異国から来た許嫁は可愛くて、たまらないのだ。

俺、石井春樹は喫茶店の息子だ。
将来はこの喫茶店の経営を引きずくことにした。

ーーー春のある日。
俺は一人の少女に出会う。
天使と見誤うほどの美貌の持ち主に、俺は心を打たれる。
桜吹雪の下で少女は舞う桜の下で鼻歌を歌う。
彼女の名前はマリ・リムジャロェーンラット。
微笑みの国から来たタイ人だ。

その時は会話を交わしただけだったが、
家の着くと何故か彼女が家に住むことになった。
しかも、俺の許嫁だと言いつけられる。
え？　この年で許嫁なの？
何より、彼女はすごく可愛い。
彼女はマリアテレサのように慈愛が深い。
その優しさが、俺の傷つけた心を癒す。
清楚で、美しくて、愛想も良く、可愛い。
こんな人が俺の嫁になっていいのだろうか？

これが、俺の異国恋愛ラブコメディーの開幕だ。