ユートピアでディストピアな世界での私のお仕事～それでも世界は回っていく～

2229年20年経ってもあいも変わらず人類は滅びかけていた。
シンギュラリティを超えて、不老不死と豊かな暮らしを手に入れたにもかかわらず平均寿命は下がり続け、コンピューターの介入により、ようやく人口を維持している日本。
AIを危険なものだと認識し排除した結果、終わりの見えない食糧危機とエネルギー不足に喘ぐEU。
東西に分かれ今なお、終わりの見えない内戦を続けるアメリカ。
金のあるものは不老不死となり、金のないものは死ぬ、貧富の差が拡大し続けるその他諸国。
外交官として日本という国を支えるため世界を飛び回る主人公。
彼女が見た世界の姿とは…
前作、『ユートピアでディストピアな世界での俺の日常～長生きのコツはマイペースです～』の続編ですが前作を読まなくても大丈夫です。