第23話は闇にうごめく影たち嫌われ者が跋扈する

その頃沈没したように見せかけた

大和2世は海底約1000メートルの

カシガキ海溝に

潜んでいた。

大和2世は無敵要塞カサンドラと

相討ちになった様に見せかけて

今は海底に隠れている。

その間に各国の人質を、救出して

欲しいと通信魔石でリュース王子に

連絡する。

そして連絡が来るまでしばし待機

することになる。

その頃アースハザード帝国は酒盛りの

準備に追われていた。何しろあの

超魔導級無敵要塞戦艦大和2世を、

葬ったからである。

喜ぶ兵士たちに勝利に酔う

ガルマ・アース

これでプリメア姫は

我が物だと皆の前で宣言し部下も

左様ですなと持ち上げて城内は

まさに祭り騒ぎである。

そして兵士が酔いつぶれたころに

アースハザード帝国に侵入する

複数の影があった。

だが人間ではない。

俗に言うゴキブリ、ムカデ、ヤスデ

あしなが蜘蛛、音速トンボ達である。

実はスミス王国は

魔道士と召喚魔道士を、

多く輩出していて第1王子の

リュース王子は召喚魔法の

使い手でありまた

マルチテイマーとして有名な

使い手であった。

今回その虫たちに救出したい人間達の

居場所を、探らせていたのだ。

虫たちはアースハザード帝国の

闇に紛れて徘徊もとい捜索を、

開始する。

探索にはタイラゴキブリ、

麻酔ムカデ悪臭ヤスデ、

イトアシナガ蜘蛛達が

探しまくる。

探しまくり町外れの洞窟にある牢屋に

いることが分かり

リュース王子は虫たちに襲撃の

命令を、下す。

タイラゴキブリは牢屋の鍵を

破壊する。

顎の力が強く鉄さえ噛み砕くのが

特徴である。

続いて麻酔ムカデが人質に静かに

近寄り眠らせる。

その後襲撃に気が付いた兵士たちに

悪臭ヤスデの臭いガスが噴射される。

臭いニオイなんで生易しい物ではない

ガス噴出される。

喉の痛み、目の痛み、神経の麻痺等

ある意味科学兵器である。

もがき苦しむ兵士を最後は

イトアシナガ蜘蛛が兵士を

縛り上げて

寝ている人質を、運び出す。

夜が明ける頃に音速トンボが一人づつ

リュース王子が待つクレタ島まで

運び出す。

日が高くなる前には救出は終了

リュース王子は

通信用魔石で連絡を、入れる。


「人質救出は終了した。

存分にやってくれ」


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