第26話 地獄へ道連れでござる
「大変だ!」
今年で20歳になったばかりの
「大変ですアレクシオスさん。リンゼイ老師が日本で殺されました!」
「今、俺は
「しかし、アレクシオスさん。リンゼイ老師は、3神の1人であるブラフマー様ですよ」
「なにっ、ブラフマー様だと。それを先に言わんか!」
アレクシオスは昼食を中断してペドロスと、急いで
「ハルパトス様!大変です」
「何だ。今からメガ
「すいません。
「老師が1人殺されたぐらいで、何を
「しかし、リンゼイ老師は3神のブラフマー様ですよ」
「何だと!それを先に言わんか」
ハルパトスとアレクシオスとペドロスは、急いで局長に報告に行く。
「グリゴリオス局長。大変です」
局長室では、グリゴリオス局長が昼食のチキンラーメンに、
「何ですか。昼食中に
「それどころじゃありません。日本で老師が殺されました」
ハルパトスは
「老師が殺されたぐらいで、私の食事の
「しかし、その老師と言うのはブラフマー様でありまして」
「何ですと!ブラフマー様が、それを先に言わないと
「ゼウス様は、どちらにいらっしゃるんで?」
ハルパトスはグリゴリオス局長に聞いた。
「ゼウス様は
グリゴリオスは、パソコンを
「ええと、今日は
「サミット中にですか、どうやって知らせましょうか?」
ハルパトスが質問する。
「
「
グリゴリオスとハルパトスの会話を聞いていたペドロスは
「あのぉ、ゼウス様が
と、もっともな質問をした。
「それはですね。お前達がいなければ、
グリゴリオスは
「なるほど。そう言う事でしたか。何だか、世の中の
ペドロスは
「どうやら、君もこれで大人の階段を
アレクシオスも満足げである。
「君も、もう大人の仲間入りだ」
「わっはっはっは〜」
ーーしかし、この人達は
アメリカ村の公園では、いつもの
「しかし、まさかリンゼイ老師が
「あのお
マーゴットは、あまりリンゼイ老師の事を知らない。
「そりゃ、この世を
2人が話していると、何だか
「よう、元気そうだな」
「アンドロポプ!お前、生きてたのか?」
何と、死んだと思われていたアンドロポプである。
「いやぁ、三枚におろされた時は、さすがに死ぬかと思ったけど、
「
「今後は、お前の
「長生きしたけりゃ、そうする事だな」
「ちよっと、止めてよ!」
ライアンが声のする方を見ると、マーゴットが若い男に
「ええやん。俺と
「
小太郎が熱心にマーゴットを
「また、こいつか」
ライアンは
「お前、もうマーゴットの事は
「
小太郎はゴネ出した。
「おい
アンドロポプが
「誰が
そこには、何と
ーーあの
初めて見るアンドロポプの
「あっ、姉さん。聞いて下さいよ、この姉ちゃん
「そんな事より、さっき誰かの事を、
「そんなん、言うわけおまへんがな。
しらを切る小太郎であったが
「こいつ、アンタの事を
あっけなく、アンドロポプにバラされてしまった。
「おい、アンドロポプ。この娘には
「小太郎!それは本当でござるか?」
本気で
「クソっ!バレちゃ
小太郎が
「小太郎!
と、
「
「この『どこでも
「なっ、なんと
アンドロポプは、また
「小太郎を、このドアにブチ
ーーアカン、マジで
「ひぃー!姉さん、
小太郎は
「
逃げる小太郎を
「だから、
「本当だ。とんでもなくヤバい娘だ」
アンドロポプが
「おーい。ライアン」
アーナブとマニッシュである。
「ええっ!お前らも生きてたのか?」
「いやぁ。あのプレアデス星人の殺人ビームを受けた時は、さすがに死ぬかと思ったけど、
「お前らの
「でも、リンゼイ老師は死んじゃったみたい。私達これからどうしよう?」
マニッシュは、今後の事を心配している。
「インドに帰ったら、リンゼイ老師を守れなかった事を
アーナブも、自分たちの今後の
「アンタ達、もともと京都に行くんじゃなかったの?」
マーゴットが
「俺たち2人だけで京都はキツいな。鬼神や
そうこう話していると、ボロボロになった小太郎が
「ホンマに殺されるかと思ったわ」
服が
「あれっ、
今度はマニッシュを
「そんな変なトコ行かないわよ」
「よせよ。マニッシュが
アーナブが、とめに入る。
「何や、お前。この姉ちゃんの彼氏か?」
小太郎は女の事になると、すぐに
「彼氏じゃないけど、嫌がってるじゃないか。それに、あの娘の事はもう良いのかよ」
「姉さんは
「何でだ?」
「
「おい
またしても、小太郎のすぐ後ろに
「小太郎!今から、お前を殺すでござる!」
「クソっ!俺は1人では死ねへんで。姉さんも
小太郎は両手で
「こら、
「
パタン!
ドアが閉まり『どこでも
「あいつら死んだのかな?」
「たぶんな」
アンドロポプとライアンは顔を見合わせた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます