15章構成の応用編

 皆様、今までお疲れ様でした。

 そして、これから皆様には応用編を教えますね。

 応用編というか、ただの質問コーナーみたいだけどね(笑)


①15章構成を完成させた時点で、プロットが完成している


 実はですね〜。

 というか、気付いた人もいるかもしれませんが。


 15章構成は、超絶簡単なプロット作成方法です。

 黒髪式テンプレートを頼りに、書きたい話を15個考えるだけで、物語が作れちゃいます。と言っても、1〜3、11〜15は『起』と『結』なので、どんな内容を書けばいいのか、もう決まっているものですがね〜(笑)


 15章構成の強みは、矛盾点探しが楽なことですね。

 物語に必要な部分か、それとも不要な部分か瞬時に分かります。

 だからこそ、念入りに作れば作るほどに、実際に書く際は超絶楽です。


②15章構成を考えたあとに、物語のアイデアを膨らませる


 アイデア理論編で語りましたが——。


 アイデアというのは、つまらないから面白いに変えるものです。

 15個のお話を考えたが、内容が面白くないように感じてしまう。

 その場合は、徹底的に面白くしてください。面白くなるように、物語を作り変えたり、新たなアイデアを次から次へとぶちこんでください。

 そして、一つの物語として、成立するのかを見抜いてください。


③『15個もお話が書けません。どうしたらいいでしょうか?』


 こんな質問が届くかもしれないので、先に解答しておきます。


 自分が面白いと確信している話だけで戦うのが最善だと思います。

 無駄な話を入れても、無意味です。面白いと思う話だけで戦えばいい。

 あくまでも、15章構成は『猿でも書ける小説テンプレ』だと思ってます。なので、この構成を次から次へと改良してくだされば幸いです。


 ただ、絶対に15章以上、物語を膨らますのはやめてください。

 増やしてしまうと、面倒なだけです。

 この作品を読んでいる飽き性人間は、途中で飽きちゃいます。


 文字数を多めに書きたい場合は、1章毎の文字数を変えればいいです。


④『15章構成ではなく、12章構成や13章構成ぐらいにしたいです。どこを削ればいいですか??』


 もしも削ろうと考えるのならば——。


 4〜10話や11〜12話を削るのが妥当な判断だと思いますね。


⑤『15章構成は1話5000文字だと言っていましたが、文字数の増減を行ってもいいのでしょうか?』


 自分の好き勝手に改良してもらって構いません。

 私の場合は——。


 1〜3の部分をわざと文字数減らして書いたりしてますね。

 大体3500文字程度で書く場合が多い。

 やっぱり、序盤は読者の心を奪わないといけないから、丁寧に、でも、スピーディーな展開が望まれるかなぁ〜と思いましてね。


 んで、その分を取り返すために、後半で結構文字数使ってる。


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