第33話は平和だけど無理やり任命
こうして完全勝利をしたゴーリと
大和2世はアース
ハザード帝国に向かうと演説を、
始めた。
「私はゴーリ・マニサンクという。
アースハザート帝国
皇帝ガルマ・アースは死んだ。
これ以上無駄な血は
流したく無い。
和平交渉に応じて欲しい。
無理な要求はしないが
ある程度の譲歩は覚悟してくれ。」
後日各国との話し合いで色々
決まった。まず
アースハザード帝国は武器は
所持しない。国名をアースマザーズ
王国に改名する。
賠償金の代わりに鉱物資源を、
5年間ただで
輸出する事等が決まった。
ただこのあと大騒ぎが起きる。
「私は嫌ですお断りします。
私は、ヘブンスウォーター王国の
宮廷大魔導師であり
錬金術師です。
王になりたくありません。」
今回の大活躍で褒美にと
アースマザーズ王国の
初代王に任命されたのが
気に入らない。
必死に断わろうとするゴーリだか
プリメア姫が言う
「なら貴方に結婚してもらいます。
ヘブンスウォーター王国に
残りたいならそれが条件です。
どちらにします。
ゴーリ・マニサング?」
これに対して苦渋の選択で
アースマザーズ王国の
初代国王になるのを選ぶしかない
ゴーリであった。
別に女が嫌いなわけではない。
だか彼の寿命は長く
500年は生きられる。
よって自分より長生きな
女性でなくては
いやだったのだ。
だか人間とウォーターエルフとの
混血児はエルフ達には忌み嫌われいた。
だから彼は一生独身を
貫くつもりでいた。
そして国王に就任して1年後に
プリメア・ウォーター姫と
リュース・スミス王子の
婚姻の儀が行なわれた。
もちろんゴーリマニサングも出席し
平和の功労者である大和2世も
海上から参加の形となる。
祝砲は大和2世が盛大に
打ち上げ空には魔法で祝辞の言葉が
大きく描かれた。
感涙に咽るプリメア姫に支える
リュース王子
最後にヘブンスウォーター国王の
ガイダロス・ウォーターが言う。
「プリメアは船になり
リュース王子は櫓となり
二人力を合わせて人生の
荒波も上手く乗り切って
欲しい。
櫓がなければ船は動かす
また船なければ櫓は
何も出来ずだから二人で
良い国作りして欲しい
民の笑顔が絶えない国に
なることを願う。」
二人は最後に国王の前で心名を、
言いながら
民の笑顔が絶えない国にする事を
誓いこうして結婚式は閉幕となった。
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