子鬼のつぶやき

作者 にぎた

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★★★ Excellent!!!

繊細な主人公、半田圭司はノートに「――ぼくはころされた」と書いてあるのを見てしまい……。
圭司はそれを書いたお化けの正体を探るが、なぜか彼の身の回りは不幸が重なっていく。
その不幸はお化けのせいなのか?
果たして、お化けの正体は?

これだけ読むとおどろおどろしく感じるかもしれませんが、決してそんな事はありません。
最後まで読めば主人公の印象がガラリと変わります。
ちなみに、僕もお化けの正体を考えてみましたが、すべてハズレてました。
正体をああでもない、こうでもないと考えながら読むのもオススメです。

★★★ Excellent!!!

数学の宿題ノートに「――ぼくはころされた」という、見慣れない文字を見つけた半田圭司少年は、文字を書いたお化けの正体を暴くために捜査を開始する。

少々問題を抱えている半田家の内情や、それに悩む圭司。
お化けからの「――ぼくはころされた」というメッセージも相まって、不幸な結末を迎えてしまうのではという不安が当初は付き纏うかもしれませんが、読了後の印象はまた違ったものとなります。

ネタバレとなってしまうので内容についてあまり多くは語れませんが、一つだけ言えることは、この一件を機に、圭司少年は大人へと一歩近づいたということでしょうか。

本編読了後のエピローグは必見です。