第19話は敵は化け物である。
大和2世が対カサンドラ戦用の
弾頭制作している間にトトマス司令は
カサンドラにたどり着いた。
司令塔に戻ると怒りがこみ上げ
顔が赤くなる。
「お、おのれ大和2世めこうなれば
カサンドラの
全てを、持ってきさまを灰燼に
帰してやる。総員戦闘配備」
要塞にかつてない緊張感が走る。
敵はカサンドラ防衛隊1万隻を
たった1隻で葬った化物である。
海上に魔導機雷が速やかに
設置されて大型魔導砲が
300基設置された。
更に超貫通弾を、撃てる
フルメタル砲の設置まで
された。今までなら
無敵要塞カサンドラな近づく
馬鹿はいなかった。
だが今度の敵は化物である。
超魔導級無敵要塞戦艦大和2世が
襲来までには何とか準備は整った。
だがトトマス司令の不安は
拭えない。
その頃索敵部隊より連絡が入る。
「大和2世現在カナメリア諸島
通過しました。速度110ノット
似て航行してます。カサンドラまで
約400キロの地点通過役1時間で
姿が見えます。」
トトマス司令は総員に命令を、下す。
「諸君敵は普通の船ではない。
化物である。
動くカサンドラと思い気を引き締めて
戦いに挑め。
万が一負けるような事あれば
後はない。
背水の陣で望んでくれ。そして
勝利の吉報を
ガルマ・アース様に捧げるのだ。」
皆に激を飛ばしながら敵が来るのを
待つトトマス司令に伝令が入る。
「大和2世200キロに接近
機雷エリアに突入します。」
その頃大和2世がいきなり停止すると
同時に沈みはじめる。
甲板が水に浸かる程度まで沈んだと
思ったらいきなり右に旋回したと
思うと同時に主砲が水平発射される。
その衝撃で機雷エリアの機雷が
爆発する。
「司令大和2世機雷エリア突破しに
かかってます。
破られるのも時間の問題かと
思われます。どうしますか?」
まさか機雷エリアを、主砲の衝撃で
破壊するとは正に想定外であった。
普通の戦艦ならそんなことは
しないし出来ない。
だが射程距離200キロマッハ27で
発射される砲弾がその常識外れな
攻撃を可能とした。
水面ギリギリで撃つ砲弾が通過した
あとには物凄い衝撃波が海中に
響き渡る。
アースハザード帝国の小型艦なら
当たらなくても破壊出来る程の
衝撃波が機雷の誤爆を、
引き起こしていた。
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