第3話 鬼ロボが登場でござる。
今日は、
岩法師は
「姉さん、本物の女子高生みたいですやん」
小太郎は、
「
「さすが姉さんは、何着ても
「女子高生と見せかけて、実は
ーーどんなコンセプトだよーー
狂四郎は、
「さすが姉さん、
小太郎は、
岩法師は、
「でも、意外と
狂四郎が
「コラ!狂四郎。姉さんを変な目で見るな!」
「お前も、見てたじゃないか!」
「俺は、ええんや」
「何で、お前は良いんだよ」
「何でって言われても、俺は良いんだよ」
小太郎の顔が、真っ赤になった。
「こらこら、
2人は、岩法師に
「では、まず
小太郎と狂四郎は、
「では、
「いや、同時に教えると、
「なるほど、
「では、まず電車の駅の場所から教えようか」
「では、
「いや、だから
「
と、いう
梅田の高層ビルの最上階では、『大阪鬼連合団体』のカンファレンスが行われていた。
「今日は良いニュースと、悪いニュースがある」
「良いニュースから、お願いします」
若手の男性から
「アホか。こういう時は、悪い方から先に聞くんや!」
今日の鬼塚は、
「では、悪いニュースを、お願いします」
ベテランのメンバーが言った。
「あの
「まさか。
連合会のメンバーは、
「さらに、弟の
ザワザワ‥‥
会議室が、ザワついた。
「その小娘は、そんなに強いのですか?」
「
ザワザワ‥‥
また、会議室が、ザワついた。
「良いニュースも、お願いします」
「
「あの、それが良いニュースですか?」
「そうや。前回はそれで
「確かに、四天王が5人になって
「そうかなぁ。四天王が4人になって、みんな安心したやろ?」
「それは有りますが、やはり四天王級の強い鬼は、一人でも多い方が、よろしいのでは?」
「強い鬼はいるぞ。
「
川島に、突っ込まれた。
「そう、その
「
「もう、4人居るんだから、無理でしょう」
「せっかく、四天王が4人になったトコなのに、そんなの
「しかし、自ら四天王に入りたいとは、
メンバーの意見は、
「じゃ、
川島が
「それや!」
鬼塚は手を
「いやぁ、今日の
狂四郎は
「そやな、俺ら電車のマナーとか、
小太郎も
「
「えっ、アヒルって
小太郎は少し
「そうでござるよ」
「へえ、姉さんは
「でも、それ知ってても役に立たないだろう」
狂四郎は、
「役に立つでござる」
「立たない」
「立つでござる」
「じゃ、役に立つ方法を教えてくれ」
「わかったでござる。では、新しく
「えっ、俺が
「何言ってるんや、教えてもらうのに、
「そうなのか」
狂四郎は、しぶしぶ
日本テクノロジーコーポレーションの
一族の
特に
あの
「
黒瀬からみても、ほぼ
その時、バリバリッという音と
「雨も
黒瀬が
「何だ、ありゃ?」
「
男は、ゆっくり立ち上がり
「オ
「
「何しやがる!イカれてるのか!」
「痛ッ!」
投げられた
「何者だ?」
黒瀬が、近づいて来た。
「
「鬼神からだと?京都からか?」
「
「鬼神からの使者か、良いだろう会わせてやる。だが、その前に服を着ろ」
黒瀬は、グランドにあった
梅田の
議長は、
「
京都の鬼神と聞いて、会議の参加メンバーに
「
「最近はDSPの
「何デモ、オ前達ハ、若イ小娘ニ、何人モ
「良く知ってますね」
「鬼神ノ
「しかし、あの娘は強すぎます」
「
「じゃ、アンタがあの娘を
「
どうやら、鬼ロボは、京都からの
「ほう、
鬼塚は嬉しそうである。
「ところで、アンタは
川島が質問した。
今は服を着ているが、転送された時、鬼ロボは
「京都カラ大阪ヘノ転送ハ、
ーーそんなにエネルギーを使うのなら、普通に電車で来れば良いのにーー
鬼ロボ以外のメンバーは思った。
「ええっと、鬼ロボには、女性型もいるのですか?」
若いメンバーが質問した。
「今ハ、
「お前、女の鬼ロボが
鬼塚は
「いえ、別に。ただ、私は女が転送して来る所を、見たいと思いまして」
「いや、見たら
「
「
「いや、決して
「
「いい
川島が切れ
「それも、そうやな」
「じゃ、鬼ロボが
川島が
「そうですね。
と、黒瀬は
「放り投げられた
「あの
見た通り正直に答えたのだが、
「俺ノ計算デハ、火星アタリマデ、飛ンダ、ハズダ」
鬼ロボが冷静に言うと、会議のメンバーは
「ごっつい力やなぁ、コイツならDSPの小娘もイチコロや」1人、鬼塚だけは、喜んでいる。
『大阪鬼連合団体』の会議は、もうしばらく続くのだが、今回は、
「姉さん、やっぱり
「モグモグ、牛タンもカルビも
「姉さん、ハラミもイケますよ」
「
「ホルモンも、
「
「もうそろそろ、役に立つというのを、教えろよ」
シビレを切らした狂四郎が
「ええっと、確か、
「
狂四郎は
「では、
ハラミを食べながら
「
「じゃ、必ず
「いや、そんな
「アヒルの話は、そこのカフェで、タピオカミルクティーを飲んでから、するでござる」
「てめえ!いい
狂四郎がキれた。
「くらえ!
狂四郎は
「何してるでござるか?」
「今、
バキッ!
「くふぅ」
狂四郎は
「やっと退院か」
病院前のロータリーまで行くと、
「いつもすいません」
車に乗り込みながら
「傷は、もう良いのか?」
「はい、もう大丈夫です」
「何度目の入院だ?」
「えっ、たぶん五回目ぐらいだと」
「お前も、わかっていると思うが、最近は出現する鬼が強くなって来ている」
「その
「もう、お前の剣だけでは、この先の戦いは
「これからは、岩法師の
まだ、
「いい
「でも、俺は剣が」
「わかっている、お前は武士の出だ。だが、そのせいで
「そんな物は、捨てろ。俺も
「
「そうだ。安倍一族は、
「では、大阪府警にいるアンタは?」
「俺は安倍一族に産まれ、当初は秀才と持てはやされていた」
「だが、後で産まれた弟2人が天才であった。
俺も
ーーそうだったのか。今まで、エリートと思っていたのだが、人には色んな事情があるものだ……俺も剣に対するプライドにこだわっていては、この先、一般市民を守る事が
「お前には、
「わかりました、俺に
鬼ロボに火星まで
タコ太郎の話では、火星は『山田タコ14世』と呼ばれる
土地は
さらに、
「『山田タコ14世』か、とんでもない
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます