第23話

「本当に大丈夫なの?」

「任せて。絶対勝てる」

大翔ひろとくん。桜雪さゆきちゃんを信じよう?」

「う~ん……」


 自身満々なサユにそんなサユを応援するあかり

 それでもやっぱり信じきれない俺がいた。


「ヒロ、どうしたの?」

「いや、なんかいろいろ釈然としないというか」

「じゃあ全部片付いたら説明する」

「本当?約束だからね?」

「うん。約束」


 そう言って小指を差し出してくるサユ。

 子供のころよくやったなぁ……。


 懐かしさを感じつつそれに応じた。


「嘘ついたらはりせんぼんのーます」

「よし!」

「じゃあヒロ、そっちは任せた」

「任された!」

「月、行こう」

「うん!じゃあまた後でね!大翔くんっ!」


 サユと月を職員室に見送った俺は部室にやってきた。


 しょうがねぇ!とりあえずやってやるか!



※※※



「きたわね」

「…………」


 目の前にはゲーマーの目をした竹石たけいし美津子みつこ先生がいる。

 場所が職員室だが、今は先生一人だ。

 何かしたのだろうか。


 それはわからないが、とりあえずわかること。

 それは、わたしはこれからこの人とじゃんけんをして勝たなければいけないということ。


 立会人は月。

 たかがじゃんけん。されどじゃんけん。


 このじゃんけん一つで、部活動の今後が決まってしまう。

 ヒロの方はうまくいってるのだろうか?

 わたしは本当に勝てるのだろうか?


 いや、今はこのじゃんけんに全神経を注ぎ込まなくては……!


「それじゃあ勝負は三本先取。先に三回勝った方が勝者ね。じゃんけん前の宣言はあり。異論はある?」

「ない」

「立会人の風祭かざまつりさんもそれでいいかしら?」

「はい。問題ありません」

「それじゃあルールはこれで大丈夫ね」


 お互いにルールを確認し合い、相手の行動に集中する。

 そして、立会人が開始を告げる。


「それでは、宣言を行う場合は宣言してください」

「わたしは――」



※※※



 俺は部室の扉を開けた。


「来たな。大翔」

「待っとんたんよ」

「お待たせしてすみません」


 俺はそのまま棚だらけの通路(?)を進んでいく。


 たくさんのゲーム機があり、大きなテレビまで置いてあるその部屋は、もう馴染みのものになっていた。


「お二人とも、ゲームの内容は考えてきましたか?」

「おう」

「もちろん」


 二人とも真剣な表情で頷く。


「では、これから"オルゲ"ルールでの対戦を始めます。まずはじゃんけんで先手と後手を決めてもらいます」

「よし!」

「うんっ!」


 眞智まち先輩と久美くみ先輩が向かい合う。

 そして――


「「じゃんけんぽん!!」」


 眞智先輩がパー。

 久美先輩がグー。


「眞智先輩が先手になります。三回勝負となりますが、今回は正式な"オルゲ"のものではないので順位がありません。三回戦に突入しますと本来、序列が下の者がゲームを選ぶことになっていますが、先ほど申し上げたように序列がないお二人ではそのルールが適用できません。よって今回は、三回戦に突入した場合もう一度じゃんけんをしてもらい、勝った方にゲームを選んでいただきます。異論はありますか?」

「ふふふっ」

「あかんよ久美……うふっ……笑っちゃ……」


 このやろう……。

 なんで俺がこんなことをしなきゃいけないんだ……!

 人が真面目にやってるのにこの二人はもう!


「じゃあ眞智先輩。ゲームは?」

「ほな、シャド〇バースでいくわ」

「それでは、準備をしてください」


 二人がスマートフォンを準備する。

 そしてゲームを起動した。


 一応不正がないか確認させてもらってから、席に着いてもらった。


「このゲームではBO3で勝負してもらいます。それでは、始めてください」

「「よろしくお願いします」」



※※※



「それでは、宣言を行う場合は宣言してください」

「わたしはグーを出す」

「じゃあ私はチョキを出すわ」


 わたしの宣言はグー。

 対する竹石先生の宣言はチョキ。

 お互いに宣言通り出し合えばわたしの勝ち。


 でもそう簡単にいかないのがこのじゃんけんだ。

 宣言したら、宣言した手に勝つ手を出せというのが勝つ確率が高いというデータがある。


 これは、例えばグーを出すと宣言した場合。

 相手が信じたなら相手はパーを出し、もし信じないで裏をかいてきた場合はグーを出す。

 ここでこちらが宣言したグーに勝つ手、つまりパーを出すと勝ちもしくはあいこになるというものだ。


 でも今回は相手まで宣言している。

 この理論が通じるのかは微妙なところ。

 それにまだ最初。ここは相手も素直に宣言通りくると読んでわたしも宣言通り出すことにする。


「準備はよろしいですか?それでは、じゃんけんをしてください」


 ついにきた……!


「「じゃんけんぽん!!」」


 わたしはグーを出した。

 対する竹石先生は……。


 えっ……?嘘……でしょう……?


「桜雪ちゃんはグー。竹石先生はパーなので、一回戦は竹石先生の勝ちです」

「まず一勝ね」


 なんで……。

 ここでパー……?


 読みが当たらなかった……。


「さぁ次いくわよ、桜雪ちゃん」

「はい……」


 ごめんねヒロ……。眞智先輩、久美先輩……。


 わたし、この人に……竹石先生に――









 ――勝てないかもしれない。









※※※



 まず、シャドウ〇ースの一回戦目は久美先輩が勝利した。


 このBO3というルール。BOとは「Best of」の略でBO3の場合、最高で三ゲーム行い先に二回勝利した方の勝ちということになる。

 このゲームの場合リーダーというものが存在し、そのリーダーによってデッキの種類が異なるものになっている。


 例えば、リーダーを選ぶ時に"赤"を選んだとする。そうすると、"青"や"黄"などのほかの色のカードは入れられず、"赤"と全部の色に入れられる"白"のカードのみでデッキを作ることになる。


 実際には"エルフ"や"ネクロマンサー"というデッキが存在し、すべてのデッキに入れることにできるカードは"ニュートラル"と呼ばれている。


 その中から二つを選んで、どの種類のデッキを選んだかだけ相手に伝わるものになっている。

 そのうえで、どちらのデッキで戦うかを選ぶ。そして、その試合に勝ったらそのデッキは使用不可になる。残った一つで対戦をして、勝ったらそこで終了となるのだ。


 残った一つで対戦する時に、相手は二つデッキが残っていることになるが、相手はこの二つのうちであれば変更をしてもよい。


 要するに、デッキを勝ち抜けさせていくということだ。


「さ、二回戦目と行こうぜ」

「…………」


 眞智先輩が選んだゲームで勝てそうだから久美先輩は上機嫌だ。

 でも、このまま上手くいくだろうか。


 ゲーム内の先行は眞智先輩。

 カードゲームでは基本的に先行が有利となるが、今回はどうだろうか。


 まずはカードを三枚引き、いらないものを返して、返した分をまた引く。

 そうして最初の三枚……手札が決まった。


 先行の眞智先輩は一枚ドロー。

 ここで「1コスト」のカードを引いた。


「ん……?」

「ふふふ。こらいけるかもしれへんなぁ」


 そのあとも二ターン目には「2コスト」三ターン目には「3コスト」と順番に動いていく。


「おいおいマジかよ!!」


 焦り始める久美先輩。

 そのまま六ターン目。眞智先輩があっけなく勝利した。


「これで一勝一敗。次でこんゲームの勝敗が決まるね?」

「そうだな。負けねぇからな」


 お互いに睨み合う。今にも火花が散りそうだ。

 こっちまで熱くなってくる。


「いくぜ!」

「負けへん!」



※※※



「あらら、負けちゃったわ」

「…………」


 桜雪ちゃんが黙った。

 きっとわかったんだろう。


 竹石先生と桜雪ちゃんのじゃんけん。二回戦目は桜雪ちゃんの勝ちだった。


 


 理由はわからないけど、絶対にわざとだ。

 立会人である私が注意しようにもできないように誘導して話していた。

 それは宣言の時だった。


 桜雪ちゃんは完全に、竹石先生の手のひらの上で踊らされている。


 しかしここで、桜雪ちゃんにさらなる変化が起きた。

 桜雪ちゃんが、左手の指先でくせ毛をいじり始めたのだ。

 自身の頭の左側にちょこんとはねているくせ毛。

 このくせ毛をいじり始めたら、桜雪ちゃんは相手の行動を読み切ったということになるって大翔くんは言っていた。


 ここから、"心眼使いしんがんつかい"の本領発揮となるのだろうか。


「それでは、三回戦目になります。宣言をする場合は宣言をしてください」


 そう私が告げると。竹石先生が不敵な笑みを浮かべた。


「私はチョキを出すわ」


 そして、チョキを出すと宣言。

 桜雪ちゃんはくせ毛をいじったまま動かない。


 ……?

 宣言なしだろうか……?


「桜雪ちゃん、どうしますか?」

「…………」

「桜雪ちゃん……?」

「わたしは、パーを出そうと思った。でも、先生はチョキを出す。これじゃあ負けちゃう。じゃあグーを出すしかない。でも、本当にチョキを出すとは限らない。どうしよう?」

「???」


 私には桜雪ちゃんが何を言ってるのかわからなかった。厳密に言うと、何を言っているかはわかる。何を伝えようとしているのかわからなかった。


「これは困った。さぁ何を出そう?ここは相手が宣言通り出した場合に勝てる可能性が増えるデータに基づいて、パーを出すと予想しよう。じゃあわたしが出すのはチョキ。これで決まり」


 ますます混乱した。

 桜雪ちゃんは考えていることが全部口に出てしまっている?

 でも、私と対戦している時にそんなことはなかった。


 これは一体?


「よ、よろしいですか?」

「いいわ」

「大丈夫」

「それでは、じゃんけんをしてください」


 じゃんけん三回戦目。これに勝利すれば、じゃんけん勝利に王手をかけることになる。


 王手をかけられれば今のところ一勝一敗とはいえ、気持ちに余裕も出てくるだろう。


「「じゃんけん――」」


 竹石先生は何を出し、桜雪ちゃんは何を出すのか。


「「――ぽん!!」」


 竹石先生はなんとグー。

 そして桜雪ちゃんは――









 ――チョキだった。


「…………」

「これで二勝ね」


 竹石先生二勝。桜雪ちゃん一勝。

 竹石先生はあと一勝すれば、桜雪ちゃんはあと二勝すれば勝ち。


 桜雪ちゃんの勝利は厳しい……かな。


 立会人とはいえ、桜雪ちゃんの味方側の私はそう思った。



※※※



 眞智先輩VS久美先輩の"オルゲ"ルール一回戦目、シ〇ドウバースの対戦は、眞智先輩の二勝、久美先輩の一勝で幕を閉じていた。


 自分で指定した得意のゲームで勝つことができて、眞智先輩も一安心だろう。


「では、次のゲームに移ります。久美先輩が指定したゲームはグラン〇ーリスモです。それでは、準備が完了したようなので、レースを始めてください」


 グラ〇ツーリスモはレースゲーム。今回は一つのコースで対戦してもらう。

 CPUなしの勝負で、先に三周した方が勝ちというルールで行ってもらい、これに勝てば"オルゲ"ルールでの一勝を手に入れることができる。


 久美先輩が指定したので、ここは久美先輩が勝ちたいと思っているだろうが、果たして上手く勝てるだろうか。


「いくぜ」

「負けへんから」


 レースが始まった。

 マ〇オカートのようなスタートダッシュやアイテムはない純粋なレースゲーム。

 眞智先輩が得意だというイメージはないが、どうだろうか。


 序盤はやはり、久美先輩が優勢。

 しかし、そのままということはなく、一周目の半分を過ぎたあたりで眞智先輩が追い付いてきた。


 そのまま追い越してしまう。

 お互いに追い越し追い越されたりを繰り返してるうちに久美先輩にミスが起こった。


「しまっ……!」


 車をスピンさせてしまったのだ。これによって久美先輩は大きなタイムロス。


 眞智先輩が独走を始める形となった。

 そのまま二周目に入り、半分まで過ぎてしまう。


 しかし、久美先輩はだんだんと距離を縮めていた。

 ちらりと久美先輩の方を見ると、不敵な笑みを浮かべていた。


 何か、企んでるな?というか、もう策略の中を眞智先輩は走っているのではないだろうか。

 俺のゲーマーの部分が、そう感じ取った。


 そのまま見ているとどんどん距離を詰めた久美先輩が「ふっ」と声を漏らして笑った。

 そして、三周目の半分を過ぎたあたりで、事件というか事故が起こった。


「なっ……!ちょい!なんしはるん!?」

「悪いな、オレも本気なんだわ」


 久美先輩が眞智先輩の車にわざと体当たりをして、スピンさせたのだ。

 なるほど。最初のスピンはわざとか。


 そのまま久美先輩がゴールをした。



※※※



 現在の戦況は一勝二敗。わたしが、負けている。

 そしてもう、後がない。次負けたら竹石先生の勝ちだ。


 負けるわけにはいかない。絶対に。


 くせ毛をいじり続けるわたしを、心配そうに見つめる月が横目でちらっと見えた。


 いろいろなことを我慢し、耐え、生きてきたこのわたしを――









 ――


 そこで得たものは、ゲームに生かされている。

 わたしだって、十五年の人生は歩んできたんだ。今年で十六年になる。

 それに、ほかの人に比べてわたしの人生は濃いものだ。絶対に。


 そんなわたしが、そう簡単に、負けてたまるものか。


 なんのためにここまで来たと思っている。

 なんのためにここでこうしていると思っている。

 すべてはわたしのため。わたしはもう――


 ――負けたくない。


「それでは、四回戦目になります。宣言をする場合は宣言をしてください」

「わかったよ、先生」


 月の言葉にほとんど被さるように話し始めるわたし。


「何がかしら?」


 そんなわたしを不思議そうに見つめながら、でもたしかに警戒しながら首を傾げる先生。


「ここで教える。わたしはグーを出す」

「じゃあ私はチョキを出すわ」


 図らずとも、最初と同じになる宣言。


「それでは、じゃんけんをしてください」


 月の掛け声で始まるじゃんけん。


「「じゃんけんぽん!!」」


 先生が出したのはチョキ。


 対してわたしが出したのは――









 ――グーだ。


「っ!?」

「えっ……!?あ、ここで二勝二敗になりました!」


 無意識でいじっていたくせ毛を触るのをやめ、先生に向き直る。


「さぁ、最後の試合。いくよ?」



※※※



「「じゃんけんぽん」」

「眞智先輩が勝ちましたので、ゲームの選択をお願いします」


 "オルゲ"で一勝一敗になったので、じゃんけんで勝った方がゲームを決めるというルールを実行する。


「パズ〇ボブルで」

「わかりました」


 パズルボブ〇。

 アクションパズルゲームの一つで、バブルボ〇ルというゲームのキャラクターを用いて作られたアーケードゲーム。

 そのアーケードゲームが、家庭用ゲーム機に移植し、続編もいくつか出ている。


 画面の下に、ボールを打ち出す大砲のようなものが設置されており、それを画面上部で列になっているボールにぶつける。ボールそれぞれに色があり、その色を三つ揃えると崩れるようになっている。

 揃えた部分から崩れるので、崩れるボールにくっついているものも同時に落ちていく。

 時間が経つと、画面の一番上に一列分ボールが増え、画面下の線までボールが辿り着くと負けとなる。

 ボールを揃えて崩すと、〇よぷよのように相手にお邪魔ボールを送り込むことができるので、お互いにそれを繰り返して勝利を掴み取るゲームだ。


「「…………」」


 先輩二人が無言になり、緊迫した雰囲気があたりを包み始めた。


「準備ができましたので、始めてください」

「いくぜ!」

「いくよ!」


 ゲームがスタートした。


 お互いにボールを打ち出して、画面上部の列を崩していく。

 連鎖はないが、ボールをたくさんくっつけて、それをどれだけ一気に落とせるかが勝負になってくる。


「くそっ!このっ!」


 久美先輩はこういうのが苦手なようで苦戦しているように見える。


 一方の眞智先輩はすました顔で操作を続けている。


 ちなみにこのゲーム。二本先取になっている。

 先に二回勝った方が、"オルゲ"ルールでの二勝目を得ることができ、晴れて勝者となる。


 そのまま余裕な表情で眞智先輩が一勝した。


 久美先輩のあれが演技じゃなければこのまま眞智先輩が圧勝するだろう。


「二戦目も余裕で勝っちゃうから」

「そうはいくか!」


 二戦目。

 一戦目と同じく、お互いにボールを打ち出していくが……。


「あ、しもた!」

「ラッキー!!」


 眞智先輩がここで痛恨のミス。

 本来打つ場所だったところとずれてしまったのだ。

 こういう小さな操作ミスが敗因に直結する危険性があるのがパズルゲームだ。


 しかもこのゲーム、狙った場所にボールを打つのが難しい。

 壁に跳ね返らせて打ったりといったテクニックも必要になるうえ、ボールがどう進むかという予測線は一切ない。


 しかし――


「は!?なんだよそれ!!」

「負けへん……!」


 ミスをして不利だと思っていた眞智先輩が一気に追い上げていく。

 そしてそのまま――


「よっし!」

「あー!!負けた!くっそぅ……!」


 眞智先輩が勝利した。



※※※



「それでは、五回戦目になります。宣言をする場合は宣言をしてください」


 ここまで二勝二敗。次勝てばわたしたちゲーム部は顧問を得ることができる。

 全ては次の手にかかっている。


「私はパーを出すわ」


 宣言は竹石先生が先。

 わたしはどうしようか。

 相手が本当は何を出そうとしているのか。


読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む読む






 読み切る!!!


「わたしもパーを出す」

「!?」


 竹石先生から動揺が感じ取れた。

 見切られていると悟ったのかもしれない。


 でも、これも作戦のうち。

 冷静さを失った人間は実に単純なもので――


「それでは、じゃんけんをしてください」

「「じゃんけんぽん!!」」

「竹石先生がパー。桜雪ちゃんがチョキなので、この勝負は桜雪ちゃんの勝利です。ここまでで竹石先生が二勝。桜雪ちゃんが三勝です。よって桜雪ちゃんの勝利となります」


 ――データ通りに勝てる。

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