メイドインアビス烈日の黄金郷がヤバい
皆さんは、『メイドインアビス』と言う作品をご存じでしょうか。
現在、テレビアニメの第二期が放送中の、つくしあきひと先生の漫画が原作のアニメです。
このメイドインアビスと言う作品、テレビアニメ第一期が始まった時は、見た目可愛らしいキャラクター達が、〝アビス〟と言う巨大な洞窟を探検すると言う、異世界冒険アニメと言う感じで始まりました。
とにかくキャラクターの絵柄がキュート愛らしく、背景の絵も物凄く綺麗で、これだけでファンタジー作品として魅力的で、毎回楽しく見ていました。
しかしこのアニメ、その可愛らしい絵柄とファンタジーな世界観はそのままなのに、後半になるに従って徐々にその世界が本性を現して行きます。
テレビアニメの第一期後半くらいから、割とキツめの描写が増えて行くのです。
〝アビス〟と言う洞窟は決して人間には優しい世界ではありません。
むしろ、アビスに挑んだ探窟家は簡単に死んでいきます。
主人公のリコは元々この世界にいるので、〝人が簡単に死んでいく世界〟を当たり前の物として受け入れていて全然平気なのですが、我々視聴者には、自分達の常識と違うアビスの異様さに、このアニメはヤバい……となって行きました。
具体的に何が……と書くのはネタバレになるのでやめておきますが、〝ボンドルドさん〟と言う人が出てくると、それだけで嫌な気分になる感じです。
そして最終話は見た視聴者全員にトラウマを植え付ける内容でした。
そしてその後、2020年に劇場版アニメ『メイドインアビス 深き魂の黎明』が公開されました。
こちらはテレビアニメ最終話の続きで、視聴者にトラウマを与えたあのボンドルドとの対決の話でした。
テレビアニメ同様に、可愛らしいキャラクターと凄く綺麗な背景はそのままですが、なんと内容はR15+です。
テレビアニメ最終話で、ある程度このアニメには耐性がついたのではありますが、劇場版ももちろん、観たものにしっかりとトラウマを植え付けるだけの内容になっていました。
劇場版だけに絵のクオリティは物凄く上がっていて、劇場で最初見た時はその絵の凄さんだけで圧倒されていました。
最近テレビで放映されたので、もう一度見たのですが、改めて冷静になってみると、思ってた以上にゴア描写があった事に気が付きました。
さすがR15+です。
そして今、テレビアニメの第二期がまさに放送中です。
テレビアニメ二期は、相変わらず可愛らしいキャラクターと美麗な背景が素晴らしい上に、絵のクオリティは劇場版の時と変わらない位に上がっています。
本当は去年放映の予定だったのが一年延期されて今年放映されているので、その間、絵のクオリティを上げていたのだと思います。
そして話の内容は、一期の時みたいに最初は普通のファンタジーのフリ……なんて一切していません。
1話めから毎回トラウマ展開です。
海外には、ファンシーな絵柄でゴアな内容をするサウスパークと言うアニメがありましたが、あちらはあくまでもギャグでやっていました。
しかしメイドインアビスはギャグではありません。
そこがまた恐ろしいのです。
可愛い顔してるゆるキャラみたいなキャラクターが出てきたと思っても油断しては行けません。
出てくるキャラクターは誰一人として、こちらの常識が通用しないのです。
テレビアニメ二期はオープニングは普通のアニメっぽいカッコいい映像が流れますが、エンディングテーマが流れる時の映像はモノクロでレントゲン写真の様な画質の中、よく分からない植物の様な何かが蠢いているだけの映像だったりします。
プリキュアとかと間違えて子供が見たら夜寝られなくなりそうなのです。
メイドインアビス、おすすめです。
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