けもみみラーメン――けもみみたちをたべものでビクンビクンさせる

権力を持ったけもみみたち（獣人）に『皿まで舐めておいてマズいなんて言わないよなぁ』って言って『くやしいっ（でもおいしすぎる）』とビクンビクンさせる話。


突然、異世界転移した不動崇は自らが置かれているの状況を察した。
さっきまで夜の街中にいたのに昼間になっているし、明らかに現代とは思えない街並み、それと周りの人間には獣のような耳や尻尾が映えていた。
不可思議なことの連続だが崇の隣には商売道具のラーメンの屋台が置かれている。夢ではないことの確認はそれほど時間は掛からなかった。

崇は困難を超え、獣人たちと仲良くなり、屋台は評判の店になる。
しかし噂を聞きつけた貴族が来て無理難題を吹っ掛けてくるなどトラブルもやっている。
異世界でのラーメン屋の奮闘を描く物語。