第31話は空に浮かぶ

グラビティドラゴンの魔石に

魔力注入するゴーリだが流石に

普段の余裕はない。

このグラビティドラゴンの

魔石は扱いが非常に難しく大抵は

魔力切れ起こして更に

起動出来ない事があり事実上

人間にはコントロール出来ない。

だか人間の父と

ウォーターエルフの

母との間に生まれたゴーリは

馬鹿みたいな魔力を、有していた。

小さい頃は魔力制限の

アクセサリを、

幾重にもつけて生活していた

程である。

今でも首にはネックレス、

両腕には

合計6つの腕輪に

腰にはベルト足首にも足環が

左右に4つついている。

今それらをべて外す時が来た。


「今自身の封印は解かれたり

無辜の民を守る為に罪なき魂の

解放の為そして平和の為に

封印開封」


ネックレスが足環が、手首の

腕輪が次々消えて行く。

そして溢れかえる魔力その

魔力はグラビティドラゴンの

魔石に注入されて行く。

そして黒い稲光を艦底に

纏いながらゆっくり上昇する

大和2世にガルマ・アース

含めて開いた口が塞がらない。


「ガ、ガルマ様ありえない

事態です。

大和2世が空に浮かび

上昇しています。」


それを見て意識がまだ戻らない

ガルマ・アース上昇する

大和2世は


上空3500mまで上昇すると

艦首を下に向けた。

艦首を下にして空中で垂直に

なると大神聖極ヒヒイロカネ

徹甲弾が装填され砲塔が照準を

合わせる。

次の瞬間には大音響と

目をつぶらないと

いけない光が辺りを覆う。

次の瞬間には耳をふさいでも

防げないような悲鳴が

辺りにこだまする。

そしてものすごい爆音と煙が

辺りを覆う。

そして視界が晴れた時に

暗黒エーテルリアクターがあった

排熱煙突はなく破壊されたのが

わかった。そして漆黒の

ボディは白銀色になっていく。

そしてガルマ・キングから

無数の光の玉が上昇していく。

それは声になり大和2世に届く。


「異界の神の化身よ、私達を

苦しみと痛みから

救ってくれてありがとう。

この恩は幾星霜立っても忘れぬ。

本当にありがとう最後に貴方様の

名前を、お聞かせ下され」


痛みと苦しみから救われた無辜の

魂たちはそう頼み込むそれに

対して


「我が名は

超魔導級無敵要塞戦艦大和2世と

言う」


魂たちはいい名前ですなあ成仏し

天界に行くのに良き土産話が

出来ましたと言いながら

去って言った。

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