色んな創作論を試したが、失敗した人向け
簡単なあらすじ
『小説を書いても毎回中途半端で続きを書けなくなる。これはダメだなと思い、大量の創作本を読んでみた。だが、内容が難しくて全く理解できなかった。でも小説を書く気持ちだけは治らない。そんな困りに困り果てた方々へ向けた小説の書き方講座』
①自己研究編——自分の強みと弱みを知る——
テーマ『自分の戦略を確立すること』
②アイデア編——面白いへと作り替える——
テーマ『自分の力で面白いアイデアを量産する技術を身に付ける』
③ストーリー構築理論編——起承転結を生み出す——
テーマ『起承転結のある作品を書き、最低限小説の体を成すものを作ること』
④文章技術編——文章を書く——
テーマ『小説の体を成す文章を書く技術を身につけること』
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世の中は不公平だ。
どんな分野においても、努力ができない人間というのが存在する。
それが私だ。子供の頃から飽きっぽく、どんなことでも途中で投げ出してしまう。
そんな奴が”小説”の魅力に惑わされて、長編小説を自分でも書き始めてしまった。
だが、思うような小説を書き上げることができず、何度も何度も筆を折ってきた。
んで、バカなりに創作本を買い漁ってみたものの……全く理解できない。
そして、私は思ったのだ。
——エンタメ小説の教科書を作ればいいのでは?——と。
それから、私はメモ帳に創作の技術を書き残してきた。
その中から必ず役に立つと思ったものだけを、放出していこうと思う。