概要
こんにちは、慈善団体"異世界平和と摂理支援の会"です。
世界中に突如ダンジョンが出現してから数十年が経ち、スキルやダンジョン適性を持つ新世代が探索者として華々しく活躍していた。
そんなファンタジー社会の片隅にいる、ダンジョンとは無縁の一般人達と異世界の人々を繋ぐ、ささやかな話。
そんなファンタジー社会の片隅にいる、ダンジョンとは無縁の一般人達と異世界の人々を繋ぐ、ささやかな話。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!寄付から始まる異世界交流
世界に突如としてダンジョンが誕生した。挑むべきものを得た人類は当然奮起したが、踏み込む資格を持つのは適性やスキルを有する子供のみだった。そして数十年後、資格なき大人である佐上治臣はサラリーマンとして平凡な日常を過ごしていたが……“異世界平和と摂理支援の会”を名乗る妖精に寄付を迫られ、その日常からわずかに踏み出す。
まず注目していただきたいのはアプローチです! 異世界からはみ出してきた妖精さんによって、治臣さんが日常からはみ出すチャンスを得る。無資格だった彼にとってその「はみ出し」は心躍らせるものなわけですが、それははみ出すどころかその先にある凄絶な異世界へ踏み込む一歩だったことに気づか…続きを読む