概要
光が強ければ強いほど、その影は暗く深い
シン王国国王グレンには、最愛の一人娘エレサがいた。しかしエレサには生まれた時から左目に呪いが掛けられており、それを治すには術者を抹殺しなければならないと、魔法使いシークから助言を受けた。そしてその術者とは、妻の義母姉のロージであったが、その邪悪な行為の影には、より大きな陰謀が隠されていた。グレンはエレサと家族と王国を守るために死力を尽くして戦うのであった。
◇ ◇ ◇
「雑貨屋の主人は錬金術師」の少し前のお話ですが、読んでいなくても楽しめると思います。
なお、主人公は、エレサの父、シン王国国王のグレン・ウイドウ・シンです。
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「雑貨屋の主人は錬金術師」の少し前のお話ですが、読んでいなくても楽しめると思います。
なお、主人公は、エレサの父、シン王国国王のグレン・ウイドウ・シンです。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!人を想う優しさは、呪いをも超えて。
王女の片方の目は呪いによって、奇妙な状態になっていた。ただの失明ではなく、呪者と視界を共有しているのだ。そんな呪いを解くために、国王は王都から外れた所に住む師に会いに出向く。しかし、師でもこの呪いを解くことができなかった。そしてその帰り道、呪者とアンデットの襲撃に遭う。
呪者は国王の妃の姉妹だった。元々呪術に長けていたが、性格に問題があった妃の姉妹。国王を互いに好きになったことで、妃を呪うようになったのだ。そしてその妃の子供である王女をも、憎んでいた。
そしてある湖での悲劇と因習。それは伝説上の正義と悪の物語に繋がっていた。
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