宇近太助

ーきのう、恋を失くしましたー 王子様の愛を得ることができなかった人魚姫は夜明けと共に泡になるはずだったが……。 これは迷いと葛藤と……そして……心の再生の物語。

高校に行けない。 アルバイトも続かない。 ふつうのことができない。 朝がくるたび、目がさめてしまったことに落胆して。落胆する自分がよけいみじめに思える毎日。 従姉から電話がか…

【書籍化】【カドカワ読書タイム　恐怖はＳＮＳからはじまったアンソロジー書籍収録作品】２０２０年８月２８日発売。電子書籍も同時発売。 最高の死ぬまでの時間を俺は求める！！ 自殺…

昨日のわたし、今日のわたし。明日のわたしは何処に行くのか。時には膝を折り、時には立ち尽くして、それでも歩き続ける。空を見上げて月を見つめて、少しでも優しいものになりたくて…。

『カクヨム3周年記念選手権～Kakuyomu 3rd Anniversary Championship～』参加用です。 私は待ち続けている。カップ麺を食べる、ただそれだけのため…

その青はどんな物語を秘めているのでしょう。同じようで違う色々な青。色シリーズ第一弾、青から青へと繋がっていく物語。 色シリーズ第二弾◇｢赤にまつわる物語｣‪ 《赤にまつわる想い出…

【キミラノ二次創作　ストーリー部門金賞受賞作】 https://kakuyomu.jp/info/entry/kimirano_fanfiction_contest_result…

中学三年生の夏休み。半田圭司は、数学の宿題ノートに、見慣れない文字が書かれていたのを見つけた。 ――ぼくはころされた 薄く端正なその文字を見て、不思議と怖くはなかった。 誰に…

カクヨムしりとり企画 https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054889667307 キーワード【虫 or 昆虫】

でも、これもまたなんでもない日常 だったりするのかもしれない。

ふと思いついて、テンションのままに書き上げた短編です。 大切な相棒とのお別れを描いた、少し切ない話ですが、良かったら…。 ―SNS上で、あるフォロワー様と話してインスピレーシ…

しりとり企画 https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054889667307 キーワード【スープ】

「カクヨム3周年記念選手権～Kakuyomu 3rd Anniversary Championship～」 お題目の為、書き下ろしました。 ついに8日目、お題は「３周年」 …

争いに支配され、文明が滅んだ世界。負傷して森の中に逃げ込んだ１人の兵士の目の前に、それは突如現れた。 古めかしくも立派な神殿。 意識が途切れそうな中で、兵士はその神殿の主である…

今日もこの町は平和だ。 なぜなら、この町ではあいつが目を光らせている。 そいつは誰かって？ それはね―― ※私のメイン作品『刻旅行』で、記念すべき100件目の応援コメ…

【第七章まで完結】【現在不定期更新？】 　2019年4月 　新元号『令和』が発表され、もう少しで終わろうとする平成の時代。 　千葉県船橋市在住の高校1年生、影地令（かげち つかさ…

尾山祐介と姫宮幸奈は幼馴染である。 小さい頃は大の仲良しで、何をするのも一緒で結婚の約束をするほどの仲良しだった。 だが、いつからか二人は近い距離にいるのに疎遠状態になってしまい…

『月十夜　掌編集』（https://kakuyomu.jp/works/1177354054888874071）のスピンオフです。 「機械の見た月の話」「雨上がりの月の話」に登…

家の近くをうろついているノラ猫を、とある企画の百文字課題で「猫」お題で書いてみました。 いつもいつも、こいつは家の庭をなんだと思ってるのか…… 多分こう思ってるんだろうなって…

夢月七海さん主催の自主企画、『同題異話・三月号』に参加しています。 ２作品目になります 前のとタッチを変えました。

線路沿いの散歩道。 そこがあたしの散歩道。長年この街に住んでいるあたしは、この街の事なら何でも知っている。出ていく者、入ってくる者。それらをずっと見守ってきた。 最近になって、急…

短く短く、書いていきます。 だいたい、100字から300字程度がいいですね… それよりオーバーしたら…お許しを

十年以上ともに過ごした時間が、ほんの一瞬でおわった。 どうか、どうか―― 彼の今とこれからが、少しでもやさしい世界でありますように―― ※本作は以下の掌編の姉妹編となってい…

学年一美少女高嶺さんはデブボッチの思井くんのことが大好き。恋人関係になった途端、彼女は思っていた以上に大胆で迫ってきて……！？ 一緒に登下校したり、お昼を食べたり、お家デートした…

言の葉同様2010〜2011年頃に書いておりました。 ※暦編の『うづき』とか『みなづき』とか、本来は〝づ〟であるのだけど〝づ〟からはじまる言葉なんてほとんどないので、濁音ではな…

クリスマスにやきとり屋でデートしたい彼女と戸惑う彼氏――と、それをちょっとおかしなテンションで見守るお姉ちゃんのお話。

隠せといわれても、そもそもなにをどう隠せばいいのかわからないから―― （今回も小ネタです。スミマセン） 大地鷲さんの自主企画『第4回　読ませて！　横暴編集長！』参加作です。 …

200文字未満の小ネタです。 大地　鷲さんの自主企画『第3回　読ませて！　 横暴編集長！』参加作です。 https://kakuyomu.jp/user_events/1177…

　ある地方都市のバス停で、吉田は少年のような見た目の青年と出会った。 【関連作リスト】 　本作からはじまった失恋男子と片想い女子シリーズのインデックスですが、話は独立している…

おばあちゃんがいてくれたから、さびしくてもがまんできた。 そのおばあちゃんが、もうすぐいなくなる――。 夢月七海さんの自主企画『同題異話・三月号』に参加させていただきました。…

そういうことはおまえ……生きてるうちに言ってほしかったぞ。おれも……死ぬ前に言っとけって話だ。 【関連作】 ヒロイン目線の後日談的オリキャラポエムです。 『うそつきな先輩』 h…

（児童虐待についての表現があります。苦手な方はご注意ください） 元刑事のなんでも屋、治のもとに今日もまた甥っ子がトラブルを運んでくる――。 全四話（+あとがきらしきもの） …

これは出会いの物語り。 聖剣とその所有者となる者達が、初めて会った時の話。 この後に投稿する『聖剣の暗殺者』の外伝的なお話を短編にしてみました。

『カクヨム3周年記念選手権』用に書いたKAC作だけで10本。どうしても場所をとってしまうので、KAC1のフクロウじいちゃんの話に加えるかたちですべて集めました。連作になっています…

　わたしが個人的に好きだったり、印象に残ったりした作品をたまに紹介しています。ついでに自作の宣伝とカクヨム活動記録的なあれこれ。 ※紹介作品は、すべてわたしの好みによるものです…

江戸から90里ほど離れた70万石を誇る奥州藩。 見た目は異国風の謎の白銀童女と武士の家系に生まれながら、派閥争いに巻き込まれ、義賊になった若者はイケメン揃いの仲間とともに幼馴染の…

彼女の手は皺だらけでカサカサで。だけど、ちいさくて、かわいくて、とても働き者の手だった。 『第5回　読ませて！　横暴編集長！』参加作です。 https://kakuyomu.j…

アドバイスをいただき、 近況ノートのものを移動しました。 自分で言うのも変ですが、私が好きなモノばかりです。 よければ。ぜひ。

――ごめんとはいうまい。あの子はまだ気づいてなくて。あたしは彼のことが好きで。そして、あたしにチャンスがあるとすれば、それはたぶん『今』だけだから。 【関連作】 お話としては…

・心象風景や哲学っぽい匂いの詩。 ・思い出とかノスタルジーとか。 ・「ここではないどこか」な感じの詩が多いかもです。

まぁ、ミホがしあわせそうだから、同居だけは認めてやらんでもない。が―― 【関連作】 こちらは、ミホとシロマル（猫）が出会った日のお話です。それぞれの話は独立しているので、特に読…

自分ではまず思いつかない設定なので、ためしに書いてみました。 ※後半ちょっぴり加筆修正しました(2019/2/18) 一田和樹さんの自主企画、シェアードワールド『等価交換肢　血…

都内某所。息をひそめるように佇む古書店がある。様々な書物が乱立する店内の奥に、玉兎庵という小さな部屋がある。そこに住みつく紙魚と店の主人が紡ぐ、あやかしと人間の物語り。

最愛の人をなくした彼女。 ｢いつまでも、私はあなたを愛しているわ。｣ そう心に決めて、彼女は生きた。

戦国時代風ファンタジーものです。 戦国乱世の怨念が降り積もり、ついに根の国からの侵攻を導いてしまう。その世界では、物の怪、妖怪といった者たちだけでなく、その妖気にあてられた獣も…

　基本暗めなネガティブ系の物語。 　学校に行けなくなった小学生（「友だち」）とか、ハッピーエンドが嫌いな作家（「ハッピーエンド」）とか、友人に自殺された男（「つもりはつもり」）…

　親友の結婚式で、紗菜子は五年間つづけてきた不毛な恋に終止符を打つことを決意する。生まれたときから兄妹のように育ってきた幼なじみの忍が協力を申し出て、『その日』を迎えるが――。 …

あなたは、卒業する側ではなく、卒業を見送る側に立ったことはありますか。いずれ卒業生となる在校生ではなく、ずっと送り続ける教員側に。

　ほっとしている自分がいた。よろこんでる自分がいた。自分の気持ちを、いやでも自覚した。そして――罰があたったと思った。 【関連作リスト】 　失恋男子と片想い女子シリーズのイン…