自分の武器と目指すべき方向性
自分の”面白い”が見つかった。自分の執筆速度が分かった。
そして、次に考えなければならないことは、自分の”武器”である。
——自分の武器とは何か??——
自問自答の繰り返しです。
もうトコトン自分を深掘りするしかない。
自分がどんなジャンルを書けるのか?
自分がどんな題材なら書けるのか?
逆に書けないものは何か?
自分は読者ウケする作品を書けるか?
市場調査ができ、その読みは当たるか?
定期的に小説を書き上げる能力がある?
読者にウケなかったとしても、その小説を最後まで書き上げることができるか?
自分の作品に起承転結はあるか?
魅力的なキャラクターを書けるのか?
美しい文章表現を書くことができるか?
などなど——。
自己研究をするしかない。もうこれは己を知るしかない。
そして、自分の強みと弱みを調べるのだ。
これは自分でもできるなとか、できないなとか。
◇◆◇◆◇◆
自己研究編の総括——目指すべき方向性——
自分の”面白い”が分かった。
自分の執筆速度が分かった。
自分の”武器”が分かった。
そして、初めてスタート地点に立つことができる。
さて、自分はどんな小説を書こうか?
どんなふうにこの小説を書いていこうか?
どんなペースで小説を書くことができるのか?
今の自分にできることを客観的に評価し、戦略を立てる。
そして、心の奥底に眠る本当の欲求を調べるとでも言うのかな?
——どうやったら自分は小説を書いて幸せになれるのか?——
これを徹底的に調べてみてほしい。
今後の執筆人生を大きく左右するものになると思うから。
自分が満足できる小説を書けば幸せになれるのか?
多くの読者に読んでもらえる小説を書けば幸せになれるのか?
世界で一番綺麗な文章表現ができれば、それだけで幸せなのか?
などなど——。
とりあえず、自分の執筆スタイルを確立して欲しい。
ちなみに、私は自己満足できる小説を書く派です。
自分の満足できる小説を書いて、その上で読者が私の面白さを理解してくれないと、納得できない面倒な書き手ですからねぇ〜。
逆に、自分が面白くないと思って書いた小説が、読者に称賛されてしまうと、「うぎゃあああああああああああああああ」となっちゃいます。
あくまでも……飽き性人間な私の例を挙げれば——。
・物語の軸は『少年が少女の問題を解決する話』(このシーンがなければ、作品の面白さが一段階下がると思ってる)
・私の小説には、必ず可愛い美少女がいる(美少女がいない作品は、読む価値がないと思ってるから)
・文字数換算75000〜90000文字程度の一巻完結(10万文字書こうとすると、面倒臭さが増えて、一気に書く気が失せてしまうから)
・毎日投稿は無理だから、二日か三日に一回更新ペース(面白くなるまで、どれだけでも時間を掛けるタイプ)
・量より質重視で、無駄な話が一切ない物語が書きたい(無駄に量が多い作品は読んでてイライラするから。さっさと本題に入れと思ってしまう。最初から最後まで面白い作品に価値があると思う派)
・地の文は苦手なので、会話分を多めにして戦おう(会話文のほうが面白く書けるのに、苦手な分野で戦う意味が見当たらない)
・読者ウケは完全無視で、自分が面白いと思う作品を書く(読者にウケるかウケないかって、別にどうでもいい。自分が満足できれば、それだけでいい。結局、読者ウケを狙っても、失敗する確率が高いし)
・得意なジャンルや題材だけで戦う。それ以外は、絶対に書かない(無駄な労力を使いたくない。勝てない勝負をしても意味がない)
・自分の作品には、必ず起承転結を付けて、物語の起伏を作る(起承転結がない作品って、読んでて全然面白くないと感じちゃうから)
・料理の描写は細かく書いて、読者の食欲を唆る内容にする(飯テロ要素を含みつつも、上手な文字数稼ぎができるから)
みたいな感じで、自分の目指すべき方向性をハッキリと決めますッ!!
こーいう指針を作ってあげると、小説を書いて幸せになれると思うよ。
と言っても、これは私の場合だよ!!
皆様は、自分で自分の戦略を考えるんだよ!!!!
会話分よりも地の文が上手く書ける。なら、地の文多めがいいとか。
自分の作品は質が低いけれど、量ならば幾らでも書けるなとか。
ハーレムラブコメは苦手だけど、一体一のラブコメなら得意かも!!
コメディタッチなラブコメは書けないけど、シリアスタッチなら!!
俺は自己満足できる作品よりも、読者を満足させる作品を書くとか!!
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作家から
『①自己研究編——自分の強みと弱みを知る——』完結
さて、皆様……。
ここまで読んでもらったわけですが……。
自分だけの戦略を立て、自分だけの方向性を定まったかな??
自己研究編の内容は、今後のアイデア編とストーリー構築理論編でも、めちゃくちゃ重要な内容になりますので……深堀りしまくってください。
と言っても、途中で方向性が違うとなる可能性もあるので、東西南北のどっちに進めばいいか分かる程度でも、大丈夫だと思ってます。
何はともあれ、完全逆の方向に進むのだけは間違ってなければ(笑)
——次回予告——
『②アイデア編——面白いへと作り替える——』
ここから、実践的な内容になるので、面白さが格段的に上がります。
皆様方がすぐに使える実践的で、役に立つ情報を投稿していきます!!
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