第2話 最狂の鬼が登場でござる
「ちょっと姉さん、俺の
DSP(デビルスペシャルポリス)の
「
「1つ2つじゃなくて、4つ全部取ってますやん!俺の
小太郎は
「その白飯も、よこすでござる」
「むちゃ言わんといて下さいよ」
「おい!お前らいい
ついに、
「小太郎が怒られてるでござる」
「いや、怒られたのは姉さんですやん!」
「
ーーこいつには、何を言っても
ーーこいつ[虎之助]が来てから落ち着いて、食事も出来ないーー
ーさすがに
左近は
その
男は
「
「みんな新人を連れて来たわよ」
転生者全員が2人を見た。
「新しい仲間の狂四郎君よ、みんな
桜田刑事は、いつもよりテンションが高い。
転生者のメンバーは、桜田刑事に言われて、とりあえず
「
まずはリーダーの
「
「俺は小太郎。剣の達人や」
若い
「
桜田刑事は
「何言ってるでござる!
「アンタみたいな、Aカップの
ーーガーン!ーー
「うわ〜ん!
泣きながら、
ーーしまった!言い
桜田刑事は
さすがに、
ーーヤバい、何とかしなくてはーー
桜田刑事は、
「これで、
と、500円玉を小太郎の手に
「姉さん!待って下さい!」
500円玉を
「何か
桜田刑事は、
ーー本当に
「
気を取り直して、残った2人に
「ちょうど昼食中だ、狂四郎君も、
「アンタが、ここのリーダーか?」
「
「アンタが、ここで一番強いのか」
「そうでも無い」
「じゃ、
ーー
「一番が
岩法師にしては、
「いや別に。何か強そうに見えなくてね」
「では、後で
「
「
まあ、
「どうや、若林。ぼちぼち
「そうですね。スピードとパワーが
若林は、鬼塚や川島から
「そろそろ、実戦で
「どんな相手ですか?」
「DSP(デビルスペシャルポリス)に、ちょっと
DSPの
「いや、女性を
とりあえず、ここは
「なんやて!これは社長命令や、
首と言われても、ここは引き下がる
「かまいませんよ。しつこく牛島建設から、ウチに来ないかって
思い切って、以前から声を
ーー何やて、牛島建設って言うたら、東京に本社がある大手ゼネコンやないか。
「うっ、ウソやん、
鬼塚は、
「
「全然、本気な
「そうでしたか。
「そうや、ワシは
「ちょっと何を言ってるのか良くわかりませんが。とにかく、女性は
「君には、最初からオッサンの転生者を
「
「ほな、
若林が退出した後、鬼塚はアイコスを吸いながら「ほんま最近の、ゆとり社員は
アイコスを吸い終わると、電話を取って
「おう川島か、ワシや、
オフィス内で働いている黒瀬には、新たな
日本テクノロジーコーポレーションは、鬼が
最近、どうも女性職員が、よそよそしいので、
確かに、あれから何度か
ーー何で俺がこんな目に、殺すと
落ち込んでいる黒瀬のディスクの
「鬼塚だ。手が
社長室に呼び出された黒瀬は、以前の自分とは違い、おどおどしている事に気が付き、意識して
まさか、
「来たか黒瀬。お前に
どうやら、思っていたのと違う
「なんでしょうか?」
「
「私と若林2人で、ですか?」
「そうや。ただ、今回は
「わかりました。それで、あの小娘はどうします?」
「よっぽど、あの小娘が
「わかりました」
社長室を出ると、
あの
しかも
まあ、
営業部の部長である
最強や最悪では無く、最狂と言われるのには理由がある。人食いに関しては、四天王で一番イカれているからだ。
それも、とびきりの美少女らしい。どうやって殺して、どこから
黒瀬から、その娘が良く現れる商店街も聞いている。娘は商店街のコンビニで、お
早く行って
「部長、今日はご
あまりにも
「ちょっとね。別に
ーー出たな。1年に1度出るか出ないかの、超ご
増田は
「そうだ。僕はこれから
ーーさっそく、今からお楽しみかよーー
「わかりました。お気を付けて」
増田に後を
岩法師は、人気の無いグラウンドで、
見届け人として
「では、
岩法師は
「来い!
対する狂四郎は、日本刀である。
岩法師の
狂四郎は、
岩法師は、すぐさま身をかわす。
「お
岩法師の姿が消えた。
「消えた。これが
狂四郎は
「ならば、俺も
狂四郎は
「オッサンに使うのは始めてだが、やむを
両手の指を
「あれっ、何にも見えないや」
ポカッ!
「痛っ!」
狂四郎は、頭を軽く岩法師に
「バカ者!」
岩法師が姿を現した。
「
「そうかなぁ?」
「
「そう言われれば、そうなのか。俺は
ーー最近の転生者はアホばかりなのかーー
岩法師は、狂四郎のアホさ
「いや、大して難しくないと思うが。それに、さっきお前『オッサンに使うのは始めて』と言っていたが、もしや女性に使った事は無いだろうな?」
「ある!」
狂四郎は、胸を張って堂々と答えた。
ボカッ!
岩法師は、狂四郎の頭を強く
「何しやがる、この
「
「そうなのか?」
「そうである」
その時、
「なんと!それはマズい」
岩法師がヤモリと話しているのを、狂四郎は
「急用が出来た。
岩法師は、
「今から良い所なのに、何だあのクソ
狂四郎は、ふくれている。
その
黒瀬が一般の鬼にも
その男は、公園で
「若林、
若林の両手が、金属の様な巨大な
「わかりました、行って来ます」
「何者だ?」
「悪いが死んでもらう」
若林の
「これはマズい」
その
「しまった!」
「逃げられたな」
黒瀬がつぶやいた。
「
若林は
「今日は、もう良い。始めてにしては
黒瀬と若林は目的を
コンビニで小太郎にお
「姉さん、もうそろそろ
「そうでござるね、帰って
「いや、夕食には、まだ早いと思いますけど」
そんな、
ーー
男は大きな
ガキーン!
小太郎の刀が
「何者や!」
小太郎達が
「うへぇー」
小太郎は、
「くせ
カキーン!
「俺は
ーーとりあえず
「刀で
ーー何かヤバいーー
「そんな、やわな
そう言いながら
「あれ?」
ーーなんの
ドサッ!
「
「
ーーこいつ、
「おーい!下半身を忘れてるでござるよー」
あんな
「小太郎、
小太郎を
「うっ、すいません姉さん」
起き上がろうとした小太郎であったが、
転生する前は、ほとんど女性と
「頭を打ったみたいで、少し休むと
と、
「小太郎は、まだまだ
「さっきの鬼は、どうなりました?」
「あの
「えっ、
「確かに、今までの鬼とは
「
「
「へえ、そういうもんなんですか」
「それより小太郎。まだ、起き上がれないでござるか?」
返事が無い。
「小太郎?」
小太郎は、
まだ18歳である小太郎は、
「しょうが無いでござるね」
DSPの
「どうしたの?
桜田刑事が、
「
「とにかく、
桜田刑事は車に
「それで、アンタは大丈夫なの?
「
「それが
桜田刑事と岩法師が
「ただいまでござる」
「あれ、お二人さんも、出かけてたんですか?」
小太郎が聞いて来た。
「
「
小太郎は心配そうである。
「命に
「
虎之助は《とらのすけ》、
「鬼と言う者は、そんなに強いのか?」
岩法師より先に帰っていた狂四郎が聞いた。
「
ーーそうなのか。俺も早く鬼と戦ってみたいーー
「まあ、
ーー確か桜田刑事が、この娘はバカだって言ってたな。
狂四郎は、自分のアホさを
日本テクノロジーコーポレーションのオフィスで働きながら、黒瀬は
「誰だ」
良く見ると、
「黒瀬君、話が
「どうしたんです部長、休んでいたのでは?」
「あれ
ーー出たっ。5年に1度出るか出ないかの、
黒瀬は久しぶりに、ゴンス
「でも、
「何を
「それは
「正確な情報をくれないと、
ーー
大阪府警に
フロアの
服装は当時の
ただ一つ
しばらく
そんな
男の正体は、
自分のオフィスでアイコスを
「社長。
鬼塚は、笑みを浮かべながら
「やっと、あの小娘を
笑顔で聞いた。
「それが、
「何やて!」
ーーそんなアホな、あの
「あと、
「あちゃ、あいつがゴンスを言い出したら、もう
「今日、自分のオフィスから、
「あいつ逃げやがったな」
「しかし、
「なんや、見た目は、
「じゃ、高校生ぐらいですね」
「そうやな。娘も高校ぐらいになると、
「ラインやらSNSちゅうヤツですかね」
「たぶん、そんなんやわ。親にスマホ代出させといて、
「それは、ちょっと高いですね。ゲームか何かに、
「そやろ?でも、注意しよう思ても、なかなか
「女高生ともなると、うかつに部屋に入れませんもんね」
「ほんまやで。小さい
「彼氏とか連れて来たら、どうします?」
「嫌やな。タトゥーとかピアス付けてる奴やったら、しばいてまうわ」
「でも、彼氏しばいたら、娘さん
「そうやねん。どうしょうか?」
「恋愛って、周りが反対したら、よけい熱くなりますから、
「そうやな。君トコは、どうやねん?」
「ウチは、男の子2人なんで、そんなに気は使わないですね」
「やっぱり、男の子の方が楽なんかな」
「そうでも無いですよ。嫁さんから、2人共言う事を聞かないって、いつも
「
「そうですなぁ。って!違いますよ、
「ああ、そうか。
「あの娘どうしましようか?」
「どうするって言われても。そや!
「
「そう、その
「そうですね、かなりの
川島が上着のポケットから、スマホを取り出すと同時に着信があった。
「はい、川島です」
川島はスマホの電話に出た。
「何だと!ふざけた事ぬかすな!」
川島がスマホに向かって
「分かった、社長には、俺から報告しておく」
電話を
「私の部下からの報告によると、
「だめ
鬼塚と川島の話し合いは、驚くほど
狂四郎は、どうしても昼間の
「岩法師、もう一度、俺と勝負してくれ」
と、
「
岩法師に、もっともな理由で
「そんなに
「
小太郎が止めた。
「そうでござるね。
「さすがは姉さん、
小太郎と
ーーこの2人はバカだから、何を言ってるのか、さっぱり分からんが、岩法師はあなどれんーー
「
岩法師が
「それは、ありがたい。
狂四郎は
「俺も、お願いします。まだ、現代の事が良くわからなくて」
小太郎も乗り気である。
「
ーークッ!こいつ一番バカのクセに。
「いや、
岩法師は、心にも無い事を言ってみた。
「そうでござるな。
ーーやはり、バカなだけあって、
むろん岩法師は、
ひょいと、
「何しやがる!」
狂四郎は、
「モグモグ、
「俺は、お前の子分じゃねえぞ!」
「このアマ!もう、かんべんならねえ。くらえ!
狂四郎が、両手の指を丸めて
ボカッ!
「女に、その
岩法師が、岩のような大きな
「くふっ!」
狂四郎は、そのまま、朝まで
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