このエピソードを読む
2018年8月11日 09:59
そもそも20年先まで見てプログラムを組むのか?というところもありますよね。
作者からの返信
ご存じとは思いますが、「ムーアの法則」という、大雑把に言うと”18ヶ月ごとにトランジスタの集積率は2倍になる”的な予測が1960年代には提示され、最近までおおよそ、そんな感じでコンピューターの性能は進化してきました。そういう尋常ではないスピード感の中で、正直に言って「は? 20年後?、そんな先のことなんかわかるか!(知るか!)」というのが多くのエンジニアの偽りない心情だったかと思います。ところが、実際に『ゼロから何かを新しく作ろうとする』ようなチャレンジングな人間や企業は本当に少なくて、結果として数十年も前のコードやコンセプトを化粧直ししながら「新登場!」と言いつつ使い続けるという...。最新のmacOS High-Sierraでも、その中核であるカーネル「XNU」の元になった「Mach」は1986年のリリースですから、もう30年以上も前です。そして、過去に埋め込まれていた問題が時々、こうやって顔を出すのですね。
そもそも20年先まで見てプログラムを組むのか?
というところもありますよね。
作者からの返信
ご存じとは思いますが、「ムーアの法則」という、大雑把に言うと”18ヶ月ごとにトランジスタの集積率は2倍になる”的な予測が1960年代には提示され、最近までおおよそ、そんな感じでコンピューターの性能は進化してきました。
そういう尋常ではないスピード感の中で、正直に言って「は? 20年後?、そんな先のことなんかわかるか!(知るか!)」というのが多くのエンジニアの偽りない心情だったかと思います。
ところが、実際に『ゼロから何かを新しく作ろうとする』ようなチャレンジングな人間や企業は本当に少なくて、結果として数十年も前のコードやコンセプトを化粧直ししながら「新登場!」と言いつつ使い続けるという...。
最新のmacOS High-Sierraでも、その中核であるカーネル「XNU」の元になった「Mach」は1986年のリリースですから、もう30年以上も前です。
そして、過去に埋め込まれていた問題が時々、こうやって顔を出すのですね。