第27話は暗黒オリハルコン複合合金

暗黒オリハルコン複合合金それは

合金製造時に苦しみと恐怖を

与えながら殺した人間の魂に

呪術を、施して金属の材料にする

禁呪中の禁呪である。

使われた人間の魂は永遠に

成仏出来ずしかも痛みや

苦しみだけは感じる。

しかも通常兵器ではまず

破壊不可能で

自己修復機能まである。

だか自己修復や防御する時に

地獄以上のの苦しみを伴い

それが悲鳴となり戦場に

響き渡る。普通の人間なら

声を聞いただけで

戦意喪失や自暴自棄になる

精神面にも揺さぶりかける

まさに最低最悪な鬼畜な

素材である。

ガルマ・アースは大和2世に

勝つべく鬼畜の所業に手を

出してしまった。

この情報はリュース王子の

使い魔から届いていた。

あの装甲を、打ち破るには

大神聖属性の力がいる。

だか宮廷魔導師であり

錬金術師のゴーリには

大神聖属性の魔法は使えない。


「悔しいが一旦撤退するぞ

大和2世今の魔鉄鋼弾では

奴は倒せないし罪なき魂に

苦痛を、与えたくない。」


それに対して大和2世も


「我も同感なり。罪なき魂に

苦痛は与えたくない。

引くのも戦略の1つ今から

急速潜航し

最大船速で目的地に向かう」


目的地はチンチク島大和2世は

潜航し海中からガルマ・キングの

スクリューに砲撃を加える。

やはりスクリューは呪いは

かかっておらず

破壊に成功こうして時間稼ぎを、

しながらチンチク島に向かう

大和2世とゴーリであった。

その頃ガルマ・アースは

怒り狂っていた。


「どうしたなぜ動かない。」


その問に対し恐る恐る事情を、

説明する部下たち


「申し訳ありません。スクリューを

破壊されました。

今急いで修復させております。

今しばらくお待ち下さい。

ガルマ・アース様」


部下たちは必死になり説得する。

頭に血が上るガルマだか

感情に支配されて部下を殺すのは

簡単だかそれでは修復が出来ない。

意外と頭は悪くないガルマは


「処罰は後だ。今は修復する事に

専念せよ。一刻も早く修復を、

終わらせるのだ。」


部下たちは急いで修復に入る。

本国より

高速艇が出発し交換用

スクリューを、運んでくる手筈を

整える。

到着後水中に潜りスクリューを、

交換する整備兵だか交換作業は

思ったよりかかり結局日没に

なってしまう。

この海域は潮流の流れが速く

しかも夜にはサスペンドストーンが

漂う海域であった。

仕方なく錨をうち停泊する

ガルマ・キングは

夜が明けたら出撃する事にした。

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