概要
【そしてタイトルが無くなった】残念美人の先輩が名探偵を気取っている問題
(2/3 改稿)
【概要】
ミステリではありません。むしろ桃太郎です。
【タイトルの変遷】
「名も無き物語(仮)」→「名も無き物語」→「」→『』←New!!
【主な登場人物】
・俺……丑寅(うしとら)市内にある私立煉獄(れんごく)学園高等部二年生。
・天照宛南(あまてらす・あてな)……同高等部三年生。自称名探偵。美人。〈無傷の秘剣〉の使い手。
・犬飼宵子(いぬかい・よいこ)……同高等部一年生。〈無形の棍棒〉が変じた弓矢を操る武器マニア。
・雷獣キノ神……大昔、源頼光に討たれたという自称雷獣の末裔。〈無償の金貨〉を所持。別名ニャトラン。
・円卓家の人々……〈無謬の聖杯〉を代々受け継ぐ一族。戌亥(いぬい)山中の豪邸に住んでいる。服飾品に関する奇妙な習俗がある。
・〈記憶屋〉……タロット
【概要】
ミステリではありません。むしろ桃太郎です。
【タイトルの変遷】
「名も無き物語(仮)」→「名も無き物語」→「」→『』←New!!
【主な登場人物】
・俺……丑寅(うしとら)市内にある私立煉獄(れんごく)学園高等部二年生。
・天照宛南(あまてらす・あてな)……同高等部三年生。自称名探偵。美人。〈無傷の秘剣〉の使い手。
・犬飼宵子(いぬかい・よいこ)……同高等部一年生。〈無形の棍棒〉が変じた弓矢を操る武器マニア。
・雷獣キノ神……大昔、源頼光に討たれたという自称雷獣の末裔。〈無償の金貨〉を所持。別名ニャトラン。
・円卓家の人々……〈無謬の聖杯〉を代々受け継ぐ一族。戌亥(いぬい)山中の豪邸に住んでいる。服飾品に関する奇妙な習俗がある。
・〈記憶屋〉……タロット
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!まさにハイブリッドな現代ファンタジーですぜ!
まずタイトルの「『』」からして、そそられます。いったいどんな意味があるのか?
主人公の“俺”は男子高校生。彼が憧れる超美形の先輩天照宛南は、〈無傷の秘剣〉の使い手。
何の因果か彼らは怪異と遭遇し、謎を解いていきます。これだけでも充分面白さを期待できるのですが、さらに物語を盛り上げてくれるのが、宛南に心酔している女子高生の犬飼宵子と、雷獣キノ神なる化け物。
荒唐無稽なファンタジーと思いきや、きっちりとした土台がリアリティを醸し出し、読み進めるうちに登場人物に感情移入していることに気づきます。
ファンタジーにミステリーや伝奇が絡み合い、珠玉の一品として万人にお薦めできます。
個人的には、…続きを読む - ★★★ Excellent!!!実質ノー・タイトルにした作者の気持ちが理解できる。
最初は★2つのつもりで読んでいたのですが、早い時点で★3つモードになりました。
仲間から名前すら覚えてもらえなかった主人公が呟く最後のセリフ。「その日まで、俺の本名は預けておこう」。何とも格好良いですなぁ。
作品紹介文には書いてないので伏せますが、キャラ設定は荒唐無稽です。そのキャラがギャグとコメディの中庸を行く作風を巧みに下支えしています。
凄く大括りに評価すると近似の路線で、高尾つばき氏が「魔陣幻戯」をカクヨムに投稿しています。読み比べてみると、読書の楽しさが倍増します。両作品とも作者のキャラが色濃く出ています。まぁ、実際にお会いしたことは有りませんが。