうとこういう悲劇しか生まない秘策でした。
作者からの返信
竹阿弥が秀吉に冷たかった、というところから、このようなことを思いつきました。
実際は、継父だったから、前父の子が疎ましかっただけでしょうけど。
そして、豊臣家=木下家としては前例のあることを秀吉はやったのだ、と告発する瑞龍院日秀。
大政所も秀長も朝日姫もいない今、そして秀吉もいない今、その告発は誰にも否定できず、秀頼を追い詰めていきます。
ありがとうございました。
編集済
25 木下弥右衛門と竹阿弥への応援コメント
そんなに年季の入った理由が潜んでいたのですね、事件の底には……。
なにがなんだか分からないほど入り乱れた男女関係ですが、清潔面は如何に?
傑出のエンタメには申し訳ないですが、すみません、妙なことを思いました。
作者からの返信
秀次事件の裏を想像してこの話を思いついた時、そもそも秀吉の出生というか、木下家の過去もこんなだったとしたら、竹阿弥が秀吉に冷たかったのも合点がいく、と考えたのです。
われながら酷い話を書いていると思います^^;
実は、この作品の前半部分、ここまで書くのに相当の労力と時間を費やしました。
で、ここから後半部分、大坂の陣を書くのは、実は楽でした……前半部分よりは^^;
そんなわけで、次回のタイトルは「真田左衛門佐信繁」です。
よろしくお願いします^^;
ありがとうございました。
24 瑞龍院日秀(ずいりゅういんにっしゅう)への応援コメント
秀吉のお姉さんですか。
弟にいいように利用された挙句に息子を全員殺されたようなもんですからね。
秀吉のことは恨んでいたでしょう。
作者からの返信
この人、本当に可哀想なんですよ。
弟の出世に引きずられて、息子たちは戦陣に、狂死に、切腹にと向かわされ、相当憎んでいたんじゃないでしょうか、豊臣家を。
江戸の世になってからも、なお長生きしたのは、案外その辺に理由があるのかもしれません。
ありがとうございました。
19 城塞への応援コメント
拝読致しました。
推定父親とのよすがが人切りという……(^^;)
聞きたくとも、聞けない。言いたくとも、言えない。
なんなら、相談できそうな相手もいない。
その内圧が高まりまくった結果が、あの凶行だったんですかねぇ(;'∀')メ ウラァ
実父が狂乱の人斬り疑惑があり、実母が密やかな想い人の暗殺疑惑がある。
いずれも推定がつく案件ではありますが、そら内圧も高まりますね。
ベントできませんので。
さてここにベントできる空気孔ができたけれど……時、すでに遅しか??
作者からの返信
秀次は痕跡すら残さず滅されてしまいましたからね……。
さすがに刀までは始末できなかったようで、秀頼としては、それをよすがにするしかなかったのでしょう。
そしておっしゃるとおり、秀頼はたったひとりで疑心暗鬼状態でした。
その発露としての乱行ですが、実は彼なりの計算もあったりします。
九条忠栄が「真相」に気づいたことにより、ようやくにして理解者を得た秀頼ですが、方広寺鐘銘事件も佳境に。
もう、導火線に火がついてしまったのでしょうか……。
ありがとうございました。
編集済
24 瑞龍院日秀(ずいりゅういんにっしゅう)への応援コメント
うわ、ここで「おばあさま」登場ですか……。
この人と、妹の朝日姫が秀吉の親族の中で一番割食ってる気がします。
実は豊臣家と秀吉を恨んでるんじゃないかなと。
秀勝病死、秀保横死(かなり疑わしいですが)はともかく、秀次については息子と孫が皆殺しですから。
作者からの返信
はい、ここまで来たら、もうこの人を出しちゃえ、と。
なまじ英雄のきょうだいに生まれたばっかりに、割りを食った人だと思います。
朝日姫も相当可哀想でしたね。
秀長も秀長で、胃の痛い人生になってしまったと思いますが^^;
秀勝も、済州島で病没とか、そんな戦役をおこさなければ良かったのにと思ってそう。
秀保は、秀次のような乱心の汚名を着させられているし、秀次については言わずもがな。
資料こそないですけど、おっしゃるとおり、かなり豊臣を恨んでいると思います。
史実として、完子がよく会いに行って、相手をしていたみたいなので、おかげで長生きしたみたいですけど。
ありがとうございました。
編集済
24 瑞龍院日秀(ずいりゅういんにっしゅう)への応援コメント
なんと、本当に驚く展開に、目が離せません
作者からの返信
瑞龍院日秀。
この人、あまり知られていませんが、あの秀吉の姉なんですよね。
そういう人が、まだ生きていました。
さて、何をかたってくれるのか……。
ありがとうございました。
編集済
24 瑞龍院日秀(ずいりゅういんにっしゅう)への応援コメント
忠栄と完子夫妻の希望的観測、わかるような気がします。
人は、まさかの坂を乗り越え乗り越え生きるものゆえに。
鐘銘に他意はなかったとする従来説にかすかな違和感を覚えていましたので、秀頼が敢えていじった説に感服いたしました。
随所に匂わされる、本当は秀吉胤説、さて如何様になりますか。
作者からの返信
忠栄と完子は、秀頼の素行不良を直して、徳川に臣従すれば、豊臣は生き残れると思っていました。
徳川も、まさかそこまで酷いことはしないだろうと思っていましたが、(少なくとも拙作においては)家康は妄念に狂っていて、その目はありませんでした。
鍾銘については、呪いは無かったと思いますが、間違いが妥当だろうなと思います。
でも、豊臣家を滅ぼしたい誰かがそれをやったとしたら……と想像したのです^^;
秀頼の才知は、果たして秀吉譲りなのか、秀次譲りなのでしょうか。
さて、事態はとうとう大坂の陣へと向かっていきますが、その前に、秀吉の過去の過去を、ちょっと振り返ります。
ありがとうございました。
編集済
22 殺生関白への応援コメント
晩年になってボケて狂ったと言われたけど、小谷城攻め、鳥取城飢え殺し、実は若い頃から狂気を抱いて、老いになるにつれてその邪悪さがむしろ研ぎ澄ませた……かもしれませんね。
天下人はサイコパスでなきゃ!この設定なら実は総見院さまも健在した頃は「恐ろしい猿鬼め、軛を繋がらねば……」と思いになられたかもしれません!そして本能寺の変、猿鬼が野に放たれた……なんって妄想しちゃいました。そういえばラノベでは猿鬼はゴブリンとも読めるからなおさら邪悪さが滲み出る、太閣記はさしずめ平ゴブリンがゴブリンエンペラーになるまでの成り上がり伝!?
作者からの返信
秀吉は高齢による心身の衰えはあったと思います。
そして、おっしゃるとおりですね、飢え殺しに渇え殺しと、なかなか壮絶なことをやっている奴でした。
信長にも反抗的な態度を取ることがあった秀吉。
本能寺の変も、秀吉黒幕説があるぐらいですから、たしかに猿鬼かもしれません^^;
とすると、家康はゴブリンスレイヤー……いや、服従したから、ゴブスレには成れませんね^^;
ありがとうございました。
18 いちど、しちどへの応援コメント
一胴七度
これはまた怖い言葉が…
早く秀頼の行いを抑えないと取り返しがつかないことになりますね
秀次の刀を手に入れた秀頼が何をしようとしているのか
恐ろしい気持ちになります
作者からの返信
菊一文字とか和泉守兼定みたいな名前だったら良かったのですが、この時代はこういうネーミングが流行っていたみたいです。
相手を畏怖させる、どちらかというと、中二病のような感じかもしれません。
そんな恐ろしい名の刀を手に入れたら、秀頼はいったい、どうするのでしょうか。
ありがとうございました。
18 いちど、しちどへの応援コメント
こんばんは、四谷軒様。御作を読みました。一胴七度の逸話、初めて知りました∑(゚Д゚)
村正一門が改めて名刀……妖刀と呼ばれても納得な逸品を作り上げていたんだなあと驚きました。
同時に、秀次さん、現代の価値観にはあわないものの優秀な剣士だったんですね。勉強になりました。面白かったです。
作者からの返信
八丁念仏団子刺しも凄いですが(笑)、一胴七度もネーミングとしては、かなり凄い由来だと思い、出させていただきました。
こんな刀を作っちゃうなんて、ホント村正はすさまじいです^^;
そして秀次、もしかしたら秀吉に名刀を預けられるほどの信任を得た、兵法家だったかもしれません。
でもそういう人を切腹させちゃう秀吉って……。
ありがとうございました。
編集済
23 徳川家康への応援コメント
大戦の前に、豊臣は内側から崩壊していたのですね。
寄らば大樹はありがちな人情ではありますが、心が寒くなりますね~。
それにしても孫娘の夫にひとかけらの愛どころか憐みもない家康の怜悧。
作者からの返信
結局のところ、豊臣家VS諸大名みたいな感じになっていたと思います。
秀吉がいたからこそ、加藤清正らは豊臣家に従っており、それが力となっていました。
ところが秀吉が亡くなって、能吏・石田三成らも消えてしまった……。
となると、どう考えても衆目は徳川家へと向いていく。
これで家康に寿命が来ていたら、もっとちがった展開になったかもしれませんが、生憎、健在でした^^;
であれば、徳川家のために、鬼となって豊臣家を潰してやると思うもの……生きているうちに。
孫娘の夫だろうが、容赦はしないと、心のうちに決めていたと思います。
ありがとうございました。
22 殺生関白への応援コメント
うわー、秀次はえらいもんを背負わされてしまいましたね。
でも秀吉なら、やりかねんですよね。
秀次一族郎党は殺されてしまいましたけど、豊臣家って男性血族が少ないじゃないですか。
これが豊臣家滅亡の原因のひとつでもあると私は思ってるので、秀次一家を根絶やしにしてしまったのはなあ……と思います。
晩年、止める人が側にいなかったのもあるでしょうが、秀吉は判断力が鈍っていたというか狂っていたかも……と考えるのは不思議ではないですね。
作者からの返信
もし秀次が狂ったのだとしたら、こういう理由なんじゃないかな、と想像したのです。
おっしゃるとおり、秀吉ならやりかねません。
しかも豊臣家を残すため=天下静謐のためと思っている節もあり、秀吉の狂気はかなり深いです。
秀次の「族滅」は、秀吉にとっては正しいことだったのかもしれませんが、これもおっしゃるとおり、男性血族を消して、かつその妻子を消したのは、豊臣家の継続性からすると大ダメージでした。
秀頼に後を継がせるにしても、適度な年齢の一族の男性(秀次)、あるいは長老的存在(秀長)のサポートがないと、諸大名、特に徳川家は従わないと思います。
事実、従いませんでしたし。
秀長や利休が死んだこと、高台院が隠棲してしまったことは、秀吉にとって大きかったのでしょう。
この状況で秀吉が狂っていくとしたら、それを止められる者は、もういないので……。
ありがとうございました。
18 いちど、しちどへの応援コメント
拝読致しました。
秀頼さんの乱行、鍵は刀にありそうなのですかΣ(O_O;)
刀が歯止めになっている、つまり乱行のパーツとしてその刀が必要?
ご乱心(予定)は、刀があるから実行したいのか、それとも実行するにあたり一胴七度がないと意味が無いのか。
なかなか難しいお題ですね(^_^;)
秀次さんの跡を追うような行動も不可思議です。というか不気味ですね。
さて、秀頼さんは何に突き動かされているのか……?
作者からの返信
秀頼の乱行は、彼自身の心の乱れもあるのですが、根本には、ある理由があります。
大野治長はその辺を読んで、一胴七度を探していて、途中、家康に呼び出しを食らったので、母の大蔵卿局に託していました。
というか逆に、自分がいない間に秀頼を抑制するために、「刀を探しているから」と大蔵卿局に言い訳させて、ステイさせていました。
でも有能な大蔵卿局は、刀をゲットしてしまい……。
秀頼は稀代の名剣を手に入れた時、何を思うのか。
お楽しみいただければ幸いです。
ありがとうございました。
22 殺生関白への応援コメント
えっと~、完子は秀吉が江に産ませた子、ですか?
たしかに三人姉妹のだれに対してもその機会はあったでしょうけれど……。
入り乱れすぎて、なにがなんだか分からなくなりました。( ..)φメモメモ
作者からの返信
拙作の江は、茶々憎しで何でもやっちゃうので、「完子の父は秀吉」という嘘を平気で言います。
家康が「嫡男の嫁が秀吉のお手つきだった」と知ったら、怒り狂って大坂城を攻め立てるだろうと思ってのことです。
……江も狂っているという設定なので、こういう嘘をつきます。
でも家康からすると、「父親が誰かというのは、母親じゃないとわからない」と思っているわけで、嘘かと感じつつも、怒るしかないのです^^;
ありがとうございました。
編集済
編集済
20 秀吉の策への応援コメント
なるほど、棄は実子で、秀吉はこう考えたと。
しかし、60歳過ぎてからもバンバン子供作って御三家当主に育て上げた家康が聞いたら鼻で笑いそうな(笑)。
……と書いて気づいたのですが、これはもしかして、秀忠と家光の関係から時々ネタとして出てくる「家光は家康と春日局の間の子」説の豊臣家バージョンでは!?
まあ、立場が入れ替わってますが。
作者からの返信
史実として、秀吉はおそらく茶々とは体の相性が良かったんじゃないでしょうか。
家康はちがう意味で化け物というか、もともと子だくさんなんで、たしかに拙作の秀吉の考えを聞いたら、可哀想だなと憫笑しそうです^^;
「家光は家康と春日局の子」説、初めて知りました。
言われるとそうかもしれません^^;
ちなみに拙作は「アルスラーン戦記」を参考にしていたりします。
いや、真相はちがいますけどね^^;
ありがとうございました。
17 ふたたび、京への応援コメント
拝読致しました。
江さん、母であることよりも、妻であることを優先されたのですね。
完子さん、ホントに「母」に関して幸が薄い...( ノД`)
そして舞台は問題の宴席に飛んで。
関白との呼称、実際に乳母さんがどんなつもりで言っていたのかはともかく、茶々さんが違和感を感じてしまったからこそ問題になった。
でも、ならば誰が乳母さんの口を封じたのか?
修理さん、このタイミングでは、まだお料理差配中で、この会話と茶々さんの反応を知らないはずなんですよね。
茶々さんが指示した――でも、だとすると秀頼さんへの当てこすりは必要か?
そもそも秀頼さんが乳母さん殺害に対して当てこすられ感を持つ理由も分かりませんが。
まだ、何か鍵が残っているような...Σ(O_O;)
作者からの返信
拙作の江さんは、完子さんに対して淡泊で、あまり関心がありません。
その理由はあとで触れられますが……。
ミステリって、最初の事件に戻るのが定番というかお作法だと思いまして、拙作も最初の事件に戻って参りました^^;
乳母の関白発言が違和感の原因ですが、関白だと何が問題かという疑問が生まれます。
少なくとも、茶々にとって何が問題なのかという疑問が。
修理さんはおっしゃるとおり、お料理の毒見とかそういうので大忙しです^^;
乳母の死が口封じだとすると、秀頼は最悪のタイミングで彼女の死体を発見してしまったことになります。
でも、これに関して誰もフォローをしていないような……。
そして秀頼は何で、自分が殺したと言っているのか……。
果たして、乳母の死の裏には、いったいどんな事情があるのか。
その辺を次回以降、述べていきます。
ありがとうございました。
16 方広寺鍾銘事件への応援コメント
こんばんは、御作を読みました。
方広寺の銘については、ほぼほぼ言いがかりもいいところだとは思いますが――。いかんせん、占いや誓文、祈りに呪いが「宣戦布告」と同じ意味を持っていた時代です。
文英清韓は脇が甘かったというか、本人の釈明通り、家康の諱を祝意と考えていたところを徳川家に利用された可能性もあります。
というのは史実の話で、本作の場合、秀頼さんが干渉した? なんとも謎が深まりました。面白かったです。
作者からの返信
鍾銘はホント言いがかりだと思います。
おっしゃるとおり、神仏のウェイトが現代とちがい、リアルに脅威というか力を持っていた時代、そういう解釈は充分成り立つ、というのはあると思います。
文英清韓は、祝意なのか、単なるミスなのか、あるいは「家康の名前が分かれたけど、アイツは本来、豊臣の家臣だからいいだろ」と思っていたのか……いずれにせよ、脇が甘かったですね。
何で鍾銘という代物を利用したのかは、そのうち真田信繁という人に、解説してもらおうと思います^^;
さて、その鍾銘を「いじった」秀頼。
黒板に落書きするってレベルじゃないのですが(笑)、何を思ってこんなことをしたのやら……^^;
ありがとうございました。
編集済
11 四辻与津子(よつつじよつこ)への応援コメント
与津子、スピーディー!
忠栄さんの高台院様訪問を知るや、帰路に待ち伏せ!
帝が背後にいるとなれば、GPSも衛星画像も使い放題!?
それはさておき、完子は、やっぱり、私の中では、「豊臣の子」というよりは、「浅井の子」、「お市の方の子(孫)」です。
作者からの返信
与津子さんはスタンド使いかもしれません(笑)
スタンド使いは惹かれ合うというか、「貴様、見ているな!」というか^^;
そして新手のスタンド使いのような迫力で、忠栄に迫ります(笑)
完子さんはそうですね、やっぱり「浅井の子」のイメージがありますよね。
江の実子で茶々の養子ですから^^;
本人は「九条の嫁」と思ってるみたいですけど……^^;
ありがとうございました。
18 いちど、しちどへの応援コメント
歌仙兼定も大概な名付け方法だと思いますが、一胴七度も凄い名ですね。
そして、ここにも秀次に縁が。
作者からの返信
中二病というか、何というか。
戦国時代だから、相手や周囲をビビらせる名前が受けたんでしょうね。
波遊ぎ兼光なんて、まだ可愛いものです。
そしてこんなネーミングの刀のオーナーは秀次。
その刀を欲しがるということは……。
ありがとうございました。
18 いちど、しちどへの応援コメント
この、ことば遊びのような一胴七度。
その意味するところが何なのか。疑問がますばかりです。
作者からの返信
「一胴七度」は、村正による刀で、伝説によると、関白豊臣秀次が、罪人で試し斬りをした時、「一の胴」というところの斬るのを、七回成功させたことからのネーミングです。
戦国時代ですから、相手や周囲を畏怖させるネーミングが受けたので、こんな名前になったと思います。
中二病みたいなものかと……^^;
ありがとうございました。
16 方広寺鍾銘事件への応援コメント
拝読致しました。
秀頼さん、乳母さんに女性と共に母性も感じていたのですね(^_^;)
その死因に自分が関わっていた、と……。
まったくわかりませんΣ(゚Д゚)
ただ、秀頼さん、ひいては清韓さんが呟いた言葉、豊臣の子。
なぜに家柄とその関係性を敢えて出すのか、豊臣という家にはどのような含意があるのか?
この先の展開を楽しみにします(^^)
作者からの返信
乳母は、身近にいるお姉さんなので、秀頼としては、ごく自然に母性と異性を感じるようになっていました。
その秀頼が、ある日、完子からの手紙で猫ちゃんが死んだと知って、「乳母を殺したのは自分」と思うように……。
秀頼の脳内で、いったい何が起こっているのか。
一方で、清韓さんは鍾銘をいじったのは自分じゃないと言い出します。
名前を直接的に言うのは憚られるから豊臣の子と言っているのか、豊臣恩顧の自分だから、その子には逆らえないと言っているのかもしれません。
お楽しみいただければ幸いです^^;
ありがとうございました。
18 いちど、しちどへの応援コメント
え、なんと恐ろしい命名なのでしょう。(@_@。
あれでしょうか、ひょっとしてこの時代の武士は少なからず現代でいうところのPTSDを発症していたのでしょうか。
作者からの返信
刀の名前って、結構酷いというか、「飛んだ」ネーミングが多いです。
たとえば歌舞伎に出て来る「籠釣瓶(かごつるべ)」なんて、「水も溜まらぬ切れ味」という意味ですし。
ましてや戦国時代なんで、相手や周りを恐れさせるネーミングが良いと思われたのでしょう……^^;
ありがとうございました。
04 十年後、慶長十九年への応援コメント
こんばんは!
完子さん、大変なお嫁入りになりましたが、夫婦仲が良くて、良かったです!
でも、相談事が……果たして……
豊臣家の滅亡の扉が……色々と怖いですが、先も楽しみです。
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
完子さんの嫁入り自体は成功の部類に属し、茶々のファインプレーとして歴史に残っています。
でも嫁入り前夜に乳母が死んだというのも史実で、これが謎とされています。
で、拙作では、その乳母についていろいろと設定して、そしてそれが豊臣家の運命につながって……という話を思いついたのです。
お楽しみいただければ幸いです^^;
ありがとうございました。
17 ふたたび、京への応援コメント
江と茶々の確執。
というか、一方的な嫉妬の念が姉を見捨てる方向に働いたのかな。
まあ、秀吉も関白っちゃ関白なんですけどね。
前関白で太閤が正しいですけど。
作者からの返信
この時の江の立ち位置と彼女の心情は謎ですよね。
お姉ちゃんを心配していたとしても、立場上、何も言えないし。
そこから、逆に見捨てる方向で、つまり下剋上な気持ちだったのかなぁと想像しました。
現実は、秀吉を関白って呼んでも、別にそんな怒られないと思います。
宮中じゃなかったら、そこまでこだわらないのでは。
あと秀次も、切腹前に関白を辞任して、関白経験者=太閤となっているんです。
でも、そこまでこだわるとわけがわからないので、やめました^^;
ありがとうございました。
編集済
17 ふたたび、京への応援コメント
江が地味に怖いですね😱
冒頭の宴が重要そうなので
一度リターンしてきます⊂('ω'⊂ )))Σ≡GO!!
ということで戻ってきました😊
ああ再読しても恐ろしい、その場にいたくないような宴でしたね
茶々が黙り込んだ理由が関白様≠秀吉ということをあてこすられたと感じたら
頭真っ白になってしまいますよね
忠栄様が落ち着いて物事を判断できる方で良かった
作者からの返信
江さん、嫉妬なのかコンプレックスなのか、秀忠を追い詰めることに夢中で、もう完子のことはどうでもいいと思ってます。
というか、完子に思い入れが無いという設定を帯びています。
冒頭の宴で、乳母はぽろっと失言してしまった印象です。
茶々はそれをスルーし損ねたんでしょうか、沈黙してしまいます。
このことが何を意味するのか……。
忠栄さんはわりとまともな人です^^;
今までは状況に引きずられていましたが、自宅謹慎したおかげで、クールになれました。
そこで見えて来たものとは……。
ありがとうございました。
16 方広寺鍾銘事件への応援コメント
秀頼さんは何か悟って確たる意志を持って乱行に及んでいる様子。
一体、猫の死から何を悟ったのでしょうか。
方広寺の銘の起草者が変なことを口走ってますね。
謎が謎を呼ぶ。
うーん。
誤字報告です。
「治長はどう抗する」⇒「同行する」でしょうか。
作者からの返信
誤字報告ありがとうございます。
早速訂正しました。
秀頼は実権を持っていないので、調べさせることができませんし、やれることも限られています。
そんな中で、何かに思い当たった様子。
彼をしてそこまで暴走させるものとは、何なんでしょう……。
文英清韓さん、実際は、そこまで考えずに鍾銘を書いたら、とんでもない展開になったんじゃないかと思います。
そこまで考えて文章作れないよ、と。
でも拙作では、それは「豊臣の子」が命じたらしいのですが……。
ありがとうございました。
16 方広寺鍾銘事件への応援コメント
秀頼と乳母の事件の真相が早く知りたいです
この鐘の話も真相はどうだったのでしょう
言いがかりなのか本当はバレないと思って裏の意味を込めたのでは?という気もします
片桐且元さんも胃が痛いでしょうね💦
清韓さんどうしたんだろ
まさか裏切り?ャダ((o(;□;`)o))ャダ
作者からの返信
秀頼が見つける前に、乳母に何があったのか。
乳母が死に至ったのは、なぜか。
その「なぜ」について、秀頼は何をつかんだのか。
それが秀頼の暴走の原因です。
鍾銘については、拙作では秀頼がいじったことにしていますが、これ実際は、そこまで考えずに文章を作ったと思います。
鐘に刻む文章、けっこうな量なので、そこまで考えられないよ、というところかと。
今と違って、テキスト検索できないし^^;
片桐且元さん、たしかに胃が痛いですね^^;
意図的じゃなくて、おそらく間違いでやっているのに、そりゃないよ、と。
そんな鍾銘を書いたことになっている清韓さん、何やら鍾銘をいじったのは豊臣の子だとか口走って、そして逃げちゃいましたが……。
ありがとうございました。
17 ふたたび、京への応援コメント
なるほど「関白殿下」ですか。
以前に読んだ戦国時代の城郭についての本には、聚楽第の遺構を調べたら、秀次時代に城郭としての防御力を強化するための掘割の改造がされていたのが発見されたと書いてありました。
一般的には冤罪とされる秀次ですが、本当に秀吉に対して謀反(実権掌握)を狙っていた可能性もあるという考察がされていましたね。
さて、どんな真相が出てくるのか、楽しみです。
作者からの返信
実際はそこまで厳密に呼び方を設定していたかが、わからないんです^^;
前関白だし、関白って呼んでもいいじゃん、と言われればそれまでですし。
聚楽第って、そういう改造を施されていたんですか。
江戸時代だったら完全にアウトですね、改易とかされる事案でしょう。
秀次は秀次なりに考えて、そうしていたのかもしれません。
秀吉を廃する必要を感じていた、とか。
この頃って秀吉が暴走している時期ですし。
……さてこのあと、どうなるか。
お楽しみいただければ幸いです^^;
ありがとうございました。
16 方広寺鍾銘事件への応援コメント
例の鐘のことも含め、秀頼の立場が鮮明になりましたね
この先、どうなるのか、ワクワクします‼️
作者からの返信
秀頼はずっと乳母の死のことを、心の底で思っていました。
最初は、乳母を死なせた奴を懲らしめてやると考えていたところが、凄いことに気がついてしまったようです。
そんなわけで鍾銘をいじったり、秀頼は彼なりの活動をしていました。
それがどういう結果を招くのか……。
お楽しみいただければ幸いです^^;
ありがとうございました。
15 大坂への応援コメント
拝読致しました。
不義密通……いつから?
これだと秀頼の父は実は修理さん説まで出てきそうな勢いですが。(^^;)
修理さん、もう茶々さん信者の域ですよね。
茶々さんのために生きる。
茶々さんの考えを忖度する。
茶々さんにとって良き未来への道筋を整える。
「推し」活動も大変ですよねΣ(゚д゚lll)
でも、果たしてそれが良い結果を招くのか?そこが問題です...
作者からの返信
秀頼の出生の秘密、となると大野治長は避けて通れないと思いまして^^;
果たして秀頼の父は修理さんなんでしょうか……。
修理さん、なまじ茶々さんの乳兄弟だったがゆえに、何かもう茶々一筋に生きる運命が決定してしまった、そんな人生だったと思います。
まさに「推し」だと思いますし、特にこの大坂の陣前夜だと、他に人がいなかったと思います、大坂城を差配する人が。
片桐且元を追い出しちゃうし。
さてそんな修理さんの思惑と言動は、いったい何につながるのか。
お楽しみいただければ幸いです^^;
ありがとうございました。
編集済
15 大坂への応援コメント
茶々の相手は大野治長だったんですね
幼なじみということですし茶々も心を許せる相手なのかも
大野治長が茶々を利用しようとしてるのではなく
望むことをと思ってるようなのが切ないですね
秀頼早くちゃんとしてみんなに心配かけないで欲しい
作者からの返信
茶々と治長は、史実でも最期を共にしています。
つまりは、それだけの関係なんだなぁと思って、こういう風に描いてみました。
茶々からすると、乳兄弟で幼馴染みだし、秀吉が亡くなった今こそ、想いを遂げる時と思っているのかも。
治長は治長で、茶々のためにと動いている模様。
じゃあ何が茶々のためになるのかというのが、まだ謎ですが……。
秀頼の素行不良、そろそろ何でそうなったのかが、明かされていきます……。
ありがとうございました。
09 高台院への応援コメント
秀吉には、長浜時代に、女に子を成させた事があった様です。
という訳で、秀吉自身は、子を成すに不足の身体ではなかったのでしょう。事実、茶々は棄を産んでいる訳で。
その秀吉が、茶々とは別の女を懐妊させていたとして、それがどうして、「茶々の子」という事になったのか‥‥?
なぞは深まりますね。
そうして、豊家と徳川との手切れは、もはや、待ったなし!?
作者からの返信
秀吉の実子。
たしかにいましたね。
しかし夭逝してしまったため、あまり多く記録が残されていません。
織田家臣時代は、それでも子がいない方が信長から自立を疑われる恐れがないから、「まあいいか」と思っていたのかも。
じゃあ秀吉が天下を取ったとして、その子が欲しいとして、誰かに産ませたとすると……やっぱり、何で茶々を側室にしたか、がポイントだと思います。
そして、方広寺鍾銘事件も進行している時期なので、当然ながら、導火線についた火が、どんどんと進んでおります……。
ありがとうございました。
編集済
08 猫の死から想起されるものへの応援コメント
忠栄さん、すでに、すごい推理にたどり着いています!!
さて、お作のテーマは、秀頼の出生というところに行くのですね? それも、とんでもないところに。
これ、忠栄さんは、証拠の残る書簡になどしたためて良かったのですかね???
大坂方に知られたら、「流言飛語を流す者」として、それだけで粛清されかねない気がします。
完子さんの乳母は、関白秀次の侍女だったのですか? 秀吉による秀次粛清の折には、妻妾子女はおろか、侍女までもが処刑されたそうですが、危うく難を逃れたのですね?
秀頼の出生がどの様であったにせよ、秀頼の豊家相続には、凄惨な秀次事件を想起せずにはいられません。
さて、本話とは離れますが、私、歴史上の茶々さんは、何を思っていたのだろうか、という事をしばしば考えます。
茶々さんは、自身は、秀吉の寵を得て豊家の「おふくろ様」となる訳ですが、妹の初は近江の京極氏に、江は徳川氏に、姪の完子は公家に嫁がせ、ついには、浅井の血を後世にまで残す事に成功する一方で、自分自身は、大坂城の業火の中で、秀吉の血を引く唯一の男子・秀頼と共に滅ぶ訳です。
多くの作品で、茶々さん=淀殿は、見識の狭い、天下の現実を受け入れられずに豊臣の権力に固執した女性の様に描かれますが、本当にそうであったのか、茶々が執着したのは、実はもっと別のものであったのではないかなどと思ったりもします。
作者からの返信
忠栄はこの時点で、乳母の死にかかわる、即効ではなく遅効性の何かが、秀頼の乱行につながったと思っています。
もし乳母に死ぬほど惚れていたのなら、乳母が怪死した時点でやさぐれているはずで、でもそうじゃなかったことからの推理です。
「乳母が実は……」系の何かがあって、秀頼はそれを十年後の今、知ってしまったから、乱行に身を投じた、と。
……そんなことを忠栄は書状にしていまいましたが、相手が高台院だから、まあ何とかなるのではと思います^^;
さすがに「ねねさま」に書状を渡せと言えないし、盗んだりしたら福島正則あたりが黙っていなさそう(笑)
完子さんの乳母は、豊臣秀次の侍女だったという設定です。
秀次とその一族の粛清時には、すでに完子の乳母になっていたので、粛清対象とはされなかった、という設定になります。
このあたりはこれからちょっと触れられます。
秀頼が豊家の家督したことについて考えると、どうしても秀次事件という「闇」が伴うことは、やむを得ないと思います。
成年の秀次が家督すると思って従っていたのに、未成年の秀頼が家督することになって、失望した大名もいるだろうなぁ……。
茶々さんについては、いわゆる俗説の、ヒステリックな女性像に「?」と思っています。
おっしゃるとおり、妹たちの嫁ぎ先、姪の嫁ぎ先については成功したと思います。
肝心の自分は秀吉の側室となり、子の秀頼と共に死んでいく訳ですが……。
でも、二度の落城を経験しているのに、そんなすぐに徳川と開戦したり、一方で大砲の砲撃を食らって、怯えて休戦したりするのかな、と。
どちらかというと、徳川の方が狡猾に茶々を嵌めていったのでは、と思います。
御台所・江の姉なので、あまり悪女としては描けないので、後世には「弱い女」として伝えたのでは。
江の忠長偏愛の話も、「こういう妹の姉だから、茶々は弱い女だった」と言うための後付けの話かもしれません。
拙作においては、茶々はわりとまともな女性として描いています。
まともだからこそ、思うところがあって、そして……という感じです^^;
ありがとうございました。
14 小野お通への応援コメント
こんばんは、御作を読みました。
小野お通。そんな人もいたんだ!?Σ(・□・;)
それはそれとして、茶々さんの威圧が凄すぎて、関わり合いになりたくない……。
良い形かと言われると疑問も残りますが、この時点の豊臣を差配しているのは彼女ですからね。がくぶる。
面白かったです。
作者からの返信
小野お通。
知る人ぞ知る女性で、「真田太平記」に出てきました。
真田信之がご執心で、お通もまんざらでもないって思ってる仲です^^;
茶々さん、よく考えたら信長の姪だし、浅井長政の娘だし、二度も落城を経験しているから、肝が座っているんじゃ……。
そういう想像を元に、彼女を描いてみました^^;
ありがとうございました。
14 小野お通への応援コメント
お通…またまた美女が
この茶会の三人容貌が優れてるだけでなく賢い女性たちですね
茶々は作品によっては秀頼かわいさに目がくらむ
あまり賢くないような雰囲気の時もありますが
立場を考えれば四谷軒様の作品のような賢い女性であったのだろうと思います
冒頭のシーンがまた気になってきました
作者からの返信
お通もまた、謎多き女性です。
聡明さや芸術への造詣の深さから、ただものではないとおもうのですが……。
茶々は、おっしゃるとおり、秀頼が大事なママさんで、あまり賢くなく、度胸もないみたいな描かれることが多いです。
でもこの人、二度も落城を経験しているし、完子の嫁入り先を九条家にしたりと、肝っ玉もあるし、頭もいい人だと思うんです。
そんな人がどうして……というのも、拙作の謎のひとつです^^;
ありがとうございました。
14 小野お通への応援コメント
拝読致しました。
急遽、執り行われるハイソ女子会Σ(・ω・ノ)ノ
茶々さんが、精彩がある感じで良かったです。
江さんのお使いもクリアできましたが、完子さんの言葉は、茶々さんにとっても衝撃だったのですね...
それにしても、朝廷、豊臣、徳川、それぞれの意向が関わった女子会と思えば、その価値たるや凄いですよね(^^;)
作者からの返信
何だかんだ言って、茶々もお城の生活に倦んでいるところがあるので、外遊びがしたかったみたいです。
完子としては、何とか江の宿題を終えたところですが、茶々に衝撃を与えてしまいました。
それでも茶々は、豊臣家の事実上の当主として、踏ん張りました^^;
おっしゃるとおり、朝廷・豊臣・徳川、それらへのかかわりが凄い女子会となりました。
ここまでやれば、とにもかくにも一段落……と思っているところですが、時代の流れが……^^;
ありがとうございました。
14 小野お通への応援コメント
え、また新顔の登場ですか~?!(@_@。
小野お通はたしか真田にもゆかりだったような……神出鬼没、忍者みたいな女人ですね。
そのお通さんが秀次の子と言われても、もう驚きませぬん、貴作においては。(笑)
作者からの返信
小野お通は、真田信之と「親しい」女人で、「真田太平記」にも出てきました。
娘が信之の子の側室になってます。
茶々と完子。
この二人が京においてこっそりと会うには、やっぱり女の人の邸がいいだろうと思って、拙作にも小野お通に出演してもらいました。
もうこうなったら、出せる人は出せちゃえってところで^^;
さて、このお通さんは、秀次の子かと言われると、さすがにそこまでは……^^;
ありがとうございました。
13 大野治長への応援コメント
こんばんは、御作を読みました。
うーん、どうなんだろう(°°;)
本作だと、秀頼さんが乱心しているのは事実。
ただ、どう止めたらいいのかがわからない。
茶々さんや大野治長さんはあてになるのかなあ。
面白かったです。
作者からの返信
秀頼が不良になってしまったんで、みんな苦労してます^^;
どういう不良になったのかを知れればいいんですが、それがわからない。
茶々さんや大野治長にしたところで、その理由を知らなそうだし、茶々さんに至っては、その乱行すら知らされていない状況です。
こんな状況で、九条家の夫妻はどうやっていくのか……難しいところです^^;
ありがとうございました。
13 大野治長への応援コメント
これは悠長なことを言っていられなくなりました。
江さんの手紙が意図ぜず忠栄の選択肢を狭めることに。
完子さんが茶々と面会して上手くいくといいのですが……。
作者からの返信
江としては、「茶々の反応を秀忠に話す」が目的です。
江はその時の秀忠の顔で、本命が茶々か知りたいんです。
けど、九条家としては「そりゃないよ」ってところです^^;
大っぴらに大坂城に行けないし。
そして、よりによって大野治長を頼る羽目に。
ちゃんと会わせてくれればいいんですが……^^;
近況ノートへのコメント、ありがとうございます。
執筆が進まず、こういう変則的な投稿になりました^^;
もうちょっと時間が取れれば……(遠い目
ありがとうございました。
13 大野治長への応援コメント
拝読致しました。
修理さん、淡々と事務を捌いているのですねぇ。
うまく捌いているように見え、独善がはいっているようにも見え。
情報の取捨選択とは、とかく善悪の判定が難しいところです(^^;)
そして再び登場、秀頼さん。
おいおいアンタ、市中になにしに行こうとしているんよΣ( ̄□ ̄|||)
そんな息子の近くで、果たして茶々さんは何を想うのか。
完子さんとの対面で、茶々さんの内面が垣間見られるのを楽しみにしています(^^)
作者からの返信
大野治長はわりと官房長としての役割をそつなくこなすタイプだったと思います。
事実上の豊臣家当主である茶々の意を汲み、以心伝心で動ける貴重な人材だったのでしょう。
拙作においては、そういう有能な吏僚として登場しましたが、腹に一物あるのか、いろいろと裏で何か考えていそうです^^;
そんな治長の意図はさておいて、ツッパリ(笑)の秀頼が町へ。
……こんな状況で茶々は完子との対談に臨めるのでしょうか。
隠れて女子会やってたら、不良息子が何と思うやら^^;
ありがとうございました。
編集済
13 大野治長への応援コメント
大野治長といえば、のっぺりした美男子で、色事しか能がない男。
それがわたしの既成観念でしたので(ちなみに美男子は好みません(笑))、彼の男に大それた企みが出来るのか疑問に思いつつも、裏で糸を引く者があるやもとも……。
作者からの返信
大野治長は、やっぱり敗者の側だったので、勝者の徳川の方があることないこと言って、マイナスイメージを植えつけられた観があります。
かの真田信繁(幸村)も、治長が秀吉の馬廻り衆の同僚だったから、大阪の陣に参陣したと言われますし、それなりの人物だったと思います。
とはいえ拙作では、やっぱり、のっぺり美男子ですね(笑)
そののっぺり顔の下で、何を思うのやら……^^;
ありがとうございました。
12 江戸への応援コメント
あちゃー。
秀忠さん。寝言とはいえ、奥さん以外の名前を出したらまずいですよ。
それが妻の姉ともなれば家庭内争議まったなし。
秀忠は損な時代の方ですね。
本人の資質はともかく、父を含め周囲が戦国の遺風を残すヤバイのしかいない。
見比べられたらそりゃねえ。
作者からの返信
ご指摘ありがとうございます。
修正しました^^;
山岡荘八「徳川家康」で、長丸時代に大坂で茶々と会っていたというエピソードがあって、そこから妄想したんです。
茶々ラブの秀忠が、その茶々の妹を娶っていたら、と。
そんなわけでついつい寝言で、呟いちゃいました。
家康から実務を引き継いでいるので、その辺の驕りという油断が寝言に出ちゃいました^^;
秀忠は、この時代に戦国を生き抜いた男を、しかも長命の男が父であるのが不幸でした。
しかもその父と戦場を駆けた男たちもいるし。
……たしかに損してると思います^^;
ありがとうございました。
11 四辻与津子(よつつじよつこ)への応援コメント
与津子さん物怪か生霊みたいなものかと勘違いしてましたが普通に実体だったんですね
変な噂が立たないようにいきなり現れて…
良い作戦ですね
香炉峰の雪…光る君へでも見ましたが枕草子って古文でならった有名なところしか知らないのでたくさんエピソードあるんですね
なんと!与津子が秀次の娘
荒れそうです
作者からの返信
与津子さん、噂の美人さんです。
帝の寵姫なんで、あまり出歩かなかったと思います。
だから直接来るなんて……という意表をついて現れました^^;
へたに書状を送るより、ダイレクトアタックというところに、与津子さんの賢さが出ていれば幸いです。
枕草子は読むと意外と面白いですし、歴史ものを書いていると、引用すると雰囲気が出ていいですよ^^;
そんなわけで与津子さんも豊臣の子でした。
忠栄さんの胃が荒れそう……^^;
ありがとうございました。
12 江戸への応援コメント
秀忠と江。この二人は2000年の大河ドラマ『葵徳川三代』で主演した西田敏行さんと岩下志麻さんがすぐに思い出されます。今回のエピソードでも二人がやり取りしている様が思い浮かんだほど(^_^;)
さて、江の行動がこの後にどう影響するのか?目が離せませんね🤔
作者からの返信
「葵徳川三代」、懐かしいです。
秀忠にスポットを当てていた印象です。
ちなみに拙作の秀忠は、原哲夫先生が描いた「影武者徳川家康」と「SAKON」をイメージして書いています^^;
徳川秀忠を悪人に描いて、凄かったなぁという記憶がありまして……^^;
さて、江の心に嫉妬という思いが宿りました。
これが豊臣家にどういう影響を与えるのか。
お楽しみいただければ幸いです。
ありがとうございました。
12 江戸への応援コメント
拝読致しました。
おおっ、秀忠さんにオーバーワークの気配が見られてしまい、心中をお察ししてしまう(^^;)
そぉかあ、寝言まで取られちゃうかぁ、天下人も大変です。
ともあれ、これにて一番オソロシイ「注目」を得てしまいました。
それもこれも、茶々さんの美貌に端を発しているのですか。
江さんだからピーピング半蔵さんを直接的には使えないでしょうが……くノ一とか出てきてしまったりして?(^^;)
姉妹の確執まで出てきてしまうとなると、情念同士のぶつかり合いというのが恐ろしくなりそうな予感ですね(;´∀`)
作者からの返信
家康はもう年齢が年齢だし、実務的なことは秀忠に棚卸ししていると思うんですよ。
で、疲れてスヤスヤとした秀忠さんに、江は「何もしないの?」とお怒りです^^;
秀忠は人質時代に茶々に会っているという話を、昔、山岡荘八「徳川家康」で読んだことがあって、そこから、茶々ラブになっていたらと想像したんです。
半蔵さんを使うのは、将軍か大御所じゃないと無理そうなんで、江は江なりに、「支配」への道を進めます。
そして茶々に、どう落とし前(?)をつけるのか。
ありがとうございました。
12 江戸への応援コメント
いっそみんな狂ってしまえーヽ(゚∀゚)ノ
『輿乗の敵』から感じる爽やかさもいいですが、こういう昼メロ的な愛憎ドロドロもいいですね。好き( ゚∀゚)=3
そういえば、何年か前に、どこかで「大坂攻めについて家康は乗り気ではなく、極力落としどころを探していた。やる気なのは秀忠の方だった」という説を見たことがありまして(みなもと太郎スレだったかなあ……)。以来僕の中ではそれが定説(というより願望w)になってるんですが、このお話では秀忠がどう描かれるのか楽しみです。
作者からの返信
仮にも横溝賞に応募する以上、ドロドロして狂っていないと(謎の使命感^^;
「輿乗の敵」はホント、青春時代劇を目指したんで、今回は「たたりじゃ~」的なモノを目指してます(笑)
みなもと太郎スレ、そんなのがあったんですね。
秀忠の方が乗り気っていうの、わかる気がします。
ちなみに私は「影武者徳川家康」とか「SAKON」の秀忠をイメージして書いています。
悪人だけど、どこかひ弱で、情けない秀忠……そういう秀忠を目指してます(笑)
ありがとうございました。
編集済
12 江戸への応援コメント
ええっ?! まさかのことに江まで狂うのですか。(@_@。
初代家康と三代家光との穴埋めのように見られがちな秀忠ですが、戦を知らないとか凡庸とか言われる悩みがあったことが推察されますし、五つ六つ年上の女房に頭が上がらないこともなんとなく……。
その妻・江にふっと嫉妬の魔がさしてなにをやらかしてくれるのか、急展開に次ぐ急展開に目が離せません。
作者からの返信
江は、俗説ですが、家光ではなく忠長を偏愛していたといわれています。
そこから、兄弟の「下の子」に対するコンプレックスがあるんじゃないかな……という想像です^^;
秀忠はたぶん、平時の将軍としてはそこそこだったんでしょうけど、戦時の将軍としてはまだまだだったんじゃないでしょうか。
戦いの経験があまり無いのに、関ヶ原では真田という戦巧者と戦わされるし、「そりゃないよ」と思っていたのかも。
江は江で、信長の妹の娘という誇りがあるから、秀忠のことをあまりよく思っていなかったかも。
織田家より下の徳川家の子だし、格がちがうとか感じていたのでは。
そして江は、妬み深いことでも有名なので(真実は知りませんが)、そんな彼女が茶々に対して嫉妬していたら……と想像してみました。
……完子としては、たまったものじゃないでしょう^^;
ありがとうございました。
01 プロローグへの応援コメント
まさに、傾国の美女、そして、それがどうして、こうしてそうなったのか? 加藤清正を始め、名だたる武将を育て上げた、糟糠の妻、ねねよりも、自分の子(疑問)を産んだ茶々を優遇したばかりに……そんな印象の秀吉でしたが、この先どうなるか予想もつかず、どきどきです。
作者からの返信
茶々を側室にしたのは、秀吉なりの政治的意図があったと思います。
かつての主君(信長)の一族の、しかも美姫を手に入れれば、旧織田家の家臣たちに「秀吉が上」と思わせることができるし。
じゃあ子どものついてはどうかというと、あまり期待していなかったのでは。
だから秀次がいるわけで……しかし、子どもができたことが、豊臣家の運命を狂わせてしまったのでしょう……茶々の運命も。
ありがとうございました。
11 四辻与津子(よつつじよつこ)への応援コメント
四辻与津子が秀次の遺児か。
なんだか面倒くさい存在ですね。
対徳川にも対秀頼にも。
作者からの返信
与津子さんが豊臣の血を引いていると、なおさら徳川も青筋ですね。
そんでもって、豊臣陣営からすると、秀次の復讐をするつもりか、と思っちゃうし。
……忠栄の苦労は絶えません^^;
ありがとうございました。
11 四辻与津子(よつつじよつこ)への応援コメント
「嬰児は――おりませぬ」
なんという鮮やかな去り際。筆がさえていますよね。
さて、混迷をふかめる人間関係。この後がどうなるのか、歴史好きとしては、四谷軒さまの筆が楽しみでしかありません。
作者からの返信
与津子さん、「今は赤ちゃんいないけど、いずれね」とか思ってそうです(笑)
頭のいい美人を書くのは難しいんですが、頑張りました^^;
この時代の面倒くさいところを、さらに面倒くさくするお話なので、いろいろと四苦八苦して書いております。
それを楽しみと言っていただけて、ありがたい限りです!
ありがとうございました。
11 四辻与津子(よつつじよつこ)への応援コメント
乳母は秀頼の母ではなかったけれど、ここで新たな豊臣の子が……。どんどん複雑になってくる人間関係。こそこそ調べ回っている忠栄さんは、けっこう危ないのでは……^^;
作者からの返信
乳母はさすがに秀頼の母ではありませんでした。
しかし、その子は与津子さんだったという、忠栄にとってはキツい展開(笑)
これじゃますます徳川家がお怒りじゃん、と^^;
しかも与津子さんと出会っちゃって、京都所司代とかにバレたらヤバいことこの上なし。
忠栄さんの胃が限界を迎える時も近い……^^;
ありがとうございました。
11 四辻与津子(よつつじよつこ)への応援コメント
拝読致しました。
まさか政争の場だけでなく、閨房においても、かように豊臣 vs 徳川が競合していようとは。しかも、表も裏も(^_^;)
この四ツ辻さんの件は、さて徳川さんは知っているのか、という問題もありますが、向こうにはピーピング半蔵クンがいますからねぇ。
愛する奥さんのため、ガンバレ九条さん!( ・ิω・ิ)9✧
作者からの返信
何だか「光る君へ」の定子と彰子みたいな感じに(笑)
与津子さんが豊臣家の者だとわかってしまうと、また面倒な展開が待ってそうなので、忠栄さんの悩みは尽きません。
そして、ご指摘の通り、半蔵という異能がいるので、忠栄さんの胃はキリキリしていることでしょう^^;
そんなわけで次回のタイトルは「江戸」です。
じゃあ幕府はどう思っているのかというところで……^^;
あと、満を持して、完子のかーちゃん(実母)が登場します!
ありがとうございました。
11 四辻与津子(よつつじよつこ)への応援コメント
こんにちは、御作を読みました。
凄い! 忠栄さん、推理しながら政争してるΣ(・□・;)
豊臣家が大きすぎて、様々な思惑が絡み、とんでもない憑き物になってそうですね……。
よつじさんとの攻防戦、面白かったです。
作者からの返信
忠栄さんは結構トラブルを呼ぶ体質です(笑)
大坂の陣のあとも、大坂方だった狩野派の絵師に「匿ってくれ」と頼まれたりしてます(史実)^^;
探偵ならありがちな体質ですが……バーローとか^^;
でも忠栄さんは公家として朝廷を切り盛りしなきゃいけないし、根が真面目なんで、苦労をしょい込んでます。
豊臣家、というか茶々も、ホントよくこの人と縁戚になったものだと思います^^;
そんな豊臣家を守るために、さらに苦労する忠栄さんですが、与津子さんとエンカウントしたせいで自主謹慎に。
これからどうなることやら^^;
ありがとうございました。
編集済
10 秀次悪逆への応援コメント
この事件のことはよく知らなくて…
今wikiを見てきました
およつ御寮人、どんな人か気にります
後水尾天皇は聞いたことあるなと思ったら御陵衛士の墓所戒光寺の身代わり丈六のお話の方ですね
作者からの返信
およつ御寮人、兄の猪熊教利もやらかした人です。
その兄のせいで、いろいろと白眼視されたんじゃないでしょうか。
でも帝がラブラブ(?)になるあたり、やっぱり凄い美人さんだったのでしょう。
結構数奇な生涯を送りますが、さすがに兄のように処刑されなかったのは、帝のおかげだと思います。
っていうか、ここでキャシーのお墓の戒光寺が出て来るとは^^;
身代わり丈六、そういう仏さまがいらっしゃるのですね、初めて知りました^^;
ありがとうございました。
09 高台院への応援コメント
ねね様と秀吉…以前読んだ『ストライクバック』の続編のような感じで読んでます
隠居してもなおねねの鋭さ観察力といったものは衰えずというところですね
かっこいい(*´>ω<`*)
それ以外の可能性…
徳川家とも対峙しなければならない状況で何が見つかるのでしょうね
作者からの返信
書いているこちらとしても、ねねさん、またお世話になりますというところです(笑)
そんなねねさんですが、隠居後も徳川家とやり取りしたり、監視されてたりと、(描写していないけど)キツい状況です^^;
だからこそ、なおさら聡明さに磨きがかかっているのかもしれません。
それ以外の可能性……果たして何があるのでしょうか。
高台院も秀吉の闇を知っている人間ですからね……。
ありがとうございました。
編集済
11 四辻与津子(よつつじよつこ)への応援コメント
さて、人間模様が複雑な彩を成し過ぎて理解が追いつきませぬ。
秀頼はなぜさほどまでに帝と与津子の子を厭うのか。
和子の降嫁に当たり父・秀忠が奔走したことと関係があるのでしょうか。
作者からの返信
この時点ですでに、帝は徳川和子の入内について、宣旨を出しています。
で、秀頼から見ると、和子は妻・千姫の妹であり、義姉・完子の異父妹です。
そうすると秀頼としては、「義妹(妻・千姫の妹、義姉・完子の妹)の和子の入内を、つつがなくおこなって欲しい」ので、「帝をたぶらかす妖婦(四辻与津子)は許さない」ということになります。
平たく言うと、義妹(和子)が帝に嫁入りするのに、帝に浮気相手(与津子)がいるのはダメなので、その浮気相手(与津子)を始末してやると、秀頼は息巻いているのです。
……このあたり、みんな親戚なので、豊臣VS徳川の図式で考えてしまうと、「?」となっちゃいます。
書いているこちらもわからなくなることがありました^^;
ありがとうございました。
20 秀吉の策への応援コメント
拝読致しました。
時代性として仕方がないとは思いますが、まあ女性の婚姻が将棋の駒のように指し手の好きに置かれること(・・;)
一代で日本の頂点を手に掛けてしまった男が、人生の終盤で次代に何も遺せないのはいやじゃー、と言って仕掛けた策とは、何か?
秀吉さんが何を目論んでいたのか、その筋書きが楽しみです(^^)
いや、駒のひとつにされた秀頼さんには申し訳ないのですがね...
作者からの返信
ましてや権力者の一族となると、その婚姻は政治的な意味合いを帯びますし……。
しかも秀吉は、妹を平然と家康に送り付ける奴です。
ついでに、母親も送り付けていたし……これは人質としてですが。
秀吉としては、豊臣政権というしくみが崩壊したら、また戦国乱世に突入するという恐れがあるから、という為政者としての目論見もあります。
さて、戦国を制した天才・秀吉の策とは。
秀次、そして秀頼の運命やいかに。
ありがとうございました。