映画のように衝撃的で、ストイックな。

衝撃的な出だしは戦争から。そして政治、その後は人間模様に。

全体的には戦争というよりヒューマンメインという感じで、難しすぎず、人の心に寄り添って書かれてあり、非常に読みやすい作品です!
一人ひとり、ひと家族ずつ、丁寧な描写があります。

個人的にはさとるくんがキュンでした。お母さんになりたい……

なんて思っていたら(笑)最後はさとるくん兄弟にスポットが当たっていたのが、個人的に嬉しかったです!

安賀田くんになれたのも、ちえこさんと兄弟の両方が救われた感じで、すごく素敵だと思いました!(ありがとうございます!!)

人の生死はあっても、読後感は優しく胸にしみる物語です!