応援コメント

16 方広寺鍾銘事件」への応援コメント

  •  こんばんは、御作を読みました。
     方広寺の銘については、ほぼほぼ言いがかりもいいところだとは思いますが――。いかんせん、占いや誓文、祈りに呪いが「宣戦布告」と同じ意味を持っていた時代です。
     文英清韓は脇が甘かったというか、本人の釈明通り、家康の諱を祝意と考えていたところを徳川家に利用された可能性もあります。

     というのは史実の話で、本作の場合、秀頼さんが干渉した? なんとも謎が深まりました。面白かったです。

    作者からの返信

    鍾銘はホント言いがかりだと思います。
    おっしゃるとおり、神仏のウェイトが現代とちがい、リアルに脅威というか力を持っていた時代、そういう解釈は充分成り立つ、というのはあると思います。
    文英清韓は、祝意なのか、単なるミスなのか、あるいは「家康の名前が分かれたけど、アイツは本来、豊臣の家臣だからいいだろ」と思っていたのか……いずれにせよ、脇が甘かったですね。
    何で鍾銘という代物を利用したのかは、そのうち真田信繁という人に、解説してもらおうと思います^^;

    さて、その鍾銘を「いじった」秀頼。
    黒板に落書きするってレベルじゃないのですが(笑)、何を思ってこんなことをしたのやら……^^;

    ありがとうございました。

  • 拝読致しました。
    秀頼さん、乳母さんに女性と共に母性も感じていたのですね(^_^;)
    その死因に自分が関わっていた、と……。
    まったくわかりませんΣ(゚Д゚)
    ただ、秀頼さん、ひいては清韓さんが呟いた言葉、豊臣の子。
    なぜに家柄とその関係性を敢えて出すのか、豊臣という家にはどのような含意があるのか?
    この先の展開を楽しみにします(^^)

    作者からの返信

    乳母は、身近にいるお姉さんなので、秀頼としては、ごく自然に母性と異性を感じるようになっていました。
    その秀頼が、ある日、完子からの手紙で猫ちゃんが死んだと知って、「乳母を殺したのは自分」と思うように……。
    秀頼の脳内で、いったい何が起こっているのか。

    一方で、清韓さんは鍾銘をいじったのは自分じゃないと言い出します。
    名前を直接的に言うのは憚られるから豊臣の子と言っているのか、豊臣恩顧の自分だから、その子には逆らえないと言っているのかもしれません。
    お楽しみいただければ幸いです^^;

    ありがとうございました。

  • 秀頼さんは何か悟って確たる意志を持って乱行に及んでいる様子。
    一体、猫の死から何を悟ったのでしょうか。

    方広寺の銘の起草者が変なことを口走ってますね。
    謎が謎を呼ぶ。
    うーん。

    誤字報告です。
    「治長はどう抗する」⇒「同行する」でしょうか。

    作者からの返信

    誤字報告ありがとうございます。
    早速訂正しました。

    秀頼は実権を持っていないので、調べさせることができませんし、やれることも限られています。
    そんな中で、何かに思い当たった様子。
    彼をしてそこまで暴走させるものとは、何なんでしょう……。

    文英清韓さん、実際は、そこまで考えずに鍾銘を書いたら、とんでもない展開になったんじゃないかと思います。
    そこまで考えて文章作れないよ、と。
    でも拙作では、それは「豊臣の子」が命じたらしいのですが……。

    ありがとうございました。

  • 秀頼と乳母の事件の真相が早く知りたいです

    この鐘の話も真相はどうだったのでしょう
    言いがかりなのか本当はバレないと思って裏の意味を込めたのでは?という気もします

    片桐且元さんも胃が痛いでしょうね💦
    清韓さんどうしたんだろ
    まさか裏切り?ャダ((o(;□;`)o))ャダ

    作者からの返信

    秀頼が見つける前に、乳母に何があったのか。
    乳母が死に至ったのは、なぜか。
    その「なぜ」について、秀頼は何をつかんだのか。
    それが秀頼の暴走の原因です。

    鍾銘については、拙作では秀頼がいじったことにしていますが、これ実際は、そこまで考えずに文章を作ったと思います。
    鐘に刻む文章、けっこうな量なので、そこまで考えられないよ、というところかと。
    今と違って、テキスト検索できないし^^;

    片桐且元さん、たしかに胃が痛いですね^^;
    意図的じゃなくて、おそらく間違いでやっているのに、そりゃないよ、と。
    そんな鍾銘を書いたことになっている清韓さん、何やら鍾銘をいじったのは豊臣の子だとか口走って、そして逃げちゃいましたが……。

    ありがとうございました。

  • 例の鐘のことも含め、秀頼の立場が鮮明になりましたね

    この先、どうなるのか、ワクワクします‼️

    作者からの返信

    秀頼はずっと乳母の死のことを、心の底で思っていました。
    最初は、乳母を死なせた奴を懲らしめてやると考えていたところが、凄いことに気がついてしまったようです。
    そんなわけで鍾銘をいじったり、秀頼は彼なりの活動をしていました。
    それがどういう結果を招くのか……。
    お楽しみいただければ幸いです^^;

    ありがとうございました。