第15話は完全なアウトレンジからの虐殺

大和2世に対して迎撃体制を、

整えるア−スハザード帝国に

接近する大和2世

今ウォーリアの歴史に残る

大海戦が幕を開けようとしていた。

大和2世がゴーリに言う


「カサンドラまで約600キロ

前方にアースハザード帝国の

艦隊確認した。数は1万いるぞ」 


それに対してゴーリは言う


「敵との距離約200キロ切ったら

攻撃開始しましょう

攻撃は任せるので私は

魔石に魔力注入に専念する。

大和2世あなたの力存分に

見せてやりましょう」


そう叫ぶゴーリに大和2世は震えた。

過去の大戦では自慢の

46センチ主砲は

ほとんど使えず最後は

航空機による爆撃と雷撃により

沈められた。だが異世界に転生し

無敵と言われる船体に

強化された武装更に力なき人々を、

守ると言う目的が出来た。

そう思う内に的艦隊との距離は

200キロを、切った。

大和2世はゴーリに言う


「距離180キロ攻撃開始する。

1番から5番砲塔装填よし

発射するからゴーリ耳塞げ」


主砲が各々照準を、合わせる。

照準があった瞬間に50センチ

3連装5基の主砲が

火を吹く。

その頃アースハザード

帝国艦隊旗艦の監視手が

敵艦発砲確認しましたと

伝令を、伝える。だが司令官は


「ヘブンスウォーター王国は

馬鹿なのか?

この距離で届く訳無かろうに

海戦経験がない

国はこれだから困る。

我が国の新鋭艦でも

最大射程距離は

50キロだというのに

痴れ者にはお灸据えねば

ならんなぁ?」


だが次の瞬間にその言葉は

即撤回されることになる。

大和2世の魔鉄鋼弾は

アースハザード帝国の

1、5、7、10、12番艦に

直撃し轟沈する事となる。


「司令まずいです。信じられませんが

敵艦の射程距離我が艦の推定4倍と

思われます。味方の艦船が5隻

撃沈されました。

はぁ次弾発射確認直ちに回避命令を」


今まではアウトレンジからの

攻撃で圧倒的な優位に立っていた

アースハザード帝国艦隊が

今では逆にアウトレンジからの

圧倒的な攻撃にさらされていた。

このままでは一矢報いることなく

全滅する。司令は全艦に命令を下す。


「全艦最大船速大和2世に接近して

攻撃するのだ。急げ」


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