蜘蛛の糸
話題のホラー『近畿地方のある場所について』の作者の方による書籍化の報告がTwitterに投稿されました。
折角異世界ファンタジーを超えるバズり方をしていたので、もう少しこのまま真相がわからないままでいた方が良かったのは間違いないですが、実際、プロのライターか作家によるものだと思っていたらそうではなかったという事なので、書籍化した方がメディアに取り上げられてさらにバズる可能性もありますし、ドラマ化や映画化も期待できるので、作者の方のこの先の人生を考えたら妥当な所なのかもしれません。
カクヨム的にも、カクヨムコン特設ページのエンタメ総合部門でこういうのを書いて欲しいと言わんばかりに横浜駅SFを例に出していましたが、まさにこの小説は横浜駅SF的で、さらに大きなバズり方をしていたので、なんとしても他の編集に取られたくなかったというのを、カクヨムコンより後に始まったのにカクヨムコンの発表より先に書籍が決まっている事に感じずにはいられません。
関係ないですが作者の方が初めは友人の小沢くんに読ませるために書き始めたと書かれているのを読んで、ドッキンばぐばぐアニマルの柴田亜美先生がオザワくーんと言っている絵が浮かんできて懐かしくなりました。
話は変わって、カクヨムのトップページに「オファーの瞬間」特別座談会が掲載されていたので読んでみました。
内容はKADOKAWA文芸編集部カクヨム班に所属する編集の方々の対談でしたが、なかなか有意義な内容だったと思います。
特に、SFで自信作があるならTwitterのDMでという所と、ここにいる誰か一人を落とせば書籍化……という部分は、文芸で勝負したい方には地獄に落ちてきた一筋の蜘蛛の糸なのではないでしょうか。
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