応援コメント

10 秀次悪逆」への応援コメント

  • 実を言うと歴史物は読むのも書くのも苦手で、人生で読んだことある歴史物も『人斬り以蔵』程度、全く受け入れる下地などなかったのですが、横溝正史ミステリ&ホラー大賞にいらっしゃったこと、そしてゆずこさんが繋いでくれた縁だと思って読み始めました。
    すごいです。登場人物が多いのにすっと頭に入ってくる。
    この回の四辻さんの(正しい呼び方を知らないのでこんな書き方、申し訳ありません)存在感も本当に香ってくるよう、それだけでなく、他の登場人物もセリフは何だか頭の中に響くようですし、所作一つにもキャラクター性を感じます。きっと丁寧な下地づくり……歴史物なのでその人物への理解でしょうか、それがあってのことだとお見受けします。いずれも一朝一夕には身につかないもの、努力と熱量を感じました。
    引き続き楽しく読ませてもらえたらと思います。

    作者からの返信

    歴史物は向き不向きがあるジャンルだと思います。
    このジャンル、結構マニアックだと思うんですよ……^^;
    なので、その垣根を越えて読んでくださって、本当にありがたい限りです。
    ゆずこさんに感謝です。
    そして、かつて横溝正史先生の作品をむさぼり読んだことに思いを致して、賞に応募して良かったと思いました^^;

    歴史物なので、読んで下さる方が「?」とならないように、結構気を遣っておりましたので、「すっと頭に入ってくる」は最高の褒め言葉です^^;

    そして、四辻さんでOKです。
    歴史上の人物って、呼び方を突き詰めると、本当にわけがわからなくなってくるので、私もわかりやすさ重視で設定しておりますので。
    その四辻さん、かなりの悪女というか妖女というか、そういう人物として伝わっておりますので、なるべく蠱惑的にと描いております。
    そして、歴史物は、wikipediaなど、資料が豊富なジャンルなので、とにかく読んでおります。
    好きでやっているところもありますので、ご評価いただくと、面映ゆいものがありますが、嬉しく思います^^;

    今後もお楽しみいただければ幸いです。

    ありがとうございました!

  • 忠栄さんの輿を止める女。
    お与津ご寮人!!!
    何ごと!!?

    作者からの返信

    忠栄さんが輿でぶらり京散歩(?)をしていたら、当たり屋ならぬ、およつ御寮人!?
    ヘイタクシーってノリじゃなさそうですが(笑)、いったい何を考えているのでしょうか^^;

    ありがとうございました。


  • 編集済

    この事件のことはよく知らなくて…
    今wikiを見てきました
    およつ御寮人、どんな人か気にります
    後水尾天皇は聞いたことあるなと思ったら御陵衛士の墓所戒光寺の身代わり丈六のお話の方ですね

    作者からの返信

    およつ御寮人、兄の猪熊教利もやらかした人です。
    その兄のせいで、いろいろと白眼視されたんじゃないでしょうか。
    でも帝がラブラブ(?)になるあたり、やっぱり凄い美人さんだったのでしょう。
    結構数奇な生涯を送りますが、さすがに兄のように処刑されなかったのは、帝のおかげだと思います。

    っていうか、ここでキャシーのお墓の戒光寺が出て来るとは^^;
    身代わり丈六、そういう仏さまがいらっしゃるのですね、初めて知りました^^;

    ありがとうございました。

  •  こんばんは、御作を読みました。
     絡ませ方が本当に上手いなあと膝をうちました。
     まさかのおよつご寮人登場に度肝を抜かれました。
     兄貴も有名なひとだし、一波乱ありそう。
     面白かったです。

    作者からの返信

    この頃になると、名前が残っている女性が多いので、そう言う意味でも出したかったのです(笑)
    およつ御寮人、もっと時代が下がってから出て来るキャラですけど、やっぱり公家が動いている話なので、絡ませた方が面白いな、と思いまして。
    兄貴がアレなおよつさん、果たして何しに来たのでしょうか^^;

    ありがとうございました。

  • これまた禁中支配を進んだ重大事件の関係者が現れました。

    およつさん。
    兄がアレなのでやっぱり美人だったんでしょうね。
    忠栄さんに何の御用なのでしょうか?

    作者からの返信

    ちょっと時代としては後に出て来る人なんですけど、せっかくなんで出てもらいました^^;

    アレな兄のせいで風評被害がキツかったと思いますが、でもやっぱり似た者きょうだい何じゃないかと思って、こんな感じにしました(笑)
    忠栄をナンパしに来たんでしょうか^^;

    ありがとうございました。

  • 拝読致しました。
    そもそも歴史の敗者にまつわる史実とは眉に唾して傾聴しなくてはならないので、「もしそれが本当だったら」と考えると恐ろしくホラーだったりサイコだったりするわけですが。
    それらを事実とした時、秀次さん、あんたなにしよったんね、て事ですよね(^_^;)
    それが起こる何かがあった。
    それが秀頼に継承された。
    ……だとしたら、迷惑な。
    猫の祟りにありそうな、サイコを感じるナニカですね(;´∀`)
    そして現れましたる別の意味での仔猫ちゃん……浮気注意!

    作者からの返信

    秀次については、豊臣政権でも汚点とされ無かったことにされ、つづく徳川政権では「豊臣の汚点」と喧伝され、二重にフィルターがかかっています。
    角倉了以という、稀代の商人が発掘しなければ、秀次のお寺なんて、誰も作らなかったろうし……。

    それにしても秀次はどうしてしまったのか。
    秀吉にそれをさせるだけの何かがあったのか。
    ……てなことを考えていたら、美女登場。
    シティハンターだったら飛びつくところですが(笑)、九条さんはまっとうな公家だし、何か怖いんで、若干引き気味です(笑)

    ありがとうございました。

  • またまた、すごい美女が登場しましたね。

    それにしても、完子の乳母の考察など、読み応えがありました。

    作者からの返信

    もう、この時代の女性陣をなるたけ出しちゃえということで、出てもらいました^^;
    完子の乳母については、史実では乳母という情報しか伝わっていないので、拙作では秀次の侍女だったとしました。
    しかし秀次は秀次で謎多い人なんで、果たしてどこまで乳母の秘密に迫れるのか……というところです。
    読み応えがある、とのお言葉、とても嬉しかったです^^;

    ありがとうございました。

  • 輿に揺られている間にも、考える……当時、輿はそういう役割でもあったのですね。
    今回のお話の展開はまたいちだんと複雑に入り乱れ、魅力的な男女がいくえにも錯綜し、まさにエンタメ度最高潮ですね。
    与津子さんって、そんなに色っぽいひとだったんですね。でなければ後水尾天皇を虜にして徳川家を翻弄したりできませんものね。
    で、ひょっとして秀頼は秀次の子? だったりして。

    作者からの返信

    牛車かどうか悩んだんですけど、牛車だと「おじゃる丸」のイメージが出ちゃいそうなんでやめました(笑)
    輿って一人の空間なんで、乗っている人は、たぶん寝るか考えるかしていたと思います……今川義元は足が痛くて乗ってましたけど^^;

    この時代って、意外と名前が残っている女性が多いので、そういう意味では書きやすいです。
    男性陣も、あまり評価されていない人や、あまり知られていない人も名前が残っているので、やはり書きやすいです^^;
    ……おかげさまで、けっこうな人数のキャラクターが出ることになりました(笑)

    与津子さんは、史実では兄が色事師だったので(笑)、やっぱり美人だったのではという想像です^^;
    後水尾天皇が与津子さんに嵌まったのは史実なんですが、その後水尾天皇もけっこうな艶福家なんで(笑)、帝の方からナンパしたかもしれません^^;

    さて、秀頼はいったい誰の子どもなんでしょうか。
    まだ登場していない大野治長なのか……。

    ありがとうございました。