第34話は王国の膿を出す。

結婚式も祭典も終わり

アースマザーズ王国に戻った

ゴーリ国王はまず不正を、

働いていた輩の炙り出しを、

始めた。

内偵はリュース王子から派遣された

幻獣妖精たちである。

風の幻獣妖精シルフィ、

土の幻獣妖精ツチモゲラ

であった。シルフィは

風に乗って聞こえる声を

聴きゴーリに知らせる。

土に潜むツチモゲラは

地面の下で振動から

会話内容を聞きゴーリに

知らせた。

こうして悪事を働いていた

貴族たちはは次々に

悪事が暴かれ膿はきれいに

出し切れた。

そしてゴーリは誰でも通える

魔導学校と錬金術学校の

設立をする。

しかも格安のお金で通える

ようにした。

スラム街の子供たちでも才能が

あるものは

お金がなくても特待生という形で

無償で入学させた。そして

学校卒業後は人格と技術が

優秀な者は、身分関係なく

登用されていき

スラム街から貧民はいなくなり

国内は平和になる。

更に造船技術は他国に輸出

出来るレベルの

鋼の大型船を作った。

海が多少荒れてもびくともしない

船は乗組員の安全を、確保して

物流の安定化をはかる。

平和になり笑顔が絶えない

アースマザーズ王国に

ただ一つ問題があった。

国王の妃問題である。国王

ゴーリは人間の妃は娶らないと

公言した。だか長寿の

ウォーターエルフ達は相手に

してくれない。

このままでは1代で終わると

焦る部下たちはなんとか妃をと

色々手を尽くした。

だか国王の返事は拒否ばかり

なんとかならないのか

頭を抱える部下たち妃問題が

解決してくれたなあと

皆が思っていた。

国王になり息が詰まりそうに

なるとゴーリはある場所に行く。

港に繋がれている大和2世の所へ

そうして愚痴をこぼす。

なお大和2世はゴーリの

戦友扱いであり特別待遇で

兵器認定除外されていた。


「大和2世私は生涯独身を

貫き通すつもりだ。

だが臣下はおれに嫁を娶って

欲しいらしい?

長寿の種族はウォーターエルフしか

いないが相手にはしてもらえない。

混ざりものは否定される。

生涯独身で良いのだがなあ?」


大和2世は


「なかなか難しいようだが

われにはわからぬ。

だが臣下は皆がお前を、

慕っているのは

わかる。なら長寿の種族に

結婚申し込みされたら

なんとする。」


それに対しわからないなあと

答えるゴーリは

また王宮に戻るのであった。

そしてその晩に事件が起きる。

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