戦争を軸に、非日常に足を踏み入れた人々の心の機微。守るため、逃げるため、願望を叶えるためと、それぞれが迫る死を背負いながらも奮闘する。思わず泣いてしまいました。未読の方がいましたら、是非読んで欲しいなと思います。この度は素敵な物語をありがとうございます。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(290文字)
家族の安全と引き換えに国を守るため、敵国の配置した武器を破壊せよ…突然現れた保護政策推進課の担当者はそう告げる。集められた者たちはごく普通の一般人ばかり。愛する家族のために、命の保障などない危険な任務に就く。それぞれ苦悩を抱える主人公たちは家族への想いを胸に離島へ乗り込む。そして、冷酷な指令に隠された陰謀を暴くため奔走する。戦争というテーマながら人間愛に溢れたドラマです。ミステリ要素や泣ける要素あり、あなたは誰に感情移入しますか?読後感も良いです。ぜひ最後まで彼らの戦いを見届けてください。
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