概要
【完結】狂人だって、青春
映画を撮影する事を生き甲斐とする男子高校生、篤田勘九郎。ある日、彼が撮影した映画を編集してもらおうと凄腕クリエイターの友人ウォズを尋ねると、その編集料としてエロ同人誌7冊を要求されてしまう。しかし、勘九郎はそんなモノを用意できる程裕福ではなく、途方に暮れていた。
そんな時、出会った一人の美少女エリーは、勘九郎の頼みを聞いてアニメキャラクターの演技をすることとなった。
「お願い、お兄ちゃん」
その演技を見たとき、勘九郎は脳天からつま先まで貫く雷に撃たれたかのような衝撃を受けた。何故なら、エリーの演技が凄まじく、まるでそこに本物のキャラクターが存在しているような錯覚に陥ってしまったからだ。
そんな出会いを果たした二人は、学園を過ごしながら映画を撮影していく。果たして、最後に出来上がる作品
そんな時、出会った一人の美少女エリーは、勘九郎の頼みを聞いてアニメキャラクターの演技をすることとなった。
「お願い、お兄ちゃん」
その演技を見たとき、勘九郎は脳天からつま先まで貫く雷に撃たれたかのような衝撃を受けた。何故なら、エリーの演技が凄まじく、まるでそこに本物のキャラクターが存在しているような錯覚に陥ってしまったからだ。
そんな出会いを果たした二人は、学園を過ごしながら映画を撮影していく。果たして、最後に出来上がる作品
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★ Very Good!!攻略対象は誰か? という問題なんですよ
エキセントリックな、主人公「カントク」は一見テンプレにも思えます。
しかし、これがまぁ、手強い。
こんな感じのキャラ、と漠然と物語に配置されていると油断していたら、足下をすくわれます。
途中で、この物語の骨子たる映画への取り組み方が、
「ただ者では無いゾ」
と気付いてから、それを見透かしたように畳みかけるように描写される、カントクの内面。その想い、過去。
実に骨太なドラマが出現するのです。
そして、いつの間にか読み手はこう思うのです。
「この主人公を攻略せよ」
と。
途中で「果たしてラブコメなのか?」と思い悩みもしましたが、むしろ「ラブコメであってくれ」と祈るような気持ち。
これはなかな…続きを読む