異世界ティールームでバイト始めます

3年前に失踪した叔父の家の庭には異世界につながるガーデンテーブルセットが置かれていた。

中性ヨーロッパのような異世界で紅茶を楽しむ叔父と私とお客様。

乙女な紳士達に奇才なデザイナー、精霊王まで訪れて……
精霊王に教えてもらった魔法を駆使して作ったスコーンを食べた人は涙を流し、風邪薬にと作ったエッグノッグを飲めば瞬時に治る……
そんなことが出来ちゃう私を周りは放っておいてくれないかも！？
私、のんびり異世界バイト生活をおくりたいだけなんだけど……

そんな毎日で癒されるのは大切なあの人が「うまい」と紅茶を飲むその瞬間。
この為だけに今日も頑張れる。

格式高い？ティールームで不慣れながらも精一杯アルバイトに励みます。


※この小説は｢小説家になろう｣でも連載しています。