第24話は海底に潜み時を待つ

海底に潜んで約1週間あくびしながら

背伸びしていたゴーリの元に

通信用魔石から連絡が入る。


「ゴーリ殿またせたな人質の救出は

なんとか終わった。大和2世殿

存分にやってくれ」


ゴーリより先に反応したのが

大和2世であった。


「行くぞゴーリ殿アースハザード

帝国を、潰しに」


それに対してゴーリも叫ぶ。


「任せた大和2世殿存分に

憂さ晴らしと言うパーティ

やろうぜどうせなら海底進んで

アースハザード帝国の

目の前で浮上して

驚かせてやろうではないか」


大和2世も同じ考えらしく海中を

最大船速で

アースハザード帝国に向かう。

距離にして約

1200キロあるが

まだアースハザード帝国は

破滅の足音には気が付かない。

まだ偽の勝利の美酒に

酔いしれていた。

その頃大和2世は静かに

なおかつ素早く海中を、

進んでいた。その時

リュース王子より連絡が入る。


「ゴーリ殿に大和2世状況が

変わった。

明日の朝ガルマの奴自ら

新造戦艦に乗り込みプリメア姫を、

迎えに行くと連絡が入った。

アースハザード帝国は

ガルマ・アースが

恐怖と力に任せて支配してきた。

だからガルマを、倒せれば

無益な血を最小限に抑えられる。」


その提案にゴーリは質問をする。


「護衛艦の数は如何ほどじゃ?

その新造戦艦とは?」


それに対してリュース王子は言う。

数100隻中央に異様にデカい

戦艦がいる。

全長約500mおそらくそいつが

旗艦と思われる。

回りの船も戦艦クラスらしいと

情報が入る。

詳細は不明ただし他の戦艦が遅いので

推定30ノットで進行中との

情報を、得た。ゴーリは言う。


「大和2世速度現状維持で

先回りするぞ。」


先回りすべく最大船速で海中を、

進む大和2世いよいよ

最終決戦は近い。


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