こんにちは、御作を読みました。
ちゃぶ台がひっくりかえったーΣ(・□・;)!?
まあ、秀吉が嫉妬心の塊だったのも、瑞龍院さんが過酷な立場だったのも事実で、そうかも知れない。
まあ、どっちにしても秀頼さんが詰んでるけど、まいったなあ。意外な展開で、面白かったです。
作者からの返信
秀吉が茶々の周辺の男たちを抹殺したのは、少なくともそう言われていたみたいです。
じゃあ何で治長は無事なのと思って、治長は馬廻りだったと描写しましたが、実際のところは不明です。
でも、あの秀吉がそういう「横取り」を認めるのは難しいな、と。
加えて、家督を継がせるかという疑問が^^;
瑞龍院さんは、そりゃあ秀吉に「仕返し」できれば、何でも言うでしょうし。
そんなわけで秀頼は一人相撲していた、という線が浮上してきました。
まあこの段階でそれ言われても、おっしゃるとおり、もう秀頼は詰んでいます。
修理は何を企んでいるのやら^^;
ありがとうございました。
拝読致しました。
うん、もう誰が本当を話しているのか、わかりません(^_^;)
日秀さんは、現時点では嘘はついていない。なぜって、本心から信じているから。
でも、真実とは異なる。
ならば茶々さんは、どうか?
精神力は強いかも知れないため日秀さんのようにはならないかも知れませんが、ならばこそ自分の記憶を一部修正している可能性だって?
いやもう、みんな狂っているなら、自分の信じたい記憶を選ぶのが良いのかも知れませんねΣ(゚∀゚ノ)ノ
狂った世界で必要なのは、開き直りと覚悟、そして強い精神力であり、事実だの真実だのというふわふわしたものではないのかもなぁ( •̀ㅁ•́;)
作者からの返信
みんな狂ってるから、誰が本当なのかわかりません^^;
日秀さん視点では、秀吉が子どもたちを殺したし、秀頼誕生に「利用した」。
茶々さん視点では、それはないのですが、じゃあ言い切れるかというと……。
修理さんからすると、茶々さんがそうならそうなんだろうと思うから、それで終わりなのですが、この人が一番壊れているかもしれないからなぁ。
信繁は修理→茶々路線を支持しているみたいですけど、果たしてどうなんでしょう。
戦鬼として戦いを求めていたかもしれませんし。
もしこれがゲームだったら、誰を選ぶか選択肢が出るところですけど、これは小説なので、誰も選べずに進んでいきます。
……読む方に委ねられている、といったところでしょうか^^;
ありがとうございました。
こうなったら、全ては闇の中ですよね。
瑞龍院が復讐の完成のために嘘を吹き込んだ可能性だってあるし、夢と現実の区別がつかなくなっていたのかもしれない。
唯一、真実を語りえる茶々もひょっとすると記憶のない夜があるかもしれないし。
さて、残された時間はあとわずかですが、どういう幕引きになるのでしょうか?
作者からの返信
瑞龍院日秀は、おっしゃるとおり、嘘つきの可能性があります。
しかも、それが本当だと信じている節が。
でも、それが嘘だという証明も、誰もできません。
茶々は……どうなんでしょう。
何というか、昔読んだ本で、子の父を知るのは母――だから母がそうと言ったらそれまで、と書いてありました。
記憶のありなしはあるでしょうけど、生まれた子を見て、そうと判じたのかも。
豊臣家の闇も何もかも、燃えてなくなる時が近づいてきました。
闇の中から火の中へ消えていくのでしょうか……。
ありがとうございました。
茶々に聞けばよかった? とは言え慕っていた乳母を口封じで殺した張本人(と思われていた)茶々に聞いて本当のことを答えるとも秀頼には思えなかったろうな。
それに、今、茶々が話したことに「嘘」がなくても、全く「事実」を話していない可能性も。
作者からの返信
おっしゃるとおりです。
茶々に聞けばよかったなんて、大坂夏の陣が佳境を迎え、もはや落城寸前だからこそ言えるセリフです。
もう後がない、もう助からないからこそ、「あれを試しておけば良かった……」という後悔であって、ふだんはそんなこと思っても聞けません。
茶々は茶々で、この人、腹の見えない人です。
従来の創作物では、おろおろしたり、怒りっぽいところがあったりと描かれたりしていますが、やっぱり「花の慶次」に出てきた、腹の見えない女・茶々がしっくりくると思います。
茶々はどう思っているのか。
ありがとうございました。
編集済
なんと、あっちもこっちも壊れた心ばかり、それゆえの妄想だったとは!!
すばらしい設定を思いつかれましたね~、ミステリーとしても秀逸かと。
で、治長のやりたいこととは?
作者からの返信
最初は短編で考えていて、秀次の子だったから、豊臣家は滅ぼしてやる……でエンディングでした。
でも長編だとそこまでで十万字使っちゃうと間延びしてしまうので、だったらひっくり返してみようと思ったのです。
あの秀吉が自分の側室の横取りを認めるかというと、やっぱり認めないだろうな、と。
そして、大阪の陣の立役者、真田信繁の側室が秀次の娘であることを思い出して、この後半のお話を考えました。
さて、治長は何がやりたかったのでしょうか。
やっぱり彼も、狂っているのでしょうか?
ありがとうございました。
だんだんと茶々さんの言うことも真実のように思えてきましたが……
真実は人の数だけあるんですよね。みんな信じたいことを信じてしまう。
いったい何が事実なんでしょう。何にしてもこうしてみんな見事に狂って、泥舟は沈んでいくんですね。
作者からの返信
茶々さんの言うことも合っていると思います。
一方で秀頼の達した「真相」も、完全に否定されたわけではありません。
この母子で二人でちゃんと何もかもさらけ出して話し合っていれば良かったのかもしれません。
しかし、徳川家康というデウス・エクス・マキナがいるため、何が「真相」であれ、豊臣家は終わってしまいます。
……この辺の救いのなさを描きたくて、書いていました^^;
ありがとうございました。