なんだかlongbowさんが、シンギュラリティを超えたAIに見えてきました…
実はネットワーク上に存在する情報的人格で、人間の末路を淡々と発信し続けている、という…
SFに浸かり過ぎですね、はい
作者からの返信
>なんだかlongbowさんが、シンギュラリティを超えたAIに見えてきました…
ギックぅっ...!
という冗談はさておきコメントありがとうございます。
(時間順序保護仮説はさておき)もし、未来から干渉してくる何かがいたとしたら、自分が未来人?であることをアピールして療養施設を紹介されるようなことに陥るよりも、ぺちかさんが仰るように「こっそり、そっと、その時代のフォーマットで情報を発信」するだろうと思います。
SF作品で未来からの干渉というと、短編ですがブルース・スターリングとルイス・シャイナーの共著による「ミラーグラスのモーツァルト」が好きです。
干渉した時点で未来は分岐し、別の「枝」へと移るので、どれだけ過去に干渉しても『自分たち自身の未来にはまったく影響が無い』という恐ろしい設定で、未来人達が無責任にヒャッホーしまくるという話ですが、未来の影響を受けた過去の人物達の描写が実にシュールで、さもありなん、と思わされます。
夢の未来としては、古代ギリシャ時代の市民階級みたいな左うちわな生活ができたら素敵なのですが。あの時代は奴隷が生活を支えているので、そのかわりに各家庭でロボを飼えて、それが畑を世話したりして生活物資を生み出してくれるような未来があれば、ハイテクなギリシャ人になれたりしないかなーと思ったりします。
でも、農地や生産設備を巨大資本が独占しちゃって、ロボが世話する無人畑から子供たちが命懸けで野菜を盗むようなディストピアもありそうで怖いです。
作者からの返信
個人的には、ハイテクなギリシャ人、という世界も十分に可能だと思います。
ただ、それが実現するかどうかは、人間が(上から目線とか、選民思想とかではなく)、人類という種全体の総和として、どこまで賢者になれるか? にかかっているとは思いますが。
そうでなければ、結局、できる地域とできない地域に分かれるわけで、今とあまり変わらない世界ですね。
移行に失敗すると、別コラムで書いた「AI、CG、3Dプリントによる『大量生産と消費者の時代』の終焉」のような状態になりかねない気も・・・
編集済
経済活動はAI中心になるとしても、基礎科学の研究は人間がやり続けることになるんじゃないかな
趣味みたいなもんだからな
でも確かに実験してると解析やらスキャンパラメーター設定なんかで奴隷が欲しくなることはよくあるから、そんなところをAIが肩代わりしてくれる世の中になったらさぞ実験が捗るだろうな
作者からの返信
コメントありがとうございます。
そうですね。
乱雑なデータを解析できるようにフォーマットして整えるとか異常値を見つけ出すとか、そういったアシスト的な作業は、やがてAIが肩代わりしてくれるようになるだろうと思います。
かといって、それがどんどん進んでも、人間は「テーマを設定してAIのアウトプットを見ているだけ」にはならないだろうと...。
仰る通り、応用研究では目的ありきですが、基礎研究は好奇心ありき、というか夢や疑問を持つという心ありきなので、人間主導でしか成り立たないでしょうね。
自分たちが「何を知らないか」を発見する、そして、知りたいという思いを抱く、というのが研究の第一歩だと思うので(自我を持つAIが云々〜は脇に置いて)、知識に対する欲求を抱くことが人間の特権である限り、学究は人間がやるべきことであり続けるだろうと思います。