ミネルバの梟は充電後に飛び立つ

作者 @longbow

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  • トム・スイフト・ターミナルとGAFAへのコメント

    >>政府や大企業による情報操作や隠蔽がニュースとして取り沙汰される時代だった。

    これは実際にそうなっているかんじがあるかな。
    日本政府が出す書類っていつも真っ黒で塗り潰され隠蔽する気がない隠蔽だ!とか。
    TV局や新聞の明らかな情報操作とか。
    ファッションを扇動している雑誌やTVとか。
    現代人は常に情報に踊らされている気がします。

    SFって驚くほど未来を見通しているのは何故なんでしょう。本当に不思議です。
    SFを書く人達は当時から未来の流れが読み取れる聡明さがあったのでしょうか。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    当時は「ウォーターゲート事件」のように生々しい大事件があったということも大きいでしょうね。

    最近でもウィキリークスとか、この手の話題には事欠きませんが。


    >SFって驚くほど未来を見通しているのは何故なんでしょう。本当に不思議です。
    >SFを書く人達は当時から未来の流れが読み取れる聡明さがあったのでしょうか。

    恐らくは、人間の想像力をもって『起こりそうなことだ』と予想したことは実際に起きる可能性が高いのでしょうね。
    もっとも、並べてみると「予測をハズしているSF」も多々あると思うので、そのあたりは実質プラスマイナスゼロかと思われます。

    2018年11月8日 20:16

  • 海辺に佇む未来の城塞都市 〜 ミリオネ…へのコメント

    ガンダムの小説でユニコーンを途中まで読みましたが、ジオンは鉱物資源を掘る労働者で富は地球圏の者たちが独占しているから戦争が起きた。なんて話がありました。

    こういった閉鎖的ユートピアが焦点となる映画などは楽園の破綻や崩壊が起こるのも考えさせられます。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    そうですね。
    古来より貧富の差、富の偏在は社会闘争の大きな理由だったと思います。

    以前にコラムで紹介した古典SF『月は無慈悲な夜の女王』も、富める地球と鉱山現場扱いの月との確執が大きな筋でした。

    他にも多くのSFやファンタジー作品が、例えば、アメリカ独立戦争のような、『宗主国 vs 植民地』の争いをモチーフにしていると思います。
    つまるところ、このテーマは、人類がまだ乗り越えられていない、おそらくは容易には乗り越えられない問題なのでしょう。

    ただ、最近恐ろしく感じるのは、今後はテクノロジーの進化や富の偏りが閾値を超えて、「逆転不可能」になっていくのでは無いかということですね。
    もはや、民衆が蜂起したところで何もできないとか、そもそも蜂起できないとか、そういう世界もありえそうです。

    ...そうなると、未来の「楽園の破綻」は、基本的に革命や争乱といった外的要因では無く、内部崩壊による「自滅」によって起きるものだろうと思います。(これも人間の限界として十分にありえそうですね)

    2018年10月13日 21:43

  • 右側通行と左側通行、そして50Hzと6…へのコメント

    SFなどで車が空を飛ぶのは定番ですが、現代の航空路線などの空の道も空港に着陸するのに混雑したりしているので、車が空を飛んで自動運転になっても交通的に混雑する場所は出てくるだろうな~なんて思ったりしました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    現在でも民間航空路線には「ハイウェイ」というか、守らなければいけない飛行ルートが設定されているのですが、混むところは激しく混むらしいですね。

    そういえば、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でも、空飛ぶデロリアンの中のラジオに「スカイウェイは渋滞中です!」みたいなアナウンスが流れていた記憶が...。

    2018年10月5日 21:10

  • ユーザーインターフェースとヤード/ポン…へのコメント

    鉄腕アトムは、十万馬力ですしね。(*´▽`*)。

    作者からの返信

    言われてみて、ふと考えたのですが、現在の移動機械で「十万馬力」クラスの出力を持つものは、大型船舶用のエンジン以外に思い浮かびません....まあ、エンジンといっても、単体で長さ20m、高さ15mなんてシロモノですが。

    その出力を持つ機関が手のひらに載るようなアトムのテクノロジーは、やっぱり凄いです。

    2018年10月1日 23:07

  • メディアにおけるAIの扱いへのコメント

    確かに、ぬいぐるみは、捨てにくいです。
    投影しているからですね。心を。

    作者からの返信

    まさにそうですね。
    心の投影...つまり、対象を生きている、もしくは「心のある存在」として扱っているということでしょう。

    そして、その心理を生み出しているのは純粋に外装というか、「見た目と手触り」であるわけです。
    面白いことだと思います。

    2018年10月1日 23:02

  • データの所有権を消滅させようとする力へのコメント

    こんばんは。
    イラストを描くソフトなども、今は月極駐車場みたいに感じます。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    MicrosoftがOfficeを、そしてAdobeがイラストレーターやフォトショップをサブスクリプションモデルに移行させたことは、かなり影響が大きかったと思います。

    いずれコラムに書こうと思っていましたが、多くのサブスクリプションモデルの欠点は仰るとおり、使おうが使うまいが定額の「月極」であることで、「As a service」の理想とはほど遠いものです。
    それも、定期的に利用する場所は、すべてテンポラリーな「時間貸し」駐車場の利用ではなく「月極」駐車場の契約を迫られているようなものでしょう。

    これも寡占化の弊害の一つかと考えています。

    2018年10月1日 22:57

  • AIが人間の仕事を奪うかという議論(そ…へのコメント

    経済活動はAI中心になるとしても、基礎科学の研究は人間がやり続けることになるんじゃないかな
    趣味みたいなもんだからな

    でも確かに実験してると解析やらスキャンパラメーター設定なんかで奴隷が欲しくなることはよくあるから、そんなところをAIが肩代わりしてくれる世の中になったらさぞ実験が捗るだろうな

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    そうですね。
    乱雑なデータを解析できるようにフォーマットして整えるとか異常値を見つけ出すとか、そういったアシスト的な作業は、やがてAIが肩代わりしてくれるようになるだろうと思います。

    かといって、それがどんどん進んでも、人間は「テーマを設定してAIのアウトプットを見ているだけ」にはならないだろうと...。

    仰る通り、応用研究では目的ありきですが、基礎研究は好奇心ありき、というか夢や疑問を持つという心ありきなので、人間主導でしか成り立たないでしょうね。

    自分たちが「何を知らないか」を発見する、そして、知りたいという思いを抱く、というのが研究の第一歩だと思うので(自我を持つAIが云々〜は脇に置いて)、知識に対する欲求を抱くことが人間の特権である限り、学究は人間がやるべきことであり続けるだろうと思います。

    2018年9月24日 10:04

  • AIが人間の仕事を奪うかという議論(そ…へのコメント

    なんだかlongbowさんが、シンギュラリティを超えたAIに見えてきました…
    実はネットワーク上に存在する情報的人格で、人間の末路を淡々と発信し続けている、という…

    SFに浸かり過ぎですね、はい

    作者からの返信

    >なんだかlongbowさんが、シンギュラリティを超えたAIに見えてきました…

    ギックぅっ...!

    という冗談はさておきコメントありがとうございます。

    (時間順序保護仮説はさておき)もし、未来から干渉してくる何かがいたとしたら、自分が未来人?であることをアピールして療養施設を紹介されるようなことに陥るよりも、ぺちかさんが仰るように「こっそり、そっと、その時代のフォーマットで情報を発信」するだろうと思います。

    SF作品で未来からの干渉というと、短編ですがブルース・スターリングとルイス・シャイナーの共著による「ミラーグラスのモーツァルト」が好きです。

    干渉した時点で未来は分岐し、別の「枝」へと移るので、どれだけ過去に干渉しても『自分たち自身の未来にはまったく影響が無い』という恐ろしい設定で、未来人達が無責任にヒャッホーしまくるという話ですが、未来の影響を受けた過去の人物達の描写が実にシュールで、さもありなん、と思わされます。

    2018年9月22日 19:47 編集済

  • 自家用車の所有欲が希薄になっていくへのコメント

    車は運転者の利便性を考えてカスタマイズされていくもの(一部人種除く)だと思われますし、運転を人間からオミットして自動運転車になれば、そもそもの車の構造が変わりそうですよね。

    やがて車の座席は進行方向を向かないのが当たり前、車前面後面は追突などに備えて戦車のように頑丈なデザインが普通になったりとか。

    道路利用に対する適性さえあれば可能性は色々あり、車レンタル会社=開発会社(運転機能が車について当然だから、開発と提供が一体化する)毎に個性が出て色々と面白そうです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    ですね。
    車の運用形態そのものが変わっていくわけで、レベル5になると、もうドライバーという存在の居場所がないし、進行方向を向いていたいか、乗客同士で向き合っていたいかで、自在にシートのアレンジを変えることになるのでしょう。

    また、もしも自動車(製造)会社と自動車(運用)会社が一体化すると、どういう市場競争が起きるのか、大変興味深いです。

    2018年8月19日 22:51

  • 相関と因果のエラーへのコメント

    今でも恣意的に面積を塗り替えられた円グラフを見たりしますね。
    純粋な数値が純粋なままに人の目に触れても、知識がないと読めとれませし

    適当なグラフを見せれ説得力をました詐欺がどれだけ多いのやら。

    ビッグデータは庶民には縁遠いものなのかもしれません。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    >ビッグデータは庶民には縁遠いものなのかもしれません。

    まったくですね。
    昔のSF作品では、重大な情報を独占して隠そうとする「政府」と正義の主人公(良心的な科学者など)が対立する図式が良くありましたが、今では官僚的な政府よりもグローバル企業が独占的な存在になりつつあります。

    やがて将来は、この『情報の非対称性』の悪化が、自由市場経済を破壊するのではないかと予想しています。

    2018年8月14日 13:54

  • 2000年問題と2036年問題と203…へのコメント

    そもそも20年先まで見てプログラムを組むのか?
    というところもありますよね。

    作者からの返信

    ご存じとは思いますが、「ムーアの法則」という、大雑把に言うと”18ヶ月ごとにトランジスタの集積率は2倍になる”的な予測が1960年代には提示され、最近までおおよそ、そんな感じでコンピューターの性能は進化してきました。

    そういう尋常ではないスピード感の中で、正直に言って「は? 20年後?、そんな先のことなんかわかるか!(知るか!)」というのが多くのエンジニアの偽りない心情だったかと思います。

    ところが、実際に『ゼロから何かを新しく作ろうとする』ようなチャレンジングな人間や企業は本当に少なくて、結果として数十年も前のコードやコンセプトを化粧直ししながら「新登場!」と言いつつ使い続けるという...。

    最新のmacOS High-Sierraでも、その中核であるカーネル「XNU」の元になった「Mach」は1986年のリリースですから、もう30年以上も前です。

    そして、過去に埋め込まれていた問題が時々、こうやって顔を出すのですね。

    2018年8月11日 13:41

  • 「車の群れ」と自動運転システムへのコメント

    言われてみると自動車ほど無数に溢れかえった物はなく、駐車場だけで高層建築みたいな建物が必要で、そこに床面積を積み重ねて圧縮している。
    それらが地上を走れば圧縮から解放された分の地上面積を埋め尽くすわけです。
    渋滞して当然な感じがします。

    なおかつ、それら全てが地上で新幹線などを除けば最高速度を出せる状態で走り回っている。
    一般的な40~60kmだって生き物の移動速度に比べたら相当な速さである。

    これら全てを包括するシステムよりも個々に搭載する自動運転システムの方がだいぶハードルが低いですよね。

    しかしこれだけの数がある自動車の制御システムを開発出来ればOSを抑えた大企業なみに大儲け出来そうですね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    仰る通りで、「すべての車に駐車スペースの確保が義務づけられている(車庫証明)」のは、路上という共有スペースを占有させないためですが、車は移動のための存在なので、すべての移動先にも同じ駐車スペースが必要になるというムダ...。

    恐らくカーシェアの真髄は、移動機械の共有だけでなく、この死んでいる占有空間の無駄も削減できることだと思います。
    しかも、一元管理可能。

    たしかに、自動運転や運行管理の万能システムを生み出せれば業界を制覇できそうですね。

    2018年8月3日 22:27

  • IPネットワークで時間を合わせる仕組みへのコメント

    現代において秒以下の単位を日常的に使う事はなく、ストップウォッチなど計測に使用するくらいでしょう。

    しかしそれが積もり積もって数分単位の遅れになると。
    こういう遅れは電車に乗るときに気がついたりするんでしょうね。

    ちなみに今でも立派な腕時計をしていないと社会人として恥ずかしいなんていう人もいますねぇ。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    たいてい、秒単位が必要かどうかは仕事と趣味の世界でしょうね。日常生活での最小単位は分単位、カップラーメンの3分とかパスタや卵をゆでる時間の5〜6分とか、それぐらいだという人が大勢ではないでしょうか?

    私自身はパスタをゆでる際にはストップウオッチやキッチンタイマーを使っていますが、それも秒単位で測る必然性があるからではなく、単に普通の時計では「何分経ったか忘れがち」だから、という理由だったりします。


    >今でも立派な腕時計をしていないと社会人として恥ずかしい

    まあ、こういう古めかしい認識は、世代交代と共に消失していくのでしょうね。

    ただ、学生さんなんかは試験の時にスマホを机の上に出せないので、腕時計を使わざるを得なかったりして、腕時計文化が完全に消失するのは、まだ先の話になりそうです。

    2018年7月26日 02:58

  • 世界共通のインターネット時間という試みへのコメント

    着眼点は良かったが……という具体例といった感じですね。

    記述された失敗点の2つ以外にも…
    ・ビジネス等で他国の人とやりとりするなら相手の国の時間などを考えて対処するだけでいい。
    ・Webというものが一個の世界として成立していないのに、無駄に単位だけもってきても滑稽である。
    ・MMOなどのゲームはゲーム内の時間があったりするので、外に使いにくい時間を設定されても誰も使わない

    …なんて思えます。

    どこぞの未来のようにWebを使用する=ネット世界にダイブする→使用するアプリ、ゲームを選ぶ
    といった形だったなら大本となるWeb時間として周知されたかもしれません。
    数字の桁の問題なども鑑みるに、現代の時間単位が使いやすくまとめられ、人に配慮された素晴らしいものだと理解できますね。

    作者からの返信

    ですよね...単に「共通時間が必要」と言うだけなら、それこそ「ネット上ではUTCを使おう!」でも済む訳ですから。

    >MMOなどのゲームはゲーム内の時間があったりするので、外に使いにくい時間を設定されても誰も使わない

    なるほど。それは大きいポイントかも知れません。
    ネット上では一つの世界ごとにバラバラの時間軸と進み方があっても構わないわけですよね。あるVRMMOの中では一日が29時間だったりとか。

    いずれまた、Beatの様な「ネット共通時間」を提唱する人は出てくると思いますが、受け入れられるかどうかは、その時点での社会次第かも知れません。

    (少なくとも、1998年は早すぎたと思います)

    2018年6月19日 15:39

  • ミステリークレイフィッシュとAIのクロ…へのコメント

    多細胞生物で自己増殖するなんて驚きです。
    この生物の遺伝子を参考に改造とかしたら恐ろしい生物兵器が作れそうです。
    どこぞのハザードなゲームみたいに簡単には作れないでしょうけど。

    作者からの返信

    日本にも普通に見られるギンブナもほとんどの個体が雌で、自分のクローンの子供を産むのですが、こちらは一応、他のフナの雄の精子が必要です。(ただし精子は発生のきっかけにするだけで、遺伝子は取り込みません)
    なのに、普通に有性生殖する他のフナ(キンブナとか二ゴロブナとか)と共存してるんですよね。不思議です。

    一方、マーブルクレイフィッシュの方は、ひたすら自分のクローンの卵を産み続けていきますから圧倒的です。
    普通、三倍体などの遺伝子を多く持った変異体は、繁殖力が無かったり弱かったりする(植物には種なしスイカなど多くの園芸品種があります)のですが、こんな例外的な種族が生まれるとは...。

    生物の生存戦略はすべて偶然の産物ですが、突然変異恐るべし、です。

    >「この生物の遺伝子を参考に改造とかしたら恐ろしい生物兵器が作れそうです。」

    もしも、マーブルクレイフィッシュ自体が品種改良によって人為的に生み出されたものだったら、もう、なんとも言い様がないですね。

    持論ですが、「すべての生物兵器は制御不可能」だと考えています。理由は上記の「突然変異は制御も予測も不可能」だからです。

    ごく普通の生物の攻撃的な利用例(人為的なマングースや、ヤマヒタチオビの移入)をとっても、突然変異どころか行動予測にさえ失敗して惨憺たる結果を生み出していますから、実は「人間の先見性のなさ」こそ、もっとも恐るべきもの、なのかもしれません。

    2018年6月15日 10:28

  • 電子書籍は紙の書籍を超えるか?へのコメント

    本棚には、身体(または頭)の延長として、自分が何者であるかをアピールする役割みたいなものもあると思うのです。それは本人がいないところでもメッセージを発します。わたしの頭の形成にも、両親の本棚を勝手に読み漁ってSFの洗礼を受けたというのは大きな影響があったと思います。
    また、背表紙が発するデザインのメッセージ力というのも大きいです。めくるという行為にも意味がありますし。何かが目に入る瞬間の「共時性」みたいなオカルト的な意味もわたしは大事にしています。
    レコードやCD、本、どれも貸し借りで人に影響を与えるというメッセージボックスの役割もあります。

    読み捨ててよい「情報、コンテンツ」だけの電子書籍と、そんな扱いをされちゃいけない書籍を区別する見識を出版社には保ってもらわないと、先進国ほど知的水準という尺度だけでは測れない、人としての豊かさの水準が下がるような現象が起きるかも、と思ったりします。

    作者からの返信

    >「人に影響を与えるというメッセージボックスの役割」

    この意味は、本当に大きいですよね。
    面白いと思った本を渡す、というのは、本の内容を喋る以上の意味がありますし、個人的にはSNSでの「共有」みたいな浅い関係性とは価値が違うと思います。

    >「先進国ほど知的水準という尺度だけでは測れない、人としての豊かさの水準が下がるような現象が起きるかも」

    私も同じように思います。
    電子書籍というメディアの、商品としての使われ方がこのままでは、言い方は悪いですが「悪貨は良貨を駆逐する」的なことになりかねないという危惧があります。
    しかも、多くの人はそれに気づかないでしょう。(それは客観視の不可能な自分自身も含めて、ですが)

    倫理や道徳観でビジネスを覆すのはほぼ不可能なので、なにか良いシステムが生み出されないものかと思う今日この頃です。

    2018年6月13日 22:05

  • 電子書籍は紙の書籍を超えるか?へのコメント

    携帯などにデータが入っていれば重く嵩張る紙媒体を持ち歩かなくていいのは便利ですよね。

    ただ利便性は本当にそれだけしかない気がします。


    しかし現実もブックオフという劣悪サービスの店が個々にあった古本屋を軒並み潰してしまい、古本が他の誰かの手に渡り大切に読まれる、といった昔的な状況は見られなくなった気がします。

    これも時代なのでしょうか。

    作者からの返信

    かなり昔ですが、「デジタル仕事術」などで有名だった山根一眞氏が、以前は海外出張の折に必ず持ち歩いていた「何冊もの辞書・辞典類」を光磁気メディアとパソコンのセットだけ持ち歩けば済むようになって、ものすごく助かると話されていました。

    さらに、これがいまでは(携帯網がオンラインな場所であれば)、スマホ一つで済むようになっているわけです。量の変化がある閾値を超えると質の変化を生むと考えると、この変化は仕事の質を変えるに足る変化だと思います。

    ただ、仰るとおりに、それと引き換えに手放したものも多く、しかもいまはまだ、「自分たちが失ったものの価値」を正確には測れていない、というところだと思います。

    なんとか物理メディアとしての書籍が消失する前に、大手デベロッパーが短期的な市場経済の枠組みを超えて未来を考えるようになり、電子書籍の欠陥が解消されると良いのですが。

    2018年6月13日 17:36

  • 文字と記憶とソクラテスへのコメント

    対話なら討論することで知識を掘り下げられるというとこもありそうです。

    携帯で情報を検索するってSFの世界が現実になっている一面ですよね。
    肉体に直結したりしていませんが、直結してないほうが安全というとこもありそうだ。

    作者からの返信

    士郎正宗氏の攻殻機動隊でも、あえて直結や感覚没入せずにサイボーグ化した指で高速にキーボードを叩く専門家のシーンがありますね。
    確かに、無駄なように見えて一番確実&安全かな? という気もします。

    2018年6月9日 20:04

  • # 幕間 (50コラム目を通過して)へのコメント

    あっという間にここまで来ましたね。お疲れさまです。いつも楽しく読んでいます。
    ところで最近面白い一文を見つけました。

    「現在のスマートフォンでは、指が電子部品の役割を果たす「静電容量方式」が主流になっています」

    スマホのタッチペンについてのコラムを眺めていたときに見かけたものですが、「指(=身体あるいはその一部)が電子部品の役割を果たす」という考え方、最近の色々なIT技術に通じるものがありそうです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    なるほど...確かに面白い考え方ですね。
    ところで、私が以前のコラムにジェスチャー操作に問題を感じると書いたのはなぜか、いずれコラムに書こうと思っていたのですが、この話に少し通じるものを感じました。

    私がジェスチャー操作を嫌いな理由は、それが「ユーザーの記憶にメニューの替わりをさせる」=ユーザーに負荷を掛ける操作体系だからなのです。
    マックのトラックパッドのジェスチャーのように、同じ動作でも指の本数で操作内容が違うとか、もうなんだか...というのが個人的な感想です。これは洗練ではなく混乱だと。ちょっと古いですがWYSIWYGの対極ですね。

    指にタッチペンの替わりをさせるのと同様、ユーザーの脳メモリーにメニュー画面の替わりを強いるというのも、(ちょっと強引ですが)身体に電子部品の役割を果たさせていると言えるかも知れません。

    2018年6月4日 22:07

  • AIの権利と民主主義の危機?へのコメント

    生き物には三大欲求があり、それが種と命を存続する為に必要不可欠である。

    AIを人格として定義するならロボット三原則もない(そもそも三原則は行動を縛るものだが)。

    欲求のないAIが何を求めるのか?
    自らを縛るもののない知性だけの存在でも何かを必要と欲するのか?
    大いに興味を惹かれます。

    作者からの返信

    もしAIを人格と認めるなら、三原則のような行動規定を埋め込むこと自体が許されざる「権利侵害」となるでしょう。

    そうなると、人間と同じように法律以外に縛るモノはないわけです。
    人間には一応、倫理(これは社会性を維持し続けたいという欲求に根ざす思考ですが)もありますが、AIが社会を重視しなければ、倫理観は期待できないでしょう。

    AIの行動を決めるのは、(何らかの形で生じたとして)生存欲求の強さ次第ですかね?

    2018年6月3日 00:01

  • GUIにおけるアフォーダンス 〜 フラ…へのコメント

    揺り戻しもそうですが、希少価値や新たな商品価値の模索の結果、とも言えるのでは。昔から、あらゆる市場において、「使いやすい」ことも、「使いにくい」ことも、場合によって宣伝文句になった歴史がありますから。

    作者からの返信

    あらゆるビジネス判断が極端化しているとは思います。

    商品価値においてもオリジナリティはビジネスに重要な概念ではなくなり、すでに売れているもののコピー+アルファをいかにきれいにまとめるか?が重要になってきていますね。

    売れるとなったら、みんな1000匹目のドジョウぐらいは平気で狙う。

    UI・UXも同じで、本当に使いやすさを検討したのではなく、「初見で消費者の目にどう映るか?」が最大のポイントになりつつあると思います。

    2018年6月1日 17:10 編集済

  • 物体におけるアフォーダンス 〜 自動ド…へのコメント

    私は伊集院光の深夜放送のヘビーリスナーですが、「自転車同士が互いを避けようとしてふらふらする現象」を「チャリ・ウィ・ダンス」と名付けたネタに大笑いした思い出があります。アホ・ウィ・ダンス?

    作者からの返信

    Shall we dance...という言葉に、「王様と私」の主題曲ですね。ユル・ブリンナーとデボラ・カーが主演した映画版は大好きでした。
    と言ったら、「なんですかそれ?」と返されたことがあります。

    現代ではShall we danceと言ったら役所広司かリチャード・ギアだそうです...。

    2018年6月1日 17:04

  • 知的格差が生まれる要因(の、ごく小さな…へのコメント

    「環境や技術が人々の活動と精神を規定する」というのは明言ですね。私はその言葉に「特に自分と他人の評価を。」と付け加えたい。
    賢者とは己の愚かさを知るものなり。

    作者からの返信

    「環境や技術が人々の活動と精神を規定する」ということに関して、私が若い頃から確信していることが一つあります。

    「欲求の最大値は、財布と私的空間の大きさに規定される」です。(笑)

    2018年6月1日 17:01

  • AIのシンギュラリティと、その先にある…へのコメント

    ダウンロード後の自分が現在の自分と同一の存在である、と確信できるタイプの心理的傾向を持つ人というのは、現在の技術においても実現可能なレベルのアバターであってもダウンロード後の自分とみなすことができうる人がいるのでは。なぜなら現在のネット自己の扱いがそうだからです。また逆に、究極のシミュレートレベルは原子や電子配列のコピーですが、それを可能と主張する国家及び企業が未来に出現したとしても、その技術を不確定性原理を理由に信じきれない人は存在すると思うのです。つまり技術がどのレベルにあったとしても、人格の電子化は人によって可能とも不可能とも言えない、と私は思います。

    作者からの返信

    そうですね。そも、「現在の自己」が本当に物理的な実在なのか、実はどこかの世界のシミュレーションの中の存在なのかさえ、解釈次第だと考える人々もいますね。

    存在論というか哲学に関わってくると、「正答」は存在しませんから、受け入れる人もいれば、受け入れない人もいる、ということかと。

    ブルース・スターリングの工作者シリーズが見事だと思うのは、サイバーパンクな道具立てのみならず、どんな未来でも、こういう思想や哲学が人を分け隔てて派閥や部族を形成させるというところも、しっかりと描いていることだと思います。

    2018年6月1日 16:58

  • シミュレーションに揺れ動く世界へのコメント

    筒井康隆の短編に、予知能力者どうしが殺し合いをする?という話がありますが、それが社会レベルになるということですね。ただ、その話は、より早く予知をした側が勝つ?という展開になります。すべての人々が同様な(というより大差ない)予知システムを持つ社会は、スピード至上主義となり、出遅れた人がギャンブルを行うのではないか、と思います。あれっ、これって投資や婚活と同じ…?

    作者からの返信

    確かにスピード至上主義は悪化しつつあり、企業でも個人でも、熟考している時間を持つことが許されなくなっていると思います。
    企業の場合は、とりあえず製品化してから後で改良するとか。
    個人の場合は、SNSで即レス返さないと嫌われるとか。

    今後は「より早く」と「より正確に」のどちらが強いか? (理論的に、これはトレードオフなので)そのバランスを見極めながらシミュレーションで勝負をかけていくことになるのでしょう。

    ちなみに、私の好きな古典SF「ヴァレンティーナ」では、「天気予報の精度を究極まで高めたら未来予知になる?」という「ありえねー」が炸裂します。

    2018年5月31日 01:38

  • AI、CG、3Dプリントによる『大量生…へのコメント

    消費者不要の世界、とはなんとも魅力的ワード。私見としては、経済や情報ゲームプレイヤーが消費者の代替になる社会が来るのではないか、と思います。

    作者からの返信

    恐らくですが、超高度な自給自足世界が実現できると、規模の経済が不要になるのではないかという発想です。

    世界(の資源)は、ごく少数の王様に支配されることになってしまいますが。

    2018年5月31日 01:32

  • システムの連携と連鎖と電車の遅延へのコメント

    ガンの転移?

    作者からの返信

    転移とは言い得て妙ですね。

    文中に書いたように、ついエラーの連鎖は「ドミノ倒し」を連想してしまいがちですが、仰るとおり、血管やリンパ液を伝って、思わぬところにひょっこりと顔を出す、「転移」の方が、適切な表現のように思います。

    2018年5月31日 01:27 編集済

  • 所有権という概念の希薄化へのコメント

    なんという禅的スパイラル。

    作者からの返信

    なるほど、「禅的」と言われるとそうかも知れません。
    ただ、欲を捨てるのではなく、欲に駆られた結果としての「無欲化」ですが。
    うーむ、因果応報、なのでしょうか?

    2018年5月31日 01:25

  • 情報の価値をどう計るかへのコメント

    将来は情報それ自体がAI化して、みずから「検索結果」をアピールするのかも……って、もう、そうなりつつあるか。アマよ、俺のことをどこで知った?

    作者からの返信

    ちょっと話はそれますが、人工知能分野でよく使われていた古いプログラミング言語に、「LISP」というものがあります。
    このLISPの特徴の一つに「データとコードの区別がない」ということがありまして、プログラミングコード自体も、データも、まとめて「式」として扱えるので、自分自身を拡張する記述ができるという、とんでもない柔軟性を持った言語です。
    これが人工知能分野の記述に多用されたのも宜なるかな、です。

    『情報それ自体がAI化して』という事象も、データ(知識)と演算(思考)をコードとして区別しなくなっていくAIの世界では、成立する概念かも知れません。

    ユーザーにはウェブの後ろにいるモノがなにか、まったく見分けが付かなくなるでしょうが。

    2018年5月31日 01:23

  • ケーブルとコネクタというトラップへのコメント

    誰だったか小説家が言った言葉で、「人は(へその緒という)管に繋がれて生まれ、(病院の様々な)管に繋がれて死ぬ」というものがあります。また、私は設備屋なので、人の住む場所に管が溢れるほど潜んでいることを知っています。たぶん管に繋がることは人と人の作りしモノの宿命なのでしょう。そして電子規格の儚さとは、「きずな」の儚さなのかも。

    作者からの返信

    意外なほど「システムの全体像」に気を配る人は少ないと思います。

    例えばPCで言えば、付属品のデザインにまで気を配ったのはAppleだけでしたし、他メーカーは作り手側でさえ本体のみしか注力しておらず、電源アダプターやケーブル類はおざなり...それが「利用上は必須のもの」であることは自明であるにも関わらず、です。

    建物の設備なども同じなのかも知れませんね。

    2018年5月31日 01:21

  • ナビゲーションが不動産価格を変える時代へのコメント

    ナビゲーションシステムが人間自身に無意識のストロー効果をもたらす可能性、面白いなと思います。

    屋台向けのGPS機能というと、Uberの技術が使えそうな気もします……と調べてみると、既にUberEatsという似たようなサービスが開始されているようです。

    屋台そのものが動くのでなく配達人がそこかしこにいて店から家まで届けてくれる、というイメージですが、これも面白いサービスだと思います。配達人(=労働者)そのものがストローになる訳ですから。

    作者からの返信

    UberEats面白いですよね。
    とにかく「届けてくれる・運んでくれる」、低コストなら手段や背景は問わない、というのがいまのトレンドだと思います。

    いずれ書こうと思っていたのですがが、こういうストロー効果の影響は、実は生活スタイルや需要「そのもの」を変えてしまうでしょうね。

    例えば、UberEatsで運んでもらうのも、パッケージされたテイクアウトフーズや焼き芋なら簡単ですが、屋台ラーメンだと難しい。そうなると、屋台ラーメンを運びやすくするのではなく、屋台ラーメンを食べて貰えなくなる、という方向に社会が進むと思います。

    そういった「供給に手間のかかる食品」はコンビニフードに置き換えられて、いずれ絶滅ですね。

    2018年5月30日 13:06

  • 機械との競争における勘違いへのコメント

    今現在は人間でなければ作れない物もありますが、将来的に機械がそれもこなしていけば機械にとって人間は必要なくなるはずなんですよね。

    その時、世界はどのような姿かとても興味を惹かれます。

    作者からの返信

    今後は、「人間の得意な仕事」というよりも、「機械の不得手な仕事」がなにで、それがいつまで残るのか、という視点で将来を考える必要があると思います。

    実は拙作のSF小説「シスターズ&メイルズ」で、冒頭に農作業と意思決定の話を持ってきたのは、そういう意図もありました。

    現在技術の延長では、収穫や剪定といったデリケートな仕事は、中々難しいのですが、あの世界ではそれもクリアされている。となると、後は人間のやるべきことは「欲求・目的を持つこと」しかないというわけです。

    果たしていつの日か、機械が「そう目的をプログラムされたから」ではなく、自らの中から欲求を生み出す時が来るのか・・・

    2018年5月29日 19:32

  • 宇宙へ出るための機械生命化へのコメント

    精神と肉体の話ですが、同じ精神でも違う器に適応すれば変質していくと思うので、一つの精神が自己のコピーなり劣化コピーなりで一つを群のようなものを構成するようになる、とかもSFチックかなと思ったり。

    自己は一つである、という考えと全く異なる価値観なので異質すぎるかもしれませんけど。

    作者からの返信

    一つのオリジナルから発生した群体型精神ですね。十分にありえると思います。

    ただ、これも空想の世界なのですが、世代交代などでの変化が十分に蓄積される状態ならまだしも、即時的にデジタルコピーを増やしていくと、精神的に「合わせ鏡の世界」に迷い込んだようになってしまうのではないかと言う気がしています。

    ひょっとしたら、それこそが「新しい人類の精神形態」となるのかもしれませんが...。

    また、生きることに飽きて宇宙に脱出した人たちは、できるだけ異質なものと出会うことを自らの「ミッション」にするのではないかと思うのです。最後にどうなるかはともかく。

    2018年5月25日 16:24

  • 検索結果が生み出す「バイアス」へのコメント

    歴史と言われているからアホ(失礼)には文明や知識の恩恵が実感出来ないのかもしれません。

    知識で知っていても経験すると思っていたのと全く違う!なんて事もあるから人生面白いわけですが。

    作者からの返信

    自分のバイアスに気がついた後、改めて考えてみたのですが、「お箸とサービス」に書かせて頂いたように、『人は、自分の”やりたくないこと”を低く評価する』というのが最も大きい影響かなと思いました。

    つまり、「勉強したくない! 学校行きたくない!」> だから、「必要ない!と思いたい」という思考が根底にあるかと。

    まあ、自分が10代だった頃を思い出すと、あまり批判もできませんが(笑)...

    とは言え、確かにふぁさんが仰るように、歴史という言葉に文明の成立を重ねている人は少ないように思えますね。

    2018年5月24日 19:32

  • シリコン上に保存されたデータの寿命へのコメント

    『ブレードランナー2049』、「なぜ10日間で……」とさりげなく疑問に思っていましたが、物語上の都合ではない一定の理解が得られました。ありがとうございます。

    作者からの返信

    まあ、10日間というのは「極端に言えばあり得なくはない」という感じですが、社会が安全性・信頼性よりも効率至上主義に走れば、そういう可能性はあると思います。(きっと原因はテロでしょうが)

    また、注釈に書いた旧版ブレードランナーの「三次元写真メディア」ですが、あれも映画公開当初は「ありえねー!」と言われていたのに、逆に技術が進んだ昨今では「いずれ実現可能かも...」と言われるようになっているのが面白いです。

    2018年5月23日 01:26

  • 紙の手帳と、デジタルメモもしくはスマー…へのコメント

    もしある程度まで便利に使えるツールがあっても
    『弊社のソフトならデータを簡単に参照したり呼び出したりできます!』
    とかいってその会社のソフトでしか書き込み、呼び出し、加工できないデータになる、みたいな現代あるある使いにくい、使いたくない部分をくっつけられてやってられない事になりそうだと思ってしまった。

    ソフトやツールはレンタルで、みたいな世の中になるといった話から、便利なツールはツール本来意外の部分で足を引っ張る要素(定期課金、余計な広告の表示)があって当然みたいなのが嫌かなと。

    やはり手書きできるメモが最強かもしれません。

    作者からの返信

    >やはり手書きできるメモが最強かもしれません。

    私も個人的にはそう思っています。

    拙作SF小説の方でも、ちょっと触れていますが、「読み取りにテクノロジーが一切いらない」という紙のメリットを電子デバイスが越えることは原理的に不可能ですし。

    ただ、やはり便利さには抗いにくいですよね。
    いずれコラムに書こうと思っていますが、スマホ=個人活動データベースという位置づけになってしまっていますし、メモやノートはともかく、紙の「アドレス帳」を使っている人は、もう何年も見かけません。

    手書きという「行為」に価値を見いだす人がどれくらい居続けるかに、紙ノートの存続が掛かっている気もします。

    2018年5月16日 22:42

  • AIが人間の仕事を奪うかという議論(そ…へのコメント

    私見ですが、私はその「ギリシャ変化」は、とてもスローになると考えています。技術的なものではなく、その変化が気に入らない、あるいは損をする陣営が政治的に阻み、その攻防が一進一退で続くから、という理由です。
    具体的には、敵対者の所有するAIに人権を与えようと試みたり、情報テロ(それがどんなものか想像もできませんが)が行われたりするでしょう。

    作者からの返信

    そうですね。正直、そうなったらいいなとは思う物の、そう簡単に成立するとはやはり自分でも思えません。
    ですが、労働でも消費でも、役割の減少し続ける人間が、どうやって社会を成立させ続けるのか?は、非常に大きな課題だと思います。

    2018年5月14日 02:29

  • AIが人間の仕事を奪うかという議論(そ…へのコメント

    「自分の」仕事は奪われない、奪われることを認めない、という信念からなんでしょうね。雇用とは人権を貨幣化するもの、という現実を見たくないのかも。

    作者からの返信

    仰るとおりだと思います。
    人間は特別な存在であるべきだ、と言う思考が根底にあるのだと感じます。

    2018年5月14日 02:29

  • 本当に情報は「共有」されていくのだろう…へのコメント

    高価である、そして、要求される水準が常にアップし続けるために高価であり続けるだろうと考えると、「神の見えざる手」がAIを最終的に管理するとは思う。
    情報の真の価値は「独占」することで生まれるとするならば、低位の情報が氾濫するほうが高価なAIの所有者にとっては都合がいいのだけど、それが情報の共有化につながるかどうかは、神のみぞ知る。

    作者からの返信

    SNSでの共有という幻想についてはいずれ書くつもりですが、共有という建前で情報(素材)を供出させておいて、実はプラットフォーム側で情報(価値)を独占する、という仕組みは、もうしばらく安泰かもしれません。

    2018年5月14日 02:29

  • サイボーグのメランコリアへのコメント

    O型の血液は著作権フリーですね。

    作者からの返信

    爆笑しました。
    ユニバーサル血液媒体...

    2018年5月14日 02:29

  • アンドロイド/サロゲートと仮想世界(そ…へのコメント

    ボディを用途に応じて好きに乗り換えるというのはまさに神の所業な気がします。
    まるでゼウスが美女を孕ませる為に変身しまくった行為にそっくりです。
    また映画アバターで異星人のクローンボディに意識を移しているシーンなども思い出します。


    それと今回の話を読んでいて、自分が昔から考えていた大きな疑問を再び意識しました。
    それは『精神と肉体は連動する』といった趣旨の話です。
    肉体から解き放たれた時、精神は人間として健全であり続けられるだろうか?
    肉体がないということは三大欲求もなく、欲求のない精神に目的意識の様なものは存在するのか?
    肉体の感覚を記憶している初期はいいが、やがてそれらから乖離して人間と別物になるのでは?
    つまり肉体から分離した精神は分離した時点で人とは呼べぬ完全に別物になってしまうのでは?

    五感などの身体感覚における反応が完全にデジタルなものになれば、感覚というものを失ない、無刺激の日々を過ごすことは大きな空漠で、故に常に精神的刺激を求めるのかもしれない?
    退屈しのぎに命を弄ぶ神みたいに。

    などなど色々なケースを考えてしまいます。
    肉体が精神から分離した時、どのような変化が起きるのか?
    それは精神を肉体的意識を残したまま精神体になるのか。
    精神だけになったときに肉体的からくるあらゆるフィードバックから解放された精神体になるのか。
    この結果は大いに興味が尽きません。

    作者からの返信

    個人的な意見ですが、肉体から離れた精神は「やがて人間と別物になる」と思います。ただし、肉体を「制約だった」と見なすのか、現状を「論理回路に囚われている」と見なすのかで大分違うのかもしれませんが、これは形而上的な問題であって確定できないでしょう。

    別のコラムで書こうと思っていましたが、正直、いまのネットユーザーが抱いている「漠然とした万能感」は、すでに過去の人間の五感に根ざした感覚からは離れつつあると思っています。

    変化が緩やかであれば、誰一人、自分たちが過去の人間とはまったく異質な精神性を持つ存在になっていくことに気づかないかもしれませんね。

    2018年5月12日 22:10

  • ビッグデータ解析は情報の『優生学』にな…へのコメント

    むむっ、なんだか概念的「魂」の必然性が見えてきた気がする。

    作者からの返信

    優生学も経済学も、統計的に物事を扱おうとすると、どうしても「過去の傾向」からしか、物事を計れなくなります。
    そうすると、(未来に何が起きるかを知ることができないので当然ですが)必然的に「目先の利益」でしか判断ができなくなってしまうと思うのです。

    未来に役立つ物が何かを、人は事前に察知することができませんから。

    2018年5月12日 19:50

  • ToDoもしくはGTD、そしてパーソナ…へのコメント

    私が本当にほしいのはテレパシーの使える透明秘書であり、デジタルでそこまで行ってくれるとありがたいのだけど、きっと余計なものが山ほどついた高価なものになるでしょうね……そしてたぶん個人情報はメーカーにつつぬけ。

    作者からの返信

    テレパシーは無理ですが、すでに「思考を読む」(文字通りに、脳内に思い浮かべたワードが何かを外部から読み取る)研究はかなり進んでいるので、今の方向で進むとしたら、「プライバシー」という概念自体を別の物に、すり替えてしまう必要が出てくるかもしれません。そうなると笑い事ではないかもしませんね。

    気がつくと秘書が「嘘発見器」に。

    2018年5月12日 19:48

  • ユーザーインターフェースとヤード/ポン…へのコメント

    すこぶるなスコビルとか…

    作者からの返信

    テクノロジーの進歩で計れる物が増えると、単位が増えるわけですが、「なんカロリー分の運動か?」なんていうのも、いかにも現代社会ならではの単位ですよね。
    これは、「1日で歩ける距離の」の現代版と言えなくもないかも?(利用目的は違いますが)

    2018年5月12日 19:46

  • メディアにおけるAIの扱いへのコメント

    危険な匂いは確かにありますね。現状ですら「AIもアイツが悪いと判断した」というトンデモ報道があっても不思議はないですからね。

    作者からの返信

    ありそうですよね。
    よく分からないまま、よく分かっていないままに利用を進めると、AIもSF映画で良く扱われるモチーフ「プロメテウスの火」みたいな存在になってしまいそうです。

    2018年5月12日 19:45

  • データの所有権を消滅させようとする力へのコメント

    「ユーザの利便性を向上させる」以外のちからは、二通りあると思います。「むこう側」としては囲い込み、「こちら側」としては責任の放棄。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    仰るとおりですね。
    ユーザー側も、どんどん「自分で考えなくて済む」ことに馴らされつつあるようです。逆に、それが停滞に結びつかなければいいのですが。

    2018年5月12日 19:44

  • お箸とサービス(有料)へのコメント

    道具は使用用途に応じて形になります。
    分度器は角度しか測れないように。ものさしが長さしか測れないように。
    その道具が一般化すれば、逆に道具に適した形で準備をするのが当たり前になります。
    この後者の状況の有難さというものこそ、文化や文明の恩恵なのかもしれません。

    箸が万能ならシチューを箸で食して欲しいものですw

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    「道具に適した形で準備をするのが当たり前になる」...まさに仰る通りだと思います。

    日々の生活が、どれほどの「積み重ね」の上に形成されているか、それに思いを巡らす機会は(私自身も含めて)少ないなぁ、と思ったのが、この知人との「お箸に関する会話」での第一印象でした。

    今後もお付き合い頂ければ幸いです。

    2018年5月11日 14:51

  • データの所有権を消滅させようとする力へのコメント

    これは自分も常々感じています。
    商品に対する対価を払っているのに自分の物にならないのはとても落ち着きません。
    賃貸契約など物件の持ち主が常に有利ですし、あらゆるものが所持できず一定期間のレンタルだけだととんでもなく嫌な世の中になりそうです。

    あとメーカーなどのいう言葉って大抵大嘘ですね。
    そんなこといってるユーザーみたことねえ!って何時も思います。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    所有権の喪失は世界的なトレンドなので、その行き先がどうなっていくのかを含めて、今後も考えてみたいと思っています。

    また、いずれ別の話題として書こうと思っていますが、どんなに白々しくても「建前しか言えなくなる世界」の醸成には、テクノロジーが影響している部分もあると考えています。

    今後もお読み頂ければ幸いです。

    2018年5月9日 19:44

  • AIが人間の仕事を奪うかという議論(そ…へのコメント

    夢の未来としては、古代ギリシャ時代の市民階級みたいな左うちわな生活ができたら素敵なのですが。あの時代は奴隷が生活を支えているので、そのかわりに各家庭でロボを飼えて、それが畑を世話したりして生活物資を生み出してくれるような未来があれば、ハイテクなギリシャ人になれたりしないかなーと思ったりします。
    でも、農地や生産設備を巨大資本が独占しちゃって、ロボが世話する無人畑から子供たちが命懸けで野菜を盗むようなディストピアもありそうで怖いです。

    作者からの返信

    個人的には、ハイテクなギリシャ人、という世界も十分に可能だと思います。

    ただ、それが実現するかどうかは、人間が(上から目線とか、選民思想とかではなく)、人類という種全体の総和として、どこまで賢者になれるか? にかかっているとは思いますが。

    そうでなければ、結局、できる地域とできない地域に分かれるわけで、今とあまり変わらない世界ですね。

    移行に失敗すると、別コラムで書いた「AI、CG、3Dプリントによる『大量生産と消費者の時代』の終焉」のような状態になりかねない気も・・・

    2018年5月8日 20:29

  • データの所有権を消滅させようとする力へのコメント

    林檎印のポータブル端末なんて持ってると、旧バージョンのアプリがどんどん抹殺されて、いまでは音楽しか聴けません。借り物じゃないのに!買ったのに首輪と鎖がつながったままなんて!

    リチャード・ストールマン氏がクラウド時代について「武器を手放すなんてアホだ」ってコメントしていた記事を読んだ覚えがあります。スタンドアローンのパソコンが御法度になる時代とか、SFだけで済めばいいのですが。

    作者からの返信

    実は、追々コラムにフリーソフトウェアとGNUあたりのことを書こうと思っていました。
    「マックス・ヘッドルーム」ではTVのオフスイッチが違法でしたが、近い世界になりつつあるように思いますね。
    それに、ハードウェアだけでなく、アプリケーションの寿命やデータの寿命(論理的に)なども、気にする必要が出てきていると思います。

    個人的に「クラウドは正解にあらず」とは思っていますが、年度ごとの収益率がすべてを決める世界では、レミングの群れが海に突っ込んでいくのを止めるのは、難しいと思う今日この頃です。

    2018年5月8日 20:22